14日スタートのドラマ「ギネ 産婦人科の女たち」を視聴した。

このドラマは岡井崇原作ノーフォールトをドラマ化した作品で

少子化などで産婦人科医が不足する中で奮闘する

産婦人科医の過酷な勤務の姿に、

生命の誕生と死の境目で奮闘する医師と看護師たちの姿が

描かれているストーリーである。

少子化や医療制度の改正により医師不足と言われて久しいけれど、

特に産婦人科医は激務に次ぐ激務の中で生命誕生の場と

生死の場で命を繋ぐために奮闘する姿と医療現場からの

SOSを感じるドラマとなっている。
誰もが通った道である母体から産まれてくる私たちだけれど、

そのお産現場では深刻な医師不足による激務の中で

生命の誕生のために働き続けている。

当直当たり前、そして3日間不眠不休で働き続ける

医師たちの姿には本当に何時倒れてもおかしくないほど過酷の連続だ。

それ以上に最も産婦人科で問題なのは医療訴訟による問題もある。

過酷さらに訴訟のリスクの中で医師看護師は闘っている。

これは医療現場の戦場という姿そのものだし、

その過酷な現場で24時間闘い続けなければならない

深刻な医療現場の人員不足・・・

その問題に向き合いながら本当に今日本がチェンジしたからこそ

必要な現場なのだという事を認識し一石を投じるドラマになるだろう。

その中で凄腕の女医と新人男性医師の成長する姿に、

産婦人科で奮闘する女たちの闘いをレビューしていきたい。

キャスト

柊奈智演じる藤原紀香

玉木聡演じる上地雄輔

桧口涼子演じる板谷由夏

嶋えりな演じる本仮屋ユイカ

瀬川一代演じる内田有紀

君島紀子演じる松下由樹


他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

聖修大学医学部附属病院に勤務する入局5年目の産科医・柊奈智。

産科医長・君島紀子と共に帝王切開手術を担当していた夜、

事故で負傷し陣痛が始まった妊婦の搬送要請が入る。

他のオペやハイリスク分娩も進行しており、

君島はとても受け入れられる状態ではないと判断するが、

奈智は独断で引き受ける。

そのせいで産科は大混乱し、桧口涼子ら、

在宅の産科医たちが緊急に召集され、産婦人科医達は、

不眠不休で赤ちゃんを取り上げることに・・・。
 
翌日、入局初日の新人産科医・玉木聡、嶋えりなが、

加わったミーティングで、

勝手に救急患者を受け入れた奈智の行動が問題視される。

主任教授・須佐見誠二郎と共に会議に出席した

顧問弁護士の瀬川一代は、奈智の行動が、万が一の事態を招いた場合、

1億円以上の高額訴訟になる可能性があると注意。

しかし、奈智は周囲からの怒りの視線にも、表情ひとつ変えない。

医局長の藤木敦士の指示で、奈智は玉木の、

桧口は嶋の指導医になる。

しかし、奈智は玉木を指導するどころか、完全に無視。

玉木は、口を利いてもらえないまま、

入院患者への説明や外来診察を行う奈智についていく。

入院患者たちの噂によると、昨年、奈智の指導を受けた新人は、

わずか2日で“逃亡”したのだとか。

何も教えてもらえず、食事をとる間すらない玉木は、

桧口から指導を受けている嶋がうらやましい。

奈智は、双子の胎児の成長に異常が生じる、

双胎間輸血症候群の妊婦・南友子を担当していた。

二人の子の大きさに差があり、このままお腹の中にいれば、

両方の子が危険な状態になってしまうのだという。

奈智や君島は、すぐに帝王切開が必要だと説明するが、

南は夫に相談しなければ判断できないと答える。

しかし、南の夫は、子供が2人とも後遺症なく健康に

成長する確率が10パーセントと知り、

「健康な子供しか欲しくない」と死産を希望。

夫の言葉を黙って聞いている南に、

奈智は命の重さを訴えて子供を救うよう迫るが、

そんな奈智に南の夫は反発する。

その夜、玉木はさっそく当直。

夜中に、婦人科に入院していた八木祥子の容態が急変する。

婦人医長の榎原浩史と共に、奈智と玉木も対応に当たる。

翌日、腹痛を訴える妊娠37週の妊婦・徳本美和子が、

夫の慎一、娘の優美に付き添われて搬送されてきた。

以上日テレギネ産婦人科の女たちHPより


今回は当直の夜に手術と事故による急患が

運ばれてくるところから始まった。

人員不足の中でギリギリの中で患者を受け入れているけれど、

特に妊婦の急患に関しては麻酔医や外科医と産婦人科医が

揃わなければ色々な対処ができない現状を冒頭で描いている。

スタートから緊迫の現場の連続に、医師の過酷さを痛感した訳だが、

当直後の会議で受け入れ態勢を超えた中で受け入れた

柊の判断を問題視された。

病院も訴訟されてしまってはただですら苦しい運営体制なのに、

その重荷を背負ってしまうのは避けたい。

でも中には1つの命を救いたい医師たちもいる。

本音と建前の難しい現実を描かれたところで、

新人医師が配属されてくる。

柊に配属された玉木は何も語らない柊に手を焼く。

普段から寡黙な柊は誰もが手を焼いていただけに

新人医師が下につくそのものが相当厳しいものだった。

ただそれは産婦人科の過酷さを考えれば序章に過ぎなかった。

とにかく柊のスタイルは一切教えない。

逆に捉えれば観て実践で覚えろというタイプだ。

こういうタイプは本当に実践の中で自分のポジションを

見つけて対応できるようになれば柊も確り受け入れるだろうけれど、

新人の玉木には何もさせてもらえず、

診察も一切拒否するように言われる始末だ。

ある若い患者が来たけれど、

確かに避妊もできない奴が中絶なんてさせること事態

そもそも責任のない奴だという事だ。

まあこれはそういう事に無知な人が悪いし、

それで命を捨てるような事そのものが

父親になる資格すらない人だという事だ。

女性の妊娠はそれだけ一生に関わる事だという事を

確り認識しなければならないだろう。

話は医療現場に戻るけれど、

医療現場では必ず生命の誕生があれば死もある。

誰もが健康そのもので産まれてくる訳じゃない

という事を確り理解しなければならないし、

どんな子供でもその子供は自分の子供という事の

覚悟をしなければ父親と母親になってはならないのかもしれない。

どんな子供でも自分の子供なのだという自覚が必要だと

いう事を1つの夫婦の決断の中で知るのだった。

障害を持つ可能性の%を言われてしまうと

なかなか覚悟できないのも解らなくないけれど、

未熟児で産まれてきた子を観ると

それだけ自分の子供じゃない気持ちにさせてしまう。

どうしてこの子だけ・・・

でもそれは時間が解決してくれる事だとも

感じるがそれには時間を要する・・・

そして耐えられなくなった玉木は病院を出ていくが、

そこで偶然産気づいた妊婦を発見してお産に当たるが、

まだ自分の力でできない事と、

柊のあの言葉が過って逃げずにお産に向き合った。

ここで初めて柊に連絡して柊は初めて玉木に処置の指示をしたのだった。

やはり医者である以上適切な指示をしたまでなんだけれど、

そこには命を救いたいという想いがあるからこそであり、

実践でしか学べない事を玉木も初めて知るのだった。

患者は病院に搬送され、そこで帝王切開を試みるが、

大量出血で心肺停止状態になり、

玉木が懸命に心臓マッサージをするが、

そこで柊が玉木を弾き飛ばして妊婦を無事救うのだった。

勉強するのも確かに大事だけれど、

それは全て実践でできなければ意味をなさない訳で、

これから玉木は柊の実践の中で医療を覚えていく事になるだろう。

次回は子宮内膜症の手術によって子宮を摘出する事になった

症例について柊はどう立ち向かいそしてどう生きる事を諭すのか?

その闘いから目が離せない。

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