14日サッカー国際親善試合キリン・チャレンジカップ

日本対トーゴ戦が宮城スタジアムで行われ

5対0で日本がFW岡崎のハットトリックと

FW森本の代表初ゴールなどで圧勝した。

試合は前半から日本が時差ぼけ状態のドーゴに襲いかかり

前半5分MF遠藤のクロスをFW岡崎が決めて先制すると、

前半8分にはCKからFW岡崎が決めて2点目を上げると

前半10分に競り合いからFW森本が鮮やかな代表初ゴールで

10分で3点をリードして終始ドーゴをサンドバック状態

にしたまま前半を終了した。

後半になっても日本の攻撃は緩まず、

後半20分にFW岡崎がハットトリックを達成して

リードを広げると最後は後半40分MF本田のゴールで圧勝した。

これで日本は今年ホーム最終戦を終了して残りアウエー戦を戦う。
来日当初からドーゴは2軍メンバーという話もあったし、

時差ぼけが殆ど獲れない状態での来日だったので

最初からある程度日本が圧倒的に攻勢状態になる事は想像できた。

それ以上にこの試合を観る限り練習試合の延長戦という感じがあり、

強化試合という感じは全くしなかった。

私がこの時期に昨年UAEとの強化試合を観戦したけれど、

あの時の方が予選寸前だった事もあり両チームとも

真剣に対戦していた印象が強かっただけに、

直前に大事なゲームを控えてないとあまり意味合いのない

試合が展開されやすい。

その中でも得点を上げた岡崎、森本、本田は

今後に繋がってほしいと思う試合だった。

日本代表のフォーメーションは4−4−2(4−2−2−2)

GK川島

DF

右SB徳永 CB中沢 CB闘莉王 左SB長友

MF

ボランチ長谷部 遠藤

右MF中村俊輔 左MF中村憲剛

FW 森本 岡崎

FWはU-23にも選ばれた経験のある岡崎と森本の2トップでスタートし、

サイドバックには東京コンビが入った。

試合は前半10分で決まってしまった。

前半5、7分にFW岡崎が、前半10分にFW森本が決めたら、

あとは日本の攻勢シーンの連続でドーゴを圧倒して前半を終了した。

後半になると右SBに内田、左MFに本田、FWに大久保を投入した。

そして後半20分にFW岡崎がハットトリックを決めると、

後半40分にMF本田が確りゴールを決めてこの試合を締めた。

正直練習試合並みの試合展開をしてしまった感じだし、

これがアウエーで本当に強い相手に

このスコアなら納得するところだが、

相手が好条件で戦ったらオランダ戦のように

ガス欠して終わる可能性が強いだけに、

この試合では走る事を重点に置いたらしいが、

今のサッカーではまず終盤の悪夢を招きかねないサッカーだし、

本当にこのメンバーを活かすなら確り

攻守のメリハリをつけなければならない。

90分確り考えてプレーしなければならない訳で、

走るだけで勝てるようになるなら誰も苦労しない。

この試合である程度ハッキリしたのは森本と本田のプレーの質は違い、

それに欧州組がプレーに加わる事で前線と中盤は

確りした戦いが展開できると思う。

疲れてきたところに中盤に運動量のあるMFを投入する事で

私は十分解決を図れると思う。

ただ走るだけなら無駄走りになりかねないだろう。

サイドバックは東京コンビが先発したけれど、

内田や駒野が故障した時にオプションを増やす選択しが

あって良いと思うのでサイドバックは幅が広がった。

これで今季のホーム戦は終わったけれど、

ホームで戦うよりアウエーで鍛えられた方が今の日本には良いと思う。

次の南アフリカ戦こそ本当に今の日本の実力を試されるだろう。

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