11日サッカー天皇杯09トーナメント2回戦が各地で行われ、

アルビレックス新潟はアウエーテクノポート福井スタジアムで

地域リーグ関西リーグ2部所属で初出場の奈良クラブと対戦し

3対0でFWエヴェルトン・サントスの2ゴールなどで圧勝し

3回戦に駒を進めた。

試合は前半から新潟が終始圧倒し続け、

前半6分FWエヴェルトンのゴールで先制すると、

前半13分にもFWエヴェルトンの連続ゴールで突き放し、

前半43分FW矢野のゴールで3点リードで前半を終了した。

後半になると守備を固めた奈良からゴールを奪えなかったものの、

終始ゴールを狙い続けてそのまま終了し、

新潟は順当に3回戦に進めた。

これでアルビレックス新潟は2年連続初戦突破を決めて

3回戦では横浜FCとロアッソ熊本の勝者と対戦する。
各地で波乱が起きている天皇杯2回戦だけれど、

新潟は千代反田、内田、大島以外はベストメンバーで構成し

サブの選手を上手く使って勝利した。

次の試合まで1週間空くのでベストメンバーでも良いところだが、

アマチュア相手という事で

ベテランの千代反田、内田、大島は先発せず、

これから出場停止を睨んだメンバーで戦った。

FWについては1度は試したかった

矢野とエヴェルトンの2トップだけれど、

確かに違ったタイプの選手を試す上では

天皇杯は公式戦では絶好の場であるし、

ACLを狙う上でこれから出場停止になった時に

どう対処するかが1つのポイントだった。

試合内容という以上にこのメンバーで

何か問題なくプレーできるかがポイントだった。

それがDF陣になると右SBの内田が

次累積を受けると2試合出場できない。

そう考えると右SBの控えをどうするかがポイントだが、

今の新潟としては右SBには松尾と酒井で十分補えるし、

左SBもジウトンが累積で2試合になった時には中野が控えているし、

CBもこの試合では久しぶりに中野が入ったけれど、

怪我に癒えれば千葉がいるのでその点をふまえての

中野と松尾の起用だっただろう。

FWも大島が思うように得点を取れていない事を

考慮してエヴェルトンをこの試合で起用したと観た方が良い。

次の浦和戦ではやはりFWの決定力を必要とするだけに

エヴェルトンのこの試合の2ゴールはある意味

次の浦和戦へ向けて意味のあるゴールと言えるだろう。

浦和が社会人チームにまさかの初戦敗退という大波乱もあり

天皇杯もそれなりのメンバーで戦わなければ

足元を取られるのは私も2年前の天皇杯初戦で

観戦して痛感したけれど、

アマチュアだからといって甘く観ると痛い目に遭うし、

格下だからといって挑むとどちらがJ1なのかわからない展開になる。

そこは確り肝に銘じて戦えば次の3回戦も確実に勝利して

4回戦に進む事ができるだろう。

トーナメントを見ると次に勝利すると

4回戦はモンテディオ山形か湘南を撃破した明治大になるけれど、

山形が敗れるようだと新潟もうかうかしていられないだけに

油断だけはしないでほしいところだ。

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