9日サッカー国際親善試合日本対ガーナ戦が
アウエーハルヘンバールト・スタジアムで行われ、
4対3で日本が3点ビハインドから
MF稲本の1アシスト1ゴールで逆転して
オランダ遠征1勝1敗で課題とグループリーグ突破へのカギを手にした。
試合は前半はガーナのスピードとフィジカルの前に組織的守備で対抗し、
日本はポジェッションを高めてゴールに迫るが
精度を欠いてゴールは遠い、
そして前半30分CKからDF長友のファイルでPKを献上し、
FWジャンに決められ先制を許すとガーナの速いスピードに
苦しみ前半を終えた。
後半になるとガーナはロングボールから
チャンスを掴み後半2分FWジャンが決めて2点リードを許した。
しかし日本も次第に中盤の支配率が上がり、
後半8分MF中村憲剛のゴールで1点差とするが、
後半21分ガーナはFWアモアの抜け出しを防げず
3点目を献上してしまった。
しかしここから日本は盛り返し、
MF長谷部に代わって入ったMF稲本が
中盤の攻守で実力を見せつける。
そしてMF中村俊輔、FW前田に代わって、
MF本田、FW玉田を投入すると流れが変わり、
後半33分左サイドを突破したDF長友のクロスを
FW玉田が決めて1点差とすると
その1分後MF稲本のクロスを
FW岡崎のヘッドで同点に追いつき、
この勢いのまま後半38分中盤で崩したところを
MF稲本のミドルシュートが決まって
逆転に成功した日本がこのまま逃げ切り
日本はオランダ遠征1勝1敗で終えた。
これで日本は課題とグループリーグ突破へのカギを
持って次の強化試合に挑む。
アウエーハルヘンバールト・スタジアムで行われ、
4対3で日本が3点ビハインドから
MF稲本の1アシスト1ゴールで逆転して
オランダ遠征1勝1敗で課題とグループリーグ突破へのカギを手にした。
試合は前半はガーナのスピードとフィジカルの前に組織的守備で対抗し、
日本はポジェッションを高めてゴールに迫るが
精度を欠いてゴールは遠い、
そして前半30分CKからDF長友のファイルでPKを献上し、
FWジャンに決められ先制を許すとガーナの速いスピードに
苦しみ前半を終えた。
後半になるとガーナはロングボールから
チャンスを掴み後半2分FWジャンが決めて2点リードを許した。
しかし日本も次第に中盤の支配率が上がり、
後半8分MF中村憲剛のゴールで1点差とするが、
後半21分ガーナはFWアモアの抜け出しを防げず
3点目を献上してしまった。
しかしここから日本は盛り返し、
MF長谷部に代わって入ったMF稲本が
中盤の攻守で実力を見せつける。
そしてMF中村俊輔、FW前田に代わって、
MF本田、FW玉田を投入すると流れが変わり、
後半33分左サイドを突破したDF長友のクロスを
FW玉田が決めて1点差とすると
その1分後MF稲本のクロスを
FW岡崎のヘッドで同点に追いつき、
この勢いのまま後半38分中盤で崩したところを
MF稲本のミドルシュートが決まって
逆転に成功した日本がこのまま逃げ切り
日本はオランダ遠征1勝1敗で終えた。
これで日本は課題とグループリーグ突破へのカギを
持って次の強化試合に挑む。
アフリカ勢特有のスピードに苦しんだけれど、
こういう相手と今まで対戦してこなかった事が
この試合では大きく出てしまった。
守備面からいうとまず無理なプレスは
オランダ戦より減ったけれど、
その分サイドバックの攻撃参加の時にカバーする
ボランチの動きが遅かったり、
カバーできなかったりした点があった。
ただMF稲本が入ってからそれは解消されただけに、
ボランチの攻守とカバーにおいて何が必要なのかを感じたし、
アフリカ勢との対戦ではボランチの守備力がキーポイントとなる。
一方攻撃面ではやはり攻撃的MFのミドルシュートがカギを握る。
FW玉田と岡崎のゴールは確かに収穫だったけれど、
この試合では強豪と対戦する時には
MFのミドルシュートを打てるかどうかがポイントだったと思う。
そんな感じでこの試合を振り返りたい。
日本代表のフォーメーションは4−4−2(4−2−2−2)
GK都築
DF
右SB駒野 CB中沢 CB闘莉王 左SB長友
MF
ボランチ 長谷部 遠藤
右MF中村俊輔 左MF中村憲剛
FW前田 岡崎
前回のオランダ戦からシステムを
1トップから2トップに変えてスタートした。
試合は序盤は前回のオランダ戦を反省し
無理なプレスを減らした日本はガーナの身体能力と
スピードに組織的な中盤の守備で対抗する。
日本も中盤のポゼッションからチャンスを掴み
シュートを放つが尽く枠を外してゴールが遠い。
そして前半30分CKからDF長友がファウルを取られ
PKを献上してしまいFWジャンに決められ先制を許すと、
日本はガーナのスピードに苦しんで前半を終了する。
アフリカ勢の特徴は身体能力を活かした
スピードと個人技なので戦術的には
ロングボールで単調になり易いのが特徴だ。
後半になるとアフリカ勢特有の攻撃が炸裂する。
後半2分GKからのロングボールから
FWジャンに決められ2点目を献上してしまう。
今の日本代表のDFはスピードがないので
こういう場面ではボランチとCBが
上手く連携して抑えなければならなかった。
そして日本はここから反撃に転じて
後半8分MF中村憲剛のシュートが決まり1点差とするが、
ガーナもまたも後半21分ロングボールから
FWアモアに決められ2点リードを再び許す。
しかしここから日本はボランチに長谷部に代えて稲本を投入し、
中村俊輔に代えて本田、前田に代えて
玉田を投入すると流れが日本に傾き、
DF長友のクロスをFW玉田が決めて1点差にすると、
後半34分にはMF稲本のクロスから
FW岡崎のヘッドが決まって同点に追いつくと、
勢いのままガーナを攻めて後半38分
MF稲本のミドルシュートが決まり逆転に成功する。
試合はそのまま終了し日本はオランダ遠征1勝1敗で終えた。
この試合ではやはり経験の必要性と
FWの組み合わせの重要性が試合を通じて感じた試合だ。
まずFWだけれど、この試合では
2トップの組み合わせだったけれど、
玉田の1トップだった時より玉田は2トップで出場した方が
彼の持ち味が活きる事を再認識した。
元々スピードスターの玉田ではポストプレーを
必要とする1トップでは活きなかった。
むしろ1トップで入るなら前田か
この遠征では怪我で召集されなかった森本の起用がベストだろう。
そして2トップの場合は長身FWとスピードある
FWの組み合わせが1番なのだが、
この試合では3パターンを組んだものの、
どれも決定的な組み合わせはなかった感じだ。
確かに玉田と岡崎のコンビは面白いかもしれないが、
どちらもスピードを持ち味とするだけに
前線の高さが無くなってしまう。
1番悩めるのはMFだけれど、
中村憲剛の動きは確かに魅力だけれど、
個人的には1トップの時の攻撃的MFの3枚は
中村俊輔、松井、本田の3枚の方が
攻撃的なバリエーションが広がると思う。
中村憲剛は後半からのスーパーサブの方が
相手にとって脅威だろうし、
何より終盤の守備面を考えると
最初から使うよりも後半に持っていきたい。
ボランチは長谷部、遠藤、稲本の3人を上手く使いたいところだ。
遠藤が入ればボールキープ力と中盤の落ち着きがあるので
先発で使うべきだろうし、
長谷部は攻守の要として外せないポジションだし、
欧州CLで戦う選手なので世界との対戦を
知っている選手は外せない。
そうなるとこのポジションは遠藤から
稲本を後半に入れ替えた方が攻守において
守備面も攻撃面も違った形で期待できるし、
何よりこの試合でも欧州リーグ8シーズンの経験が存分に活きたし、
何より各国の戦い方を良く知っている。
こういう選手こそ日本は大事にしなければならない。
苦しい時にはジーコですら稲本を投入しただけに
彼の存在感をこの試合では大きく感じた試合だった。
DF面だけれど、闘莉王と中沢のCBは確か不動なのだが、
2人のうちどちらか欠いた時にどうするのかが
この2試合では示されなかった。
CBの控えには不安を残した。
そしてサイドバックもこの試合では
駒野が右SBで先発したけれど
事実上3枚しかないサイドバックは
内田が出れないと控えがいなくなるだけに
両サイドに2人ずつ控えないと苦しいところだ。
それ以上に駒野の経験値がこの試合では大きく際立った。
GKについてはやはり楢崎以外の2人では心もとないという感じだ。
川口がリーグ戦で不調なだけに第2,3GKにはチャンスだったが、
川島より都築に安定感を感じた以外には大きな収穫はなく、
楢崎の存在感の大きさだけが残った。
そしてシステムと戦術についてだけれど、
システムは変則2トップにして森本と本田を
組ませた方がよいかもしれない。
試合開始では4−2−3−1で始まり途中から
トップ下に入る本田を1.5列目的な下がり目の
FWに位置した方が得点も狙えるだろうし、
上手くパスで散らすことも可能だ。
そして戦術についてはサイド攻撃よりも
中盤のポゼッションを活かして攻撃的MFが
ミドルシュートを狙う方がサイド攻撃より
得点の確率が高くなると思う。
この試合でも途中まではサイドも多くの得点は
中央よりの得点なので中村俊輔、中村憲剛、稲本のように
ミドルシュートから活路を見出し、
そしてFKからゴールをこじ開けるのが
今の日本には1番ベストな戦い方だと思う。
守備面についてはボランチとCBの連携を強化し、
サイドバックはオーバーラップを少なくして
サイドを固めることが必要だ。
この試合ではサイドバックが上がったところを
ロングボール1本でやられただけに
4バックの連携を崩さない戦いが
世界の攻撃を防ぐ手段になるだろう。
結論としては世界で戦っている選手を積極的に
召集していく事が世界で戦う近道だという事は
ジーコが示した事なので、
それはどの国の代表でも変わらない結論だ。
欧州リーグで活躍する選手は少なくないし、
その日本のぬるま湯につかっている選手より
海外でレギュラーでプレーしている選手こそ
日本代表として力を還元してくれると思う。
だからといって国内リーグの選手たちを軽視する訳じゃないし、
海外組と国内組の融合も必要だ。
この試合で必要とした経験値そして世界を知る選手の重要性、
日本最大の特徴である中盤のポゼッションと
グループリーグ突破へのカギは確かに見つけた。
それを確り扉に合わす事が出来るか?
それはこれからの戦い方いかんにかかっているだろう。

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こういう相手と今まで対戦してこなかった事が
この試合では大きく出てしまった。
守備面からいうとまず無理なプレスは
オランダ戦より減ったけれど、
その分サイドバックの攻撃参加の時にカバーする
ボランチの動きが遅かったり、
カバーできなかったりした点があった。
ただMF稲本が入ってからそれは解消されただけに、
ボランチの攻守とカバーにおいて何が必要なのかを感じたし、
アフリカ勢との対戦ではボランチの守備力がキーポイントとなる。
一方攻撃面ではやはり攻撃的MFのミドルシュートがカギを握る。
FW玉田と岡崎のゴールは確かに収穫だったけれど、
この試合では強豪と対戦する時には
MFのミドルシュートを打てるかどうかがポイントだったと思う。
そんな感じでこの試合を振り返りたい。
日本代表のフォーメーションは4−4−2(4−2−2−2)
GK都築
DF
右SB駒野 CB中沢 CB闘莉王 左SB長友
MF
ボランチ 長谷部 遠藤
右MF中村俊輔 左MF中村憲剛
FW前田 岡崎
前回のオランダ戦からシステムを
1トップから2トップに変えてスタートした。
試合は序盤は前回のオランダ戦を反省し
無理なプレスを減らした日本はガーナの身体能力と
スピードに組織的な中盤の守備で対抗する。
日本も中盤のポゼッションからチャンスを掴み
シュートを放つが尽く枠を外してゴールが遠い。
そして前半30分CKからDF長友がファウルを取られ
PKを献上してしまいFWジャンに決められ先制を許すと、
日本はガーナのスピードに苦しんで前半を終了する。
アフリカ勢の特徴は身体能力を活かした
スピードと個人技なので戦術的には
ロングボールで単調になり易いのが特徴だ。
後半になるとアフリカ勢特有の攻撃が炸裂する。
後半2分GKからのロングボールから
FWジャンに決められ2点目を献上してしまう。
今の日本代表のDFはスピードがないので
こういう場面ではボランチとCBが
上手く連携して抑えなければならなかった。
そして日本はここから反撃に転じて
後半8分MF中村憲剛のシュートが決まり1点差とするが、
ガーナもまたも後半21分ロングボールから
FWアモアに決められ2点リードを再び許す。
しかしここから日本はボランチに長谷部に代えて稲本を投入し、
中村俊輔に代えて本田、前田に代えて
玉田を投入すると流れが日本に傾き、
DF長友のクロスをFW玉田が決めて1点差にすると、
後半34分にはMF稲本のクロスから
FW岡崎のヘッドが決まって同点に追いつくと、
勢いのままガーナを攻めて後半38分
MF稲本のミドルシュートが決まり逆転に成功する。
試合はそのまま終了し日本はオランダ遠征1勝1敗で終えた。
この試合ではやはり経験の必要性と
FWの組み合わせの重要性が試合を通じて感じた試合だ。
まずFWだけれど、この試合では
2トップの組み合わせだったけれど、
玉田の1トップだった時より玉田は2トップで出場した方が
彼の持ち味が活きる事を再認識した。
元々スピードスターの玉田ではポストプレーを
必要とする1トップでは活きなかった。
むしろ1トップで入るなら前田か
この遠征では怪我で召集されなかった森本の起用がベストだろう。
そして2トップの場合は長身FWとスピードある
FWの組み合わせが1番なのだが、
この試合では3パターンを組んだものの、
どれも決定的な組み合わせはなかった感じだ。
確かに玉田と岡崎のコンビは面白いかもしれないが、
どちらもスピードを持ち味とするだけに
前線の高さが無くなってしまう。
1番悩めるのはMFだけれど、
中村憲剛の動きは確かに魅力だけれど、
個人的には1トップの時の攻撃的MFの3枚は
中村俊輔、松井、本田の3枚の方が
攻撃的なバリエーションが広がると思う。
中村憲剛は後半からのスーパーサブの方が
相手にとって脅威だろうし、
何より終盤の守備面を考えると
最初から使うよりも後半に持っていきたい。
ボランチは長谷部、遠藤、稲本の3人を上手く使いたいところだ。
遠藤が入ればボールキープ力と中盤の落ち着きがあるので
先発で使うべきだろうし、
長谷部は攻守の要として外せないポジションだし、
欧州CLで戦う選手なので世界との対戦を
知っている選手は外せない。
そうなるとこのポジションは遠藤から
稲本を後半に入れ替えた方が攻守において
守備面も攻撃面も違った形で期待できるし、
何よりこの試合でも欧州リーグ8シーズンの経験が存分に活きたし、
何より各国の戦い方を良く知っている。
こういう選手こそ日本は大事にしなければならない。
苦しい時にはジーコですら稲本を投入しただけに
彼の存在感をこの試合では大きく感じた試合だった。
DF面だけれど、闘莉王と中沢のCBは確か不動なのだが、
2人のうちどちらか欠いた時にどうするのかが
この2試合では示されなかった。
CBの控えには不安を残した。
そしてサイドバックもこの試合では
駒野が右SBで先発したけれど
事実上3枚しかないサイドバックは
内田が出れないと控えがいなくなるだけに
両サイドに2人ずつ控えないと苦しいところだ。
それ以上に駒野の経験値がこの試合では大きく際立った。
GKについてはやはり楢崎以外の2人では心もとないという感じだ。
川口がリーグ戦で不調なだけに第2,3GKにはチャンスだったが、
川島より都築に安定感を感じた以外には大きな収穫はなく、
楢崎の存在感の大きさだけが残った。
そしてシステムと戦術についてだけれど、
システムは変則2トップにして森本と本田を
組ませた方がよいかもしれない。
試合開始では4−2−3−1で始まり途中から
トップ下に入る本田を1.5列目的な下がり目の
FWに位置した方が得点も狙えるだろうし、
上手くパスで散らすことも可能だ。
そして戦術についてはサイド攻撃よりも
中盤のポゼッションを活かして攻撃的MFが
ミドルシュートを狙う方がサイド攻撃より
得点の確率が高くなると思う。
この試合でも途中まではサイドも多くの得点は
中央よりの得点なので中村俊輔、中村憲剛、稲本のように
ミドルシュートから活路を見出し、
そしてFKからゴールをこじ開けるのが
今の日本には1番ベストな戦い方だと思う。
守備面についてはボランチとCBの連携を強化し、
サイドバックはオーバーラップを少なくして
サイドを固めることが必要だ。
この試合ではサイドバックが上がったところを
ロングボール1本でやられただけに
4バックの連携を崩さない戦いが
世界の攻撃を防ぐ手段になるだろう。
結論としては世界で戦っている選手を積極的に
召集していく事が世界で戦う近道だという事は
ジーコが示した事なので、
それはどの国の代表でも変わらない結論だ。
欧州リーグで活躍する選手は少なくないし、
その日本のぬるま湯につかっている選手より
海外でレギュラーでプレーしている選手こそ
日本代表として力を還元してくれると思う。
だからといって国内リーグの選手たちを軽視する訳じゃないし、
海外組と国内組の融合も必要だ。
この試合で必要とした経験値そして世界を知る選手の重要性、
日本最大の特徴である中盤のポゼッションと
グループリーグ突破へのカギは確かに見つけた。
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