30日大河ドラマ「天地人」第35話を視聴した。

今回は秀吉危篤の報に兼続はすぐに上洛するが、

国替えをしたばかりの景勝は動けなかった。

そして秀吉が死去し、ついに家康が動き出した。

それを止めようと三成が動こうとするが

役者の差は浮き彫りとなり兼続にうかつに

手を出すなと慎重に行動するように告げる。

そして家康を除く4大老、5奉行名義で家康に抗議文を送るが、

これを家康は一蹴し着実に政宗、福島、加藤らを囲っていった。

そして最後の切り札だった利家も死去し

いよいよ家康との対決は避けられない情勢になる

シーンがメインだった。
ストーリー

慶長3年(1598年)3月、会津に入った景勝と兼続に、

三成から秀吉が病との知らせが届き、兼続は上洛する。

そのころ、家康は北政所に接近、

上杉や三成の悪評を吹き込むなど暗躍していた。

8月、秀吉は利家に後事を託し、三成らにみとられ亡くなる。

諸大名は伏見城に集結。

その席で家康は三成を叱責(しっせき)、緊張が高まる。

大坂城へ移った淀は諸大名に秀頼への忠誠を誓わせるが、

家康はあいまいにし、逆に名指しはしないものの三成や上杉を批判。

兼続は取り消しを求めるが、家康は応じない。

そんな折、兼続のもとに初音が現れ、

三成が家康を討とうとしていることを伝える。

急ぎ三成のもとに駆け付けた兼続は、

重臣・島左近の制止を振り切り、

挑発は家康の罠(わな)であって怒りに

かられてはならないと三成を説得し、思いとどまらせる。

そして、家康の掟(おきて)破りを罰するために

詰問使が送られるが、

家康は詭弁(きべん)をろうしてかわしてしまう。

一方、家康のもとに政宗の軍勢が到着する。

この事態に兼続は収拾策を求めて利家のもとに出向く。

そこへ家康が訪ねてきたことから、利家は一計を案じる。 

翌年3月、利家が亡くなった。

家康を抑える人間がいなくなり、兼続は不安を募らせる――。

以上NHK天地人HPより


今回はいよいよ秀吉も利家も亡くなる回になったけれど、

秀吉の影響力は亡くなったら亡くなってしまうぐらい

脆いものだった事を思い知る訳だけれど、

逆にそれだけ家康の実力が抜きん出ていた訳だ。

それを三成が対抗しようとしたのが

ある意味難しかったのかもしれない。

時の権力者に翻弄される戦国時代なので

その流れに上杉家も巻き込まれていく。

それを上手く止めようとした兼続だったが

全ての点で家康が上だった。

利家が存命時は何とか均衡が保てたが

やはり亡くなった途端前田家も最終的に家康につく事を

決意してお家安泰となっていく。

そんな中上杉家はそれでも豊臣政権を

見捨てない戦いを繰り広げていく訳だが、

次回はついに家康と上杉家が激突する。

その激突に上杉家はどう対抗するのか?

その激突に注目したい。

ブログランキング・にほんブログ村へ

Ranking ←ブログランキングに参加しております。

NHK大河ドラマ・ストーリー 天地人 後編NHK大河ドラマ・ストーリー 天地人 後編
著者:【原作】火坂雅志
販売元:日本放送出版協会
発売日:2009-07-10
おすすめ度:3.0
クチコミを見る
mixiチェック