29日Jリーグ09第24節1日目が行なわれ、

アルビレックス新潟はアウエー名古屋市瑞穂陸上競技場で

9位名古屋グランパスと対戦し

0対1で前半20分FW玉田のゴールが最後まで重く圧し掛かり、

9勝6敗9分勝ち点36得失点差+10で

6位に後退した。

試合は前半は一進一退の攻防だったが、

前半20分名古屋はFW玉田のゴールで先制すると、

新潟も反撃するがペドロを失ったFWは

突破口を見つけられず前半を終了する。

後半になると新潟はエヴェルトンを

トップ下に下げて攻撃に変化をみせると

序々にペースを掴み始めるが、

ゴール前の精度に欠いて守りを固める

名古屋ゴールを最後まで破れずアルビレックス新潟は

8月勝利なしで終わった。

これでアルビレックス新潟は8試合勝利なしで

6位まで後退しACLへ厳しい状況となったが、

2週間の中断期間中にチェンジする手ごたえは掴んだ。
ペドロの強奪後最初の試合だったけれど、

全てが全て悪かったというよりも、

3トップへの限界を感じた試合だったのかもしれない。

この試合では久しぶりに途中で2トップに戻して戦ったけれど、

今のメンバーで考えるならエヴェルトンの活かし方次第では

昨年までの4−4−2に近い形に戻す選択肢もありだと思う。

3トップの場合爆発的なFWの攻撃力を活かすか

CFを得点源とするかで戦術が違ってくるが、

新潟の場合は今までは矢野とペドロの突破による

圧倒的な破壊力でここまで昨シーズンの

得点力不足を解消してきたが、

7月に入ってからFWの得点源は殆ど封じられ、

7点中5点がトップ下のマルシオ、松下の得点だった。

FWに対して重視したサッカーから中盤を活かした

サッカーへ転換するにはやはりエヴェルトンの

ベストポジションは何処なのか?

を確り把握していかなければならないところだ。

名古屋もダビィ1人のチームから

ケネディ、ブルサノビッチ、三都主の加入で

4−4−2から3−5−2(3−2−3−2)へ

システムを変更したように、

選手の入れ替わりに応じて変えていく事も必要なのだと感じる。

当然システムの変更で選手起用は変わってくるけれど、

私が今の新潟にとベスト布陣を考えるなら

4−4−2(4−1−3−2)の

ダイヤモンドシステム(アンカー1枚の)だろう。

確かに3トップも魅力的なのだが、

エヴェルトンの特性として考えるなら

1.5列目から2列目の中央でプレーさせた方が機能すると思うし、

中盤の構成力が上がる。

大幅なシステム変更だと今までの特性が活きなくなるので、

アンカーシステムをそのままに右にマルシオ、

左に松下もしくはチョ、

トップ下にエヴェルトンという布陣の方が中盤の構成力が上がり、

中盤でボールを拾い易くなる。

当然攻撃時には今までどおり前線での攻撃力も

期待できるので攻撃的MFを3枚にする事で

トップ下からの飛び出しからシュートを狙う選択も可能だ。

2トップは大島と矢野の高さを活かして行けば良いので、

今までよりクロスのターゲットは2枚に増える。

システムに対する大幅変更ではないだけに、

このチェンジができればまだまだ3位を

狙える位置まで浮上も可能だし、

ここまで確り敗戦試合は1点差負けを維持しているので

得失点差は8試合で3点しか失っていない事を

プラスとして考えていきたいところだ。

次は2週間確り全員揃って練習する時間があるのでこの2週間で、

絶対負けられない2試合を勝つために新システムへチェンジだ!

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