４試合連続ドローとドローの試合が続く事は

昨シーズンの残留争いした時には無得点で

ドローが続いた試合を思い出すが、

１つ１つの積み重ねも重要な試合でもある。

ただ下位チーム相手に取りこぼしのできない試合において

守備を固める相手に対してどうゴールを破るのか？

も課題になった。

確かにここまでの新潟は守備を固めた相手に対しては

尽くゴールを破れない試合が続いたけれど、

攻撃的に来た相手には３トップの威力を

発揮しゴールを積み重ねた。

その状況を打開する手段を考えつつ試合を振り返りたい。

アルビレックス新潟のフォーメーションは

４−３−３（４−１−２−３）

ＧＫ北野

ＤＦ

右ＤＦ内田　ＣＢ千代反田　ＣＢ永田　左ＳＢジウトン

ＭＦ

右ＭＦマルシオ　アンカー本間　左ＭＦ松下

ＦＷ

右Ｗ矢野　ＣＦ大島　左Ｗ田中

ペドロが試合に出れずＦＷチョも韓国遠征から

合流したばかりで左Ｗには田中左ＳＢに

ジウトンが入ってゲームはスタートした。

試合は序盤から守備を固める大宮に

対してなかなかゴールまで迫れない。

そんななか左ＳＢのジウトンのミドルシュートで

突破口を築こうとしたが、

マトのいない大宮は全員ディフェンスで対抗する。

大宮も決定的なチャンスがあったものの

ＧＫ北野の正面で事なきをえる。

前半は０対０で折り返した。

後半になると田中に代わってチョを投入して

流れを変えようとするが、

守備に徹してきた大宮ゴールをなかなか破れない。

後半３０分の矢野のヘディングも

ＤＦ波戸に跳ね返され最後まで

ゴールを目指したが遠くアルビレックス新潟は

Ｊ１最多タイとなる４試合連続ドローとなった。

Ｗ杯予選後にリーグ戦が再開してから

３連勝の後の４試合ドローとここ７試合負けないが、

勝てる試合も２試合落とした。

ただ以前の新潟ここまで負けない試合を

続ける事ができなかっただけに、

７試合負けなしという結果もそれだけ守備陣の健闘も大きいし、

それだけの攻撃力があるから相手も攻撃に数的人数を

掛けることができない証拠でもある。

ただ３トップシステムもそろそろ試合の流れに

応じて変えないといけないと感じているもの事実だし、

ペナルティエリアからシュートを積極的に狙う姿勢も必要だ。

そういう点ではこの試合ジウトンが積極的にゴールを狙い、

クロスを上げた。

チャンスと思えば狙う。

この姿勢がこれから必要だし、

ペナルティエリアまで持ち込む事ばかり

考えて攻撃しても仕方ない。

３トップシステムについては

大島がポストプレーで両Ｗが飛び出す事で成り立つが、

終盤はポストプレーよりドリブル突破で

相手を切り崩していく方向のサッカーが必要だと思うし、

大島に代えてチョを投入し

ペドロを中央に回すなどより相手に対して

攻撃に対する脅威を与えるサッカーもこれから必要だし、

リードした時には本間のアンカーから

マーカスを入れてダブルボランチにして

守りを固めて３トップのカウンターに掛けるなど

リードした時の戦い、

得点を取りにいく戦いも

これからバリュエーションをハッキリさせる事も必要だ。

３位に後退したけれど、

この中断期間にどう立て直して勝ち点３を獲得していくのか？

中断期間が良いリフレッシュになる事を期待したい。

次節はアウエーで強敵清水だが、

アンカーの本間が出場停止でそこにはマーカスが入る。

ＦＷもペドロが戻ってきて、

新外国人サントスとの契約が本当に纏まるようなら

より攻撃的なサッカーが展開できる。

ここから本当の勝負どころだ。

ＡＣＬを目指した戦いがいよいよ本格化してきた。



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