ストーリー

小学校教室から太川絹の叫び声が突然あがる。

何事かと駆けつけた石原参太朗は、

それが、ゴキブリを見た太川の声だと知り、

新たな弱点を握ってほくそ笑む。

太川に対抗意識を燃やす石原は、

男らしくゴキブリを退治しようと張り切るが、

誤って小学校教室のクーラーを壊してしまうのだった。

今回の騒ぎで、他の患者を動揺させたと怒る七瀬を前に、

責任をなすりつけあう石原と太川。

仕方なく、中学校教室で、小学生との合同授業が行われることに。

太川が何を言っても、

生徒達に笑いがおこる様子を見て、悔しい石原。

負けじと必死にみんなを笑わせようとするが、

八重樫や和田は、太川の授業に引き込まれ、

小学生達からは石原のギャグにブーイングが起きる始末。

そんな授業が続く中、石原は、マイペースで一人、

漫画を読んでいる田中を自分の見方に引き込もうとし、

田中の機嫌を取ろうと執拗に話しかけるが、

田中は石原を無視し、無言で窓からマンガを放り投げてしまう。

突然のことに驚く一同。

田中の行動が理解できない石原は、桜山にグチをこぼす。

石原は、女の子の気持ちはよくわからないという結論に達し、

複雑な女心を知ろうと、張り切り出すのだったが・・・。

以上日テレHP赤鼻のセンセイより

今回は絹がカブトムシをゴキブリと間違えた事で

始まったトラブルだけれど、

そのトラブルで参太朗はクーラーを壊してしまった。

これでまたも七瀬は参太朗に激怒しこってり絞られたが、

院内学級は合同で授業をすることになる。

合同授業をする事はたまには良いと思うが、

クーラーを壊すほど騒いだのはさすがに頂けない。

しかしここで院内学級の予算が明らかになる。

年間３万円！確かに病院は治療する場ですが、

いくらなんでも３万は無いでしょうよ。

この予算では授業どころか何もできませんよ。

病院経営も問題がありますが、

教育問題として考えても予算を回すべきところはあるのでは？

と感じてしまった次第です。

そんな中田中が突然窓からマンガ本を投げる事件が発生し、

これまた七瀬が激怒する。

男にとって女心は秋の空と言いますが、

田中の気持ちがわからない参太朗は

その原因を知るために田中が通っていた学校を訪ねる。

そこに絹もおり、田中が以前ソフトボールで活躍していた事を知る。

運動していた人が突然運動できなくなるというのは

想像以上にショックだったりするからね。

それを知った参太朗は田中の仲間だった人たちと一緒に励ますが、

逆に田中はそれを苦しく思っていた。

そしてついには人はいずれ死ぬんだと言い出す始末・・・

これにはさすがの七瀬もショックが大きかった。

確かに人はいつか死ぬけれど、

でも若い時には生きる希望を持って生きなければならない。

そんな中で田中が転院を申し出た事を知った

参太朗はそんなに転院したいなら

ソフトボールで俺に勝ってから転院しろと

負けたら残れという事を参太朗に言われ

田中は絹の後押しで参太朗とのソフトボール対決を受けて立ち、

これに七瀬も許可する。

まあショックがあったからこれに拒否する事が

できなかった七瀬がそこにいた。

そして対決当日、そこには田中のかつての仲間たちが

田中を応援する姿があった。

参太朗との対決は３球目に田中が打った打球が

絹のまさかのキャッチで参太朗の勝ちとなったが・・・

あれって相当高く上がらないと追いつかないんだけれど、

その前に絹の脅威の足の速さがあったみたいだ。

その対決で田中は久しぶりの感触に

治療に専念する気持ちになり病院に残る事を決めたのだった。

確かに久しぶりの感触でまたやりたいと

思う気持ちが出たのは治療には良い事だけれど、

参太朗のＫＹぶりはまだまだ続くのだった。

次回は課外授業をすることになった

院内学級で生徒たちはどんな経験をするのか？

その課外授業に注目したい。



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