27日J1ジェフ千葉はアレックス・ミラー監督との契約を解除し、

後任に江尻篤彦コーチが就任すると発表した。

ミラー監督は昨シーズン5月に就任してから

10試合で勝ち点2の千葉を最終節で残留させた立役者だったが、

今シーズンはストライカー不在が響きここまで16位と低迷していた。

これでJ1は15位以下の監督が辞任解任され

下位チームはJ1残留への戦いが始まった。
J1で4チーム目の解任劇となったけれど、

大分、柏、神戸、千葉とそれぞれの共通点を考えてみると

柏と神戸については監督の戦術が浸透せず解任されたケースだが、

大分と千葉については昨シーズンからの慢性的な得点力不足が

あったにも関わらずオフにストライカーを補強せず

開幕から得点力不足に陥っていた。

今回ミラー監督が解任された千葉は

昨シーズンストライカーレイナウドと契約せず

慢性的なストライカー不足となり

新たなストライカー獲得が急務だったがそれができなかった。

元々ミラー監督の戦術はカウンターなので

その場合2トップに得点力あるストライカーが

必要不可欠だった訳だが、

今季は巻1人の1トップで本来のカウンターサッカーが

できず自然と得点力不足となった。

チームはJ1残留の貢献者だった

ミラー監督を戦術不一致で解任することになった。

確かに今まで攻撃的なサッカーで戦ってきた

千葉にとって守備的なサッカーを浸透させようとしたのは

厳しかったかもしれないが、

やはりある程度監督の戦術に対して

機能する選手補強をしなければ

いくら優秀な監督でも結果を出すのは

困難な状況である事を痛感した交代劇だった。

この交代で千葉は残留できるのか?

江尻監督の采配に注目したい。

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