26日Jリーグ09第19節最終日が行なわれ、
アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで
11位モンテディオ山形と対戦し
1対1でMFマルシオのFKで先制するも
またも後半40分過ぎで選手を代えずに守り切れず
ホームで2試合連続痛恨のドローで
9勝3敗7分勝ち点34得失点差+13で
浦和、川崎が敗れた為に2位に浮上した。
勝てば文句なしの2位だっただけに終盤のGYなベンチの
中途半端な采配に勝ち点を逃した格好だった。
アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで
11位モンテディオ山形と対戦し
1対1でMFマルシオのFKで先制するも
またも後半40分過ぎで選手を代えずに守り切れず
ホームで2試合連続痛恨のドローで
9勝3敗7分勝ち点34得失点差+13で
浦和、川崎が敗れた為に2位に浮上した。
勝てば文句なしの2位だっただけに終盤のGYなベンチの
中途半端な采配に勝ち点を逃した格好だった。
天地人ダービーの新潟の陣という事で
5月の山形の陣では新潟がFW矢野のゴールで逃げ切ったが、
この試合では逃げ切れる試合を逃げ切れなかった。
確かにもう1点という姿勢も必要だが、
1番良くないのはやり尽くさず運動量が落ちる
後半に選手を代えて活性化させない事が
1番この試合では許せないシーンだった。
この試合で新潟が目指すタイトルは
人文字でGO!ACLとハッキリした以上
下位相手には絶対こぼしてはならない試合だった。
現実に試合の6割を新潟が支配し、
相手の攻撃もカウンターの1撃以外では危ない場面も確り守った。
なのにこの敗因はまたもGY(ゲームを読めない)な
ベンチのハッキリしない采配にあった。
敵は目の前の敵より己にあった。
そんなGYな試合を振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは
4−3−3(4−1−2−3)
GK北野
DF
右DF内田 CB千代反田 CB永田 左SB酒井
MF
右MFマルシオ アンカー本間 左MF松下
FW
右W矢野 CF大島 左Wペドロ
千代反田とマルシオが復帰し、左SBに酒井が入ってゲームはスタートした。
試合は雨の影響でスリッピーな芝に
足を取られるシーンが続出したが、
次第に新潟がチーム力の差を見せつけ試合を支配し出すが、
山形のゴール前を固めるディフェンスに
手を焼き前半は0対0で折り返した。
そして後半開始直後新潟はFKのチャンスを得て
これをMFマルシオが鮮やかにゴールに突き刺して先制する。
その後も新潟は攻め続けるが、
山形はFWを削ってMF赤星を投入し
これ以上の失点を防ぎカウンターを狙う展開に持ち込む、
点が入らない中で新潟は次第に運動量が落ちて
守勢に回るシーンが増えていく。
後半37分にはゴール前でFKも精度を欠いた事で難を逃れたが、
後半43分にFW矢野がボールを奪われると
カウンターからFW長谷川のゴールでまさかの同点に追いつかれると、
その後新潟は攻撃のカードも守備のカードも切ることなく
またもホーム2試合連続のドローとなり
勝ち点を伸ばす事ができなかった。
今年の新潟はホームで尽く40分過ぎで同点に追いつかれる
シーンが恒例となりつつある。
勝った試合でも後半ロスタイムに1点差にされるなど
ホームで勝ち切れない試合が続いている。
その分をアウエーで拾っている訳だが、
ホームでの試合ではとにかく最後まで攻撃に行くのか
それとも途中から確り守るのか?
それがハッキリしない展開が非常に多い。
追加点を取れない事も影響していると言えるけれど、
昨シーズンはリードしたらひたすら守る
という徹底がされていた分戦術がハッキリしていたが、
今季は攻撃的な戦術となった事で
1点リードした時に対する対処の判断に迷いが生じている。
特に1番問題なのは交代枠の使い方だ。
元々鈴木監督はあまり交代枠を使いたがらない監督だが、
毎年夏場に運動量が落ちるのは
どのチームも当然なのに
これまで対戦した相手の殆どのチームは
交代枠3つを使い切ってフレッシュな選手が
スタメンの選手を助けるもしくは変化をもたらすプレーをしているが、
新潟は最初から最後までどうしてサポーターを含めて
12,13人で戦おうとするのか?
この試合でも後半30分過ぎから積極的に代えてくる山形に対して
新潟は後半21分にFW大島に代えてFWチョに代えたっきり
同点に追いつかれても松下に代えて田中や
酒井に代えてジウトンらを投入して攻撃に行くのでもなく、
松下に代えてマーカス、酒井に代えて中野を投入して
守るのでもないまま終わった。
これが攻撃力ある強豪でドローでも良いというなら
同点に追いつかれた時点で松下に代えてマーカス、
酒井に代えて中野だが、
この試合では同点になった時点でもう守るしかない
山形相手なのだからすぐに田中、
ジウトンを投入して攻撃にいけたはずだ。
それ以上に守勢になった時点で松下に代えてマーカスを投入し、
中盤の守備で回りを助ける戦術も考えられなかった事
事態が失望しか覚えない。
いくら雨で序盤にセーブしても終盤には疲れが出るし、
そこに回りを助ける選手起用が何故できないのか?
確かに広島、千葉、磐田戦での失敗が躊躇させている
可能性は否定しないが、
中途半端な采配はもっと悪い!
最後まで攻め続けるのか?
それともある程度の時間になったら守備を固め前線は
キープを指示するのか?
この試合ではどちらだったか?
と問われたら答えはどちらでもなく
決断する事ができず迷ったまま終わったという答えになるだろう。
今のサッカーは12,13人でするものでなく
交代枠全てを使って15人でするものだ。
GYな采配が今後も続くようだと
とてもじゃないがACLなんて夢の夢に終わってしまいかねない!
補強に本気を出した以上当然積極的な采配が求めなければならない!
次節はホームで大宮戦だが新潟はペドロが出場できず、
大宮は190cmを超えるマトが出場停止だ。
新潟にとっては新外国人のサントスの登録が
何時になるのか注目だが、
この試合では今ある戦力で確り勝ち点3をとって
ACL権生き残りへの重要な試合となるだろう。
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5月の山形の陣では新潟がFW矢野のゴールで逃げ切ったが、
この試合では逃げ切れる試合を逃げ切れなかった。
確かにもう1点という姿勢も必要だが、
1番良くないのはやり尽くさず運動量が落ちる
後半に選手を代えて活性化させない事が
1番この試合では許せないシーンだった。
この試合で新潟が目指すタイトルは
人文字でGO!ACLとハッキリした以上
下位相手には絶対こぼしてはならない試合だった。
現実に試合の6割を新潟が支配し、
相手の攻撃もカウンターの1撃以外では危ない場面も確り守った。
なのにこの敗因はまたもGY(ゲームを読めない)な
ベンチのハッキリしない采配にあった。
敵は目の前の敵より己にあった。
そんなGYな試合を振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは
4−3−3(4−1−2−3)
GK北野
DF
右DF内田 CB千代反田 CB永田 左SB酒井
MF
右MFマルシオ アンカー本間 左MF松下
FW
右W矢野 CF大島 左Wペドロ
千代反田とマルシオが復帰し、左SBに酒井が入ってゲームはスタートした。
試合は雨の影響でスリッピーな芝に
足を取られるシーンが続出したが、
次第に新潟がチーム力の差を見せつけ試合を支配し出すが、
山形のゴール前を固めるディフェンスに
手を焼き前半は0対0で折り返した。
そして後半開始直後新潟はFKのチャンスを得て
これをMFマルシオが鮮やかにゴールに突き刺して先制する。
その後も新潟は攻め続けるが、
山形はFWを削ってMF赤星を投入し
これ以上の失点を防ぎカウンターを狙う展開に持ち込む、
点が入らない中で新潟は次第に運動量が落ちて
守勢に回るシーンが増えていく。
後半37分にはゴール前でFKも精度を欠いた事で難を逃れたが、
後半43分にFW矢野がボールを奪われると
カウンターからFW長谷川のゴールでまさかの同点に追いつかれると、
その後新潟は攻撃のカードも守備のカードも切ることなく
またもホーム2試合連続のドローとなり
勝ち点を伸ばす事ができなかった。
今年の新潟はホームで尽く40分過ぎで同点に追いつかれる
シーンが恒例となりつつある。
勝った試合でも後半ロスタイムに1点差にされるなど
ホームで勝ち切れない試合が続いている。
その分をアウエーで拾っている訳だが、
ホームでの試合ではとにかく最後まで攻撃に行くのか
それとも途中から確り守るのか?
それがハッキリしない展開が非常に多い。
追加点を取れない事も影響していると言えるけれど、
昨シーズンはリードしたらひたすら守る
という徹底がされていた分戦術がハッキリしていたが、
今季は攻撃的な戦術となった事で
1点リードした時に対する対処の判断に迷いが生じている。
特に1番問題なのは交代枠の使い方だ。
元々鈴木監督はあまり交代枠を使いたがらない監督だが、
毎年夏場に運動量が落ちるのは
どのチームも当然なのに
これまで対戦した相手の殆どのチームは
交代枠3つを使い切ってフレッシュな選手が
スタメンの選手を助けるもしくは変化をもたらすプレーをしているが、
新潟は最初から最後までどうしてサポーターを含めて
12,13人で戦おうとするのか?
この試合でも後半30分過ぎから積極的に代えてくる山形に対して
新潟は後半21分にFW大島に代えてFWチョに代えたっきり
同点に追いつかれても松下に代えて田中や
酒井に代えてジウトンらを投入して攻撃に行くのでもなく、
松下に代えてマーカス、酒井に代えて中野を投入して
守るのでもないまま終わった。
これが攻撃力ある強豪でドローでも良いというなら
同点に追いつかれた時点で松下に代えてマーカス、
酒井に代えて中野だが、
この試合では同点になった時点でもう守るしかない
山形相手なのだからすぐに田中、
ジウトンを投入して攻撃にいけたはずだ。
それ以上に守勢になった時点で松下に代えてマーカスを投入し、
中盤の守備で回りを助ける戦術も考えられなかった事
事態が失望しか覚えない。
いくら雨で序盤にセーブしても終盤には疲れが出るし、
そこに回りを助ける選手起用が何故できないのか?
確かに広島、千葉、磐田戦での失敗が躊躇させている
可能性は否定しないが、
中途半端な采配はもっと悪い!
最後まで攻め続けるのか?
それともある程度の時間になったら守備を固め前線は
キープを指示するのか?
この試合ではどちらだったか?
と問われたら答えはどちらでもなく
決断する事ができず迷ったまま終わったという答えになるだろう。
今のサッカーは12,13人でするものでなく
交代枠全てを使って15人でするものだ。
GYな采配が今後も続くようだと
とてもじゃないがACLなんて夢の夢に終わってしまいかねない!
補強に本気を出した以上当然積極的な采配が求めなければならない!
次節はホームで大宮戦だが新潟はペドロが出場できず、
大宮は190cmを超えるマトが出場停止だ。
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