20日Jリーグ09第14節1日目が行なわれ、

アルビレックス新潟はアウエー万博記念競技場で

5位ガンバ大阪と対戦し

2対0でFW矢野のゴールとMFマルシオのダメ押しゴールで逃げ切り

7勝3敗4分勝ち点25得失点差+8で

暫定2位に浮上した。

試合は序盤からホームガンバ大阪の攻勢に耐える時間が続き、

新潟は少ないチャンスからゴールを狙う。

そして前半31分FW矢野のゴールで先制して

新潟が1点リードして折り返すと、

ガンバ大阪は後半からFW播戸、MF二川を投入して

怒涛の攻撃を展開してくる。

しかし新潟はカウンターからわずかなチャンスを活かし

後半37分MFマルシオのゴールでリードを広げると

最後までゴールを守り切り新潟はJ1昇格後

対ガンバ大阪アウエー初勝利を手にした。

これでアルビレックス新潟は鹿島に続いて

ACL組2チーム目の撃破となり

17節で折り返す4試合中3試合のACL組対戦で

唯一の全勝を目指して上位戦線生き残りを掛ける。
ナビスコ杯を含めチーム5連敗中と悪い部分は

全てナビスコ杯に捨ててきたアルビレックス新潟にとって

最初の大きな山となる折り返し17節までの4試合中3試合が

ACLに出場するガンバ大阪、名古屋、川崎との試合が続く。

ここで勝ち点を伸ばす事ができれば折り返し時点で

勝ち点30を超える可能性もあるだけに

後半戦へ大きな意味を持つ試合となったガンバ大阪戦だったが、

J1昇格後通算するとリーグ戦は4勝2分4敗と

ホームで大きく勝ち越しているものの

アウエーでは今だ2分3敗と勝利が無かった。

昇格当初は苦戦した対ガンバ大阪戦も

ここ4年は比較的苦手にする事の無いカードとなっており、

4年中2年勝ち点4で勝ち越している。

今回のガンバは約1ヶ月ぶりの実戦となった訳だが、

DF加地、MF二川は復帰したものの、

日本代表のMF遠藤が怪我、MF明神、FWレアンドロが

欠場してから得点力不足に陥るなど

ここ数試合は攻撃力が影を潜めている。

そして新潟はジウトンが怪我で外れたものの

FWペドロが復帰してFWは矢野が戻りベストメンバーで戦った。

アルビレックス新潟のフォーメーションは

4−3−3(4−1−2−3)

GK北野

DF

右SB内田 CB千代反田 CB永田 左SB松尾

MF

右MFマルシオ アンカー本間 左MF松下

FW

右W矢野 CF大島 左Wペドロ

ジウトンが外れた以外は守備力ある松尾が入り

守備を固めた布陣でスタートした。

試合は序盤からガンバ大阪のシュートの嵐に

新潟が耐える時間が続く展開・・・

少ないチャンスでゴールを狙う展開に

前半31分にFW矢野のゴールで先制すると

そこから新潟は耐える時間が続いた。

後半になるとガンバ大阪はFW播戸、MF二川を

投入してリズムを掴むと怒涛のシュートの嵐で

耐え続ける時間が続く。

耐え抜いた新潟はカウンターから

後半37分MFマルシオのゴールでリードを広げた

新潟がガンバ大阪の攻撃を耐え切り

待望の対ガンバ大阪アウエー初勝利で

ACL組2チーム目の撃破となった。

試合展開としてはMF遠藤不在のガンバ大阪が

ホームで攻勢を仕掛けてきたものの

やはり中盤でゲームを組み立てる選手が

いなかった事で新潟は助かった面が大きかった。

アウエーの場合どうしても引いて戦う展開も少なくないけれど、

今季の新潟は引いても両Wの矢野、ペドロが

ドリブルからの突破でチャンスを作る事ができる。

一定の攻撃を掛ける事ができるので苦しくても

ワンチャンスでものにできる展開が多い。

この試合でも少ないチャンスに

FW矢野が確りゴールを決めて先制した事で

新潟はガンバ大阪の焦りを誘う。

同点で折り返したら後半からFW播戸、MF二川を

入れてこなかったと思うので

この1点がガンバ大阪のカードを減らしたといって良い。

確かに後半守る時間が続いたけれど、

守備陣が体を張って守り、DF松尾、永田が途中交代したものの、

代わりに入ったDF中野、千葉がその穴を確り埋めた。

今季の新潟は怪我人が少ない事もあるけれど、

CBでは千代反田、永田の控えには

千葉がいるので彼の存在がチームに

大きく選手層の幅を広げている。

サイドバックも左SBはジウトン、松尾、中野の3人で争っており、

右SBも酒井ら若手が控えるので

出場停止になっても攻守の控えは揃っている。

この試合で昨シーズンの選手層の薄さを確り補強した効果が現れた。

そして攻撃に耐えた新潟は後半37分に

MFマルシオのダメ押しゴールで逃げ切り

今季アウエー4勝目となりACL組2チーム目の撃破となった。

鹿島が独走しているのでさすがにそこまでとはいかないものの、

着実に勝ち点を重ねる事で上位をキープしたいところだし、

17節までの4試合でホームの2試合を確実に

取る事が求められる。

昨シーズンの勝ち点が42なので

8月の24節まで勝ち点40以上を目指してまずは戦ってほしい。

25節以降はアウエーの戦いが続くだけに

ホーム6試合を確実に勝ち点3を確保し

アウエーで何試合勝ち点を拾えるかが

3位以上のポイントになってくる。

リーグ戦に集中できる新潟にとって

今年ほど3位以上目指せるシーズンはないだけに

ACL組との対戦では最低でも

1勝以上する事で勝ち点12以上を確保しなければ

3位以上は有り得ないので

まず勝ち点6を上げる事ができたのは大きい。

これに次の名古屋、川崎のホームでの対戦では

圧倒的に相性の良い相手が続くので

前半戦でACL組から勝ち点12を

手中にできれば後半戦は間違いなく

新潟は上位の台風の目となっていく事だろう。

次節はホームで現在4連勝中の名古屋相手になるが、

FWダビさえ抑えればそれほど怖くないだけに

ACLでの日程による差で優位を

活かして勝ち点3を確り確保したい。

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