14日大河ドラマ「天地人」第24話を視聴した。
今回は上洛した上杉軍だったが、
加賀の前田利家からは京では我慢すべき事が多いと釘を刺され、
京についた景勝と兼続を待っていたのは
京の文化と秀吉のご機嫌取り、
さらには大名の挨拶周りの連続で景勝も兼続も戸惑いの連続だった。
そこに秀吉が刀ではなく金を愛した事に景勝は疑念を抱く中で
気遣いによる心労で倒れるシーンがメインだった。
今回は上洛した上杉軍だったが、
加賀の前田利家からは京では我慢すべき事が多いと釘を刺され、
京についた景勝と兼続を待っていたのは
京の文化と秀吉のご機嫌取り、
さらには大名の挨拶周りの連続で景勝も兼続も戸惑いの連続だった。
そこに秀吉が刀ではなく金を愛した事に景勝は疑念を抱く中で
気遣いによる心労で倒れるシーンがメインだった。
ストーリー
天正14年(1586年)5月、景勝率いる上杉軍4千は上洛の途についた。
途中、加賀で秀吉の重臣・前田利家の出迎えを受ける。
利家は、京では辛抱するよう景勝に助言する。
翌月、上杉軍は京に入った。宿所には、
千利休の娘・お涼が世話役として控えていた。
お涼は秀吉への献上品である太刀を物足りないと断じ、
秀吉を喜ばせるため、太刀袋を金襴にするよう兼続に助言。
大坂城での対面に備える。
秀吉との対面の日。
狙い通り、金襴の太刀袋に喜ぶ秀吉だったが、
刀より金をとる秀吉に、景勝は幻滅する。
秀吉との対面が済むと休む間もなく、
北政所や重臣たちへの挨拶回りが待っていた。
夜、疲れきって大坂の宿所に戻った景勝を、
秀吉の重臣・福島正則が酒宴に誘う。
正則は二人を帰そうとしない。
見かねたお涼がとりなすが、正則は取り合わず、
ついにけんかになり、お涼は正則を投げ飛ばす。
お涼の活躍に感心した兼続は素直にそのことを伝えると、
お涼は兼続を好きになったと告げる。
翌日、さらに重臣たちからの招待を受けるが、
自分のしていることに疑問を持った景勝は拒否する。
兼続が必死に説得しているそのとき、ついに景勝が倒れてしまう。
以上NHK天地人HPより
今回はまず上洛した景勝と兼続を迎えたのは前田利家だった。
秀吉家臣の中でも最も信頼した側近であり、
僚友でもあった利家は秀吉の派手好きを景勝と兼続に
遠まわしだったが伝えるのだった。
そしてついた京で待っていたのは京文化による
上方文化への戸惑いだった。
確かに謙信公の時は何度か上洛されているものの、
景勝と兼続は初上洛だった事もあり戸惑っていた。
そして案内役の千利休の娘・お涼の機転で
秀吉の好みを進めたお涼、
そして上洛後初の秀吉の謁見で秀吉が謙信公の刀ではなく
金に興味を持つ事に景勝は失望を覚えるのだった。
確かに上杉家はお金に執着する家でもないし、
あまり財政で圧迫した政治もしていない。
ゆえにのちのち米沢に減封になった時も惜しみなく
金を家臣たちに分け与えているのも
金より義の上杉というのが良く解るエピソードだ。
元々秀吉の派手好き並びに金好き、
女好きは相当だったようなので
その光景は各大名も異常に映ったに違いない。
それ以上に景勝と兼続を悩ましたのは大名挨拶だった。
元々普段から多くの大名と謁見した事の少ない
景勝にとって1週間で40人近い大名と挨拶回りし、
そして宴に呼ばれ続ける日々は次第に景勝にとって
心労を重ねる事になった。
そしてついに景勝は倒れてしまうのだった。
東の大大名であった上杉が秀吉に付いた事で
家康と氏政との関係にも微妙になっている状況だった。
家康が秀吉に上洛して謁見するのはその後となるのだが、
この頃までは家康と氏政との関係は良好で
この関係があったからこそ武田討伐では
駿河を手中にできたものだった。
次回は秀吉が兼続を家臣に金を積むのだが、
果たして兼続は上杉の義をどう導くのか?
その義に注目したい。

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途中、加賀で秀吉の重臣・前田利家の出迎えを受ける。
利家は、京では辛抱するよう景勝に助言する。
翌月、上杉軍は京に入った。宿所には、
千利休の娘・お涼が世話役として控えていた。
お涼は秀吉への献上品である太刀を物足りないと断じ、
秀吉を喜ばせるため、太刀袋を金襴にするよう兼続に助言。
大坂城での対面に備える。
秀吉との対面の日。
狙い通り、金襴の太刀袋に喜ぶ秀吉だったが、
刀より金をとる秀吉に、景勝は幻滅する。
秀吉との対面が済むと休む間もなく、
北政所や重臣たちへの挨拶回りが待っていた。
夜、疲れきって大坂の宿所に戻った景勝を、
秀吉の重臣・福島正則が酒宴に誘う。
正則は二人を帰そうとしない。
見かねたお涼がとりなすが、正則は取り合わず、
ついにけんかになり、お涼は正則を投げ飛ばす。
お涼の活躍に感心した兼続は素直にそのことを伝えると、
お涼は兼続を好きになったと告げる。
翌日、さらに重臣たちからの招待を受けるが、
自分のしていることに疑問を持った景勝は拒否する。
兼続が必死に説得しているそのとき、ついに景勝が倒れてしまう。
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今回はまず上洛した景勝と兼続を迎えたのは前田利家だった。
秀吉家臣の中でも最も信頼した側近であり、
僚友でもあった利家は秀吉の派手好きを景勝と兼続に
遠まわしだったが伝えるのだった。
そしてついた京で待っていたのは京文化による
上方文化への戸惑いだった。
確かに謙信公の時は何度か上洛されているものの、
景勝と兼続は初上洛だった事もあり戸惑っていた。
そして案内役の千利休の娘・お涼の機転で
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そして上洛後初の秀吉の謁見で秀吉が謙信公の刀ではなく
金に興味を持つ事に景勝は失望を覚えるのだった。
確かに上杉家はお金に執着する家でもないし、
あまり財政で圧迫した政治もしていない。
ゆえにのちのち米沢に減封になった時も惜しみなく
金を家臣たちに分け与えているのも
金より義の上杉というのが良く解るエピソードだ。
元々秀吉の派手好き並びに金好き、
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その光景は各大名も異常に映ったに違いない。
それ以上に景勝と兼続を悩ましたのは大名挨拶だった。
元々普段から多くの大名と謁見した事の少ない
景勝にとって1週間で40人近い大名と挨拶回りし、
そして宴に呼ばれ続ける日々は次第に景勝にとって
心労を重ねる事になった。
そしてついに景勝は倒れてしまうのだった。
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家康と氏政との関係にも微妙になっている状況だった。
家康が秀吉に上洛して謁見するのはその後となるのだが、
この頃までは家康と氏政との関係は良好で
この関係があったからこそ武田討伐では
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