7日大河ドラマ「天地人」第23話を視聴した。

今回は上洛をためらう景勝に上洛の決意をさせるために

お船が兼続に故郷の上田庄に里帰りを提案され、

家老栗林の病気見舞いを兼ねて向かうのだった。

そしてそこで景勝と兼続はかつて寺で学んだ事と

その時の出来事が2人に甦り、

そこで原点に戻った景勝は上洛を改めて決意するのだった。

そして兼続もまた兜の印に悩んでいた。

景勝が義を通すなら兼続は愛を導くという決意を

お船の助言で決めて愛の兜がここに誕生するシーンがメインだった。
ストーリー

秀吉に上洛の約束をした景勝だったが、

突然上洛を取りやめると言い出す。

兼続は、お船に言われて景勝を故郷の上田庄に誘う。

上田庄を訪れた兼続と景勝は、病に伏せている栗林を見舞う。

景勝は「上洛しても上杉の誇りだけは捨てないでほしい」

という栗林の言葉に胸を熱くする。

そして、兼続と景勝は雲洞庵を訪れる。

幼い与六、喜平次のころの思い出がよみがえり、

二人はあらためて主従のきずなを確かめ合う。

北高全祝は、上洛を迷っている景勝に一枚の書を渡す。

それは景勝が幼いころに書いた「第一義」の言葉であった。

「迷いは信念を心にすえる礎」という全祝の言葉に、景勝は上洛を決意。

上洛の日が迫るころ、兼続は自分の義にふさわしい言葉を探していた。

お船は最初に考えた「愛」の文字がよいと助言する。

仁愛の愛、越後の民を愛する思いが自らの力の源であると兼続も納得し、

「愛」の文字を兜の前立てにあしらう。

上田衆たちは面食らうが景勝は兼続にふさわしいと励ます。

出発の日、仙桃院は、

「義」と「愛」がそろえば恐れるものはないと二人を鼓舞する。

颯爽(さっそう)と行軍する上杉軍に、

兼続の愛の兜がひときわ輝いていた。

以上NHK天地人HPより


今回は上洛をためらう景勝に困っていた兼続は

三成から届く書状に対して素早く決断する必要が生じていた。

しかし越後は今冬ゆえ上洛は難しく春まで時間があった事もあり

お船が兼続に故郷の上田庄へ行って原点に戻ってみる事を提案される。

確かに困った時には原点も戻る事が1番だという事は

どんな状況になってもあるので、この選択はベストだと思う。

そして上田庄へ戻った景勝と兼続は幼少期の頃を思い出していた。

そして2人とも謙信公の教えを思い出した2人は謙信公の義を思い出し、

景勝は義を通す決心を固める。

一方兼続も義以外の言葉を捜していたが、

最初に書いた愛という言葉をお船が良いではないですか

という言葉で愛を旗印にする事を決心し、愛の兜がここに誕生した。

一方その頃秀吉は利家を従えて景勝をどう自らの懐に入れるか考えていた。

そして秀吉はお金に糸目を付けずに利家に景勝を迎えるように指示する。

確かにお金も必要だが、お金の切れ目が縁の切れ目というのを

秀吉は知らずに育ったゆえ、

信長と家康の違いは百姓出という事で

お金に対する執着心は2人より大きいものがあった。

ゆえにのちのちその金がらみの争いが絶えなくなるのだが・・・

成り上がった者ゆえ仕方ないかもしれないが・・・

次回は初上洛した景勝と兼続は京の都のもてなしなどに戸惑う。

果たして景勝と兼続はこの誘惑に勝てるのか?

その上洛に注目したい。

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