9日Jリーグ09第11節1日目が行なわれ、

アルビレックス新潟はアウエーNDソフトスタジアム山形で

6位モンテディオ山形と対戦し

1対0でアルビレックス新潟がFW矢野の2試合連続ゴールが

決勝点となり逃げ切って天地人ダービーを制して

5連戦最後を勝ち点3で締めくくり

5勝2敗4分勝ち点19得失点差+5で

暫定3位に浮上した。

6年ぶりの対決となった山形戦は天地人ダービーとして

新潟からも5千人を超えるサポーターが

義を貫き愛で山形を圧倒した試合となった。
今季2度目のアウエー遠征は現在放送中の天地人のもう1つの故郷である

山形への遠征だった。

朝の8時半に自宅を出て米沢へ向かい、

上杉神社と天地人博を鑑賞しておみやげを購入してから

いざ天童市にあるNDソフトスタジアム山形へ向かった。

私も山形へ行くのは随分久しぶりで何時行ったか覚えていないんですよね。

もちろんアウエー山形遠征は今回は初めてという事で

開門30分前の14時30分過ぎに到着!

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山形は自然に囲まれているので周りを見渡す限り山!山!山!

と新潟は越後平野が広いので新潟市内にいる時は

殆ど山は遠くに見える程度なのですが、

山形は目の前が山なので冬は厳しい生活をされている事を感じる地域ですね。

そして入場まで10分頃に行ったら何時から並んでいるのかこの行列!!!

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前日の記事では4000人とも5000人とも言われた

サポーターが来場するという話は話以上のサポーターが

新潟から義を貫き愛を伝えるために山形へやって来ました。

さてそのNDソフトスタジアムですが、

山形県の人口規模を考えると多くは望めないのは解るのですが、

新潟と山形が始めて対戦した頃にビックスワンができる前に

使っていた新潟陸上競技場を若干改築した感じのスタジアム、

集客数は約2万なので半分アウエー側サポーターで

埋まってしまうとホームの山形がホームじゃなくなる感じですね。

鹿島の時ですらアウエー自由席しか埋められなかった事を思うと、

次に埋められそうなチームは浦和しかいないでしょうね。

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浦和サポーターなら新潟に4千人来場するぐらいですから

6000台止められる駐車場を半分埋められるんじゃないでしょうか?

東北自動車道から山形北ICまで行けばすぐですから

電車だとナイターでは1泊しないと無理でしょうね。

という感じで山形の試合前の応援風景を見ていたら

山形北高校のチアリーダーズがダンスパフォーマンスを疲労していました。

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話では山形北高校のチアリーダーズは5年連続全国大会制覇

という素晴らしい実績を上げているそうで

確かに新潟のチアリーダーズ並に洗礼された動きを見せていました。

ただ会場のMCさんうちは新潟アルビレックスではありません!

アルビレックス新潟です!

野球チームとサッカーチームの名前間違わないでくださいね!

試合前には山形と新潟のU−13の試合が行われて、

4対1で新潟U−13が山形U−13を圧倒して勝利しました。

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という感じで試合の方に入ると

この試合では5連戦の最後という事で選手たちは

もうスタミナ切れ寸前の中で始まった。

山形も連戦で怪我人が続出しFW不在の中で采配を振るう苦しい展開・・・

新潟もここ3試合勝ち切れない試合が続く、

6年ぶりの対決となった天地人ダービーの試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−3−3(4−1−2−3)

GK北野

DF

右SB内田 CB千代反田 CB永田 左SB中野

MF

右MFマルシオ アンカー本間 左MFチョ

FW

右W矢野 CF大島 左Wペドロ

マルシオが出場停止明けとなって復帰した事により

前節いい動きを見せたチョを松下に代えて起用し、

ジウトンの出場停止の左SBには中野が入った。

試合は前半からFW登録4人の新潟が圧倒的攻撃力で攻めれば、

山形はカウンターからゴールを脅かす展開、

山形の場合は守りを固めつつ少ないチャンスを活かして得点する

パターンに対して新潟は今季は破壊力抜群の3トップで

両ウイングが突破しMFとSBの押し上げで

ゴールを狙うというスタンスだが、

前半はMFで起用したチョのキープ力で中盤の攻撃では圧倒し、

キープ率ははるかに良くなった。

ただその反面守備力が若干低下したゆえ

やはり攻撃的フォーメーションでは4バックとアンカーの守備力が

良くなければならない。

CBはダブル充が確り抑え、

アンカーの本間もカバーリングで的確な守備をし、

両サイドバックも攻守で運動量を重ねてカバーする。

それでも攻撃5枚守備5枚となってしまうので、

攻撃的選手がいかに守備に参加して守備力を保つかポイントになっていく。

新潟は前半徹底的にプレスをかけて、ボールを奪い、

攻撃ではドリブル突破からゴールを目指すシーンが多かったが

山形の固い守備を崩せない。

対して山形もカウンターから前半25分に決定的シーンがあったけれど、

GK北野のファインセーブでゴールを割らさない。

新潟の攻撃が圧倒した前半だったが両チームゴールを割れず折り返す。

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後半開始早々山形は新潟の最終ラインで

ボールを奪いGK北野と1対1になるがGK北野が

冷静に対処して事なきを得る。

山形は負傷者が続出し、FWで起用したキム・ビョンスクが、

守備の要レオナルドがそれぞれ途中交代するアクシデント、

攻撃に守備に欠かせない選手を失った山形は攻撃のチャンスを失っていく。

その中で新潟は積極的に突破を図りペドロは何度も相手を

置き去りにするドリブルでチャンスを演出し続ける。

そして後半15分ペドロのドリブルシュートを

DFがはじいたところをFW矢野が決めて新潟が待望の先制ゴールを上げる。

その後新潟は積極的にゴールを目指すがゴールを割れない。

後半30分を過ぎてから新潟は次第に選手の足が止まりだす。

この試合ではFWが後半30分からボールを追いかけられない

シーンが増えてきて、次第に新潟はピンチを迎える。

しかしこれをディフェンスは踏ん張り続ける。

結局試合はこのまま新潟が逃げ切り、

5連戦の最後に勝ち点3を獲得して終わった。

試合内容としてはFWのチョをMFで起用した点については

私自身とても良い選択だったと思う。

最近の試合では勝ち切れない試合が多く、

マルシオ欠場の試合でMFとして出場したチョが

とても良かったので最近精彩を欠く松下に代えて起用された。

マルシオとチョの2人のキープ力があるし、

攻撃的にも5人が揃えばそれだけ得点チャンスも増えてくるものだ。

攻撃的選手なのでMFで出場した事により

さらにチームのオプションが増えた。

私自身はより攻撃的なサッカーをするのなら

松下に代えてチョを起用し続けていくことが大切だ。

ジウトンの累積警告で出場停止となったけれど、

守備面では中野が確り守備で貢献したが、

攻撃面でははやり多少なりとも攻撃力のあるジウトンが失った事で

より攻撃的な試合運びをできたが、

ジウトンがいない時にSBの攻撃力が半減してしまうのは

何とかしたいところだ。

選手交代ももう1点と思って引っ張ってしまったり、

点数を狙うのか?それとも逃げ切るのかで選手起用は変わってくるが、

今日の試合ではどちらに見えたのだろうか?

という感じでこの試合でより攻撃的なサッカーを展開し続けた。

ホームで失った勝ち点をアウエーで補った5連戦だったが、

昨シーズンわずか2勝しかできなかったアウエーでの勝利が

今年はこの試合で昨年を上回った。

これからホームでの試合が多くなるので

できる限りホーム必勝!

アウエーでどれだけ拾えるかが上位に残るポイントとなっていく。

次節ではジウトンが復帰してどれだけ攻撃的に戦えるか?

ホーム連戦で確り勝ち点3を確保したい。

最後にこれで私のアウエー観戦は2連勝と縁起が良いだけに

アウエー遠征も時間と場所と経費が一致したら

アウエー遠征を計画したいと思いますし、

次の天地人ダービーでも山形を圧倒する愛で勝利したいですね。

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