25日東京ドームで巨人対中日戦が行われ、

5×対4で巨人が2点リードされた崖っぷちの9回に

代打亀井選手の代打サヨナラ3ランで勝利し

劇的な勝利を上げて週間勝ち越しを決めた。

試合は巨人先発尚成投手、中日先発チェンの投げ合いで始まり、

2回に巨人が4番ラミレスのホームランで先制するが、

5回に中日が6番小池選手のホームランで同点に追いつく。

しかしその裏巨人は1番鈴木選手のタイムリーで勝ち越すと、

7回から中継ぎを投入するが8回に3番手山口投手が捕まり、

1番荒木選手のタイムリーで同点に追いつくと、

9回には5番和田選手の勝ち越し2ランで逆転を許す。

しかし9回巨人は抑えの岩瀬投手を攻めて、

代打亀井選手が初球を振り切り代打逆転サヨラナ3ランで

巨人は天敵岩瀬投手を攻略して勝利した。

これで巨人は週間勝ち越しを決めて貯金2桁に挑戦する。
リリーフ陣の疲労もあるだろうし打線の不調で

投手陣を助けられないシーンが多いのも事実だけれど、

今年の巨人はその逆境すら跳ね返す力がある事を証明して見せた。

これまで岩瀬投手のコールを聞くと戦力喪失だったチームが

岩瀬投手の不調もあり、攻略の糸口を見つけ出した。

そして岩瀬投手を攻略したのは奇策の代打亀井選手だった。

確かにこのシーンでは送りバントを考えるなら

木村選手の方が適任だと思うけれど、

右の切り札のいなかった巨人にとっては

ここで次は右が並ぶ事を踏まえたら

足が速く打撃力のある亀井選手が適任と

判断してあえて逆転を狙っていった。

残ったメンバーを考えればそう考えて良いだろう。

そして送りバントを考えた中日ベンチは

初球に不用意な1球を投じた事が結果的に

裏目となり逆転3ランを呼んだ試合だった。

リリーフ陣が疲れている今だが、

ここで確り勝利をものにできれば

交流戦までに貯金を2桁キープした状態で

迎えられるので日程に余裕がある交流戦まで踏ん張りたいところだ。

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