関西独立リーグはこれで国内３リーグ目と

プロ野球独立リーグとして今年より始まったけれど、

私も地元新潟を中心に始まったBCリーグを観戦し

新潟の後援会に入っているので独立リーグを支える者として

開幕戦おめでとうございます。

独立リーグも四国、北信越と地方中心に始まったけれど、

今回は関西という都市圏で始まった。

関西での発起人は四国を立ち上げた石毛氏だけれど、

今の時代社会人野球が廃部になる中で

採算を目指しながらも育成と地元密着型の独立リーグに

足を運ぶ野球ファンは現実問題そう多いわけじゃない。

実際に四国、BCリーグとも赤字経営という厳しさの中で

地域を盛り上げる役割を担い手として

リーグ戦を行なっているんだけれど、

今年は独立リーグ同士によるチャンピオンシリーズが

行なわれるようなので是非とも盛り上がってほしい。

大都市圏でしかも阪神のお膝元の関西で

採算が取れるのか疑問視されるが、

阪神というトップがあり、

その下に独立リーグがあるという感じで考えても良いのだろうし、

大都市圏という事で人口密度の高い関西で

どれだけ観客動員が望めるかがポイントになってくるだろう。

その中で開幕した開幕戦では京セラドームを使用という事で

新潟では県営球場が完成しない限りまず

大規模な球場での開催はできない。

開幕戦で１万１５９２人が集まり、

橋下知事に歌手の谷村奈南さんによる国歌斉唱という形で

始まった試合の最大の注目は史上初の女性プロ野球選手で

ある吉田えり投手の登板だった。

デビュー戦となったこの試合で

打者２人に四球と空振り三振の９球で交代したが、

サイドスローから投げるナックルは

世界でも類をみないだけに相当効果的に使えそうだ。

ナックルボーラーと言えば

ボストンレッドソックスのティム・ウェイクフィールドが

投げる事で有名だが、

それでもオーバースローでありサイドスローからの

ナックルは横から揺れてさらに打ちにくいボールになるのだろう。

私も女性が通用する可能性の中で

唯一サイドスローかアンダースローで投げる投手

という条件があったからその条件を満たした投手が

いよいよ登場したという事になる。

球速こそ１００km前後だけれど、

投手の面白いのは遅くても抑えられるところだ。

ただ球速が遅いので走者を出すと盗塁を許してしまう

可能性が高くなるのも事実で当面は中継ぎでの登板が

１番ベストになるだろう。

歴史の一歩を踏んだ吉田投手の今後の登板に注目していきたい。



　←ブログランキングに参加しております。