25日Jリーグ09ナビスコカップ第1節が行われ、

アルビレックス新潟はアウエーNACK5スタジアム大宮で

大宮アルディージャと対戦し、

1対2で敗れ予選突破へ厳しいスタートを切った。

試合は前半から新潟がボールを支配しながら展開するが、

前半24分に大宮がCKからDFマトのヘディングで先制し

大宮が主導権を握って前半を終了する。

後半になると新潟は攻勢を仕掛け、

後半12分FKからDFジウトンのゴールで同点に追いつき、

その後新潟はFWチョを投入して3トップで攻勢を仕掛けるが、

後半37分に大宮はFW石原のゴールで勝ち越しを許し、

結局そのまま逃げ切られた。

これでアルビレックス新潟は大事な初戦を落とし

予選突破へ厳しいスタートを切った。
今年こそ予選突破をという事で挑んだナビスコ杯初戦だったけれど、

矢野、ペドロを欠いた新潟は守備を固める

大宮の前に攻め切る事ができなかった。

この試合ではFWペドロが期限移籍中の大宮との試合は

出場できないという条約が盛り込まれており

3トップではなく2トップからのスタートだった。

ダブルボランチに千葉を入れての昨年やり慣れた布陣だったが、

この布陣はどちらかというと強い相手に守備的に戦う布陣なので

大宮相手なら攻撃的に入っても良かったのでは?と私は思う。

大宮戦でペドロを使えないという事はあるものの、

今年は3トップにチェンジして挑むなら

アウエーでも鹿島、G大阪、浦和などの強敵相手でない限りは

守備的に入るのではなく、攻撃的に入るべきなのだと思う。

この試合での4−4−2システムではFWに田中を起用したが、

田中を起用する意図は中盤の支配力を重視するので、

やや1トップ気味の布陣でもある。

ただこの布陣は引いた相手には攻撃力が低下するので、

引いた相手にはあまり効果的じゃない。

常に前線に張る選手を起用しなければ

相手の脅威にならない布陣ともいえる。

試合の入り方に問題があったし、後手を踏んだ試合だった。

ただ矢野、ペドロを欠いたものの、

若手を積極的に起用して戦えるメリットがあるので

若手の台頭を期待しながらのナビスコ杯になるのは間違いない。

次はホームで磐田戦だけれど、

確り勝ち点3を確保し予選突破へ向けて攻撃的に展開してほしい。

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