1日ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)

強化試合日本対巨人戦が東京ドームで行なわれ、

2×対1で延長10回日本が巨人に苦戦しながらも

暴投による自滅で勝利し5日からの本戦への調整試合を締めくくった。

試合は日本先発杉内投手、巨人先発尚成投手の投げあいで始まり、

初回に巨人が3番アルフォンゾのホームランで

1点を先制される苦しい展開、日本も3回にチャンスを作るが、

8番城島捕手の併殺打などでチャンスを潰し、

尚成投手を攻略できない。

しかし5回に2番手バーンサイドを攻めて、

8番城島捕手のタイムリーで同点に追いつく。

その後日本は2番手松坂投手以降が踏ん張り得点を与えないが、

日本もチャンスを作るも3番手木佐貫投手、

4番手マイケルを攻略できず壮行試合では初の延長戦となり、

延長10回に日本が2死満塁から

代打阿部捕手の時に6番手オビスポの暴投で試合に決着をつけた。

これで日本は5日からの中国戦に向けての実戦を終了し

いよいよWBC開幕を待つだけとなった。
この試合では1番にイチロー、2番片岡選手、3番青木選手を起用し

9番に川崎選手を起用して機動力を活かした戦いができる打線を組んだ。

日本の場合イチローを3番で起用するか?

それとも1番で起用するかで構成が変わってくる。

1番にイチローを起用した場合とにかくチャンスメーカー的な役割を

求められるので盗塁面などで期待できる。

3番の場合は走者を返す役割が求められるので

起用する打順に応じた打線構成のオプションの

1つとして考えてよいだろう。

私としては2番には中島選手よりもシーズン中から

1,2番を打っている片岡選手の方が

色々な作戦が使えるので対戦に応じて

3番にはシーズン中にも3番を打っている打者を起用した方が良いし、

3番でイチローを起用するなら

1番には青木選手か岩村選手を起用して

2番に川崎選手か片岡選手を起用した方が良いかもしれない。

9番に岩村選手を起用したけれど、

個人的にはジグザク打線を組みたいがために

打線の幅を狭めている感じもある。

日本の場合イチローを打線に挟めば左右は関係ないわけであり、

イチローまでに2枚左が続いたとしても

当てる技術は世界レベルの選手で構成できる。

あまりジクザクに拘ると幅を狭めるだけに

注意してほしいところだ。

ここまでの壮行試合において

1番気になるのは先発投手の立ち上がりだ。

元々立ち上がりに強い投手がいない日本だけれど、

ダルビッシュ、松坂投手、岩隈投手、杉内投手と

立ち上がりの3回までに2失点以内の失点をしている。

日本がWBCで勝ち上がるためには

先取点を与えない必要がある訳で、

現実リリーフ専門投手がわずか3人しかいない事を

踏まえたら序盤の失点はより致命的となる。

抑えの藤川投手まで繋げられるかがポイントになるだろうが、

この試合において先発投手が立ち上がりで

失点しない展開をしなければならない事を課題として残った。

この試合では巨人の主力投手の尚成投手、

バーンサイド、木佐貫投手、マイケルまで

1点しか攻略できなかっただけに、

韓国戦で対戦する事になれば

当然これ以上の苦戦が予想される。

レベルの高い投手に対してどうやって攻略するのかが

課題の1つだ。

いよいよWBC開幕まであとわずか!

サムライたちの戦いに期待したい。

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