4日ドラマ「キイナ -不可能犯罪捜査官-」第3話を視聴した。

今回は死んだはずの男性が生きていたという事になり

捜査し始めてキイナたちはその男性の妻が

盲目であり見えない事を知った。

妻は夫は生きていると信じ込む事にキイナたちは

本当に生きているのでは?

と思い始めた矢先に男性の妻が襲われ事件を

追った先に犯人を突き止め、

その先には悲しい結末をみたシーンがメインだった。
ストーリー

死亡したはずの男がフラフラと歩いていた――。

そんな目撃情報を聞いた、男の妻・渋沢瞳から、

確認してほしいと依頼を受けたキイナたち

“ベッパン”はさっそく捜査を始める。

その男は、建設会社で現場監督をしていた渋沢圭吾。

事故当時、仮設事務所で一人当直をしていたところ、

石油ストーブが原因の爆発事故に遭遇し死亡した。

遺体の損傷が激しかったため、死因の特定には至らなかったが、

血液型、遺留品の結婚指輪などから、渋沢本人と確認された。

渋沢の家を訪ねたキイナとタケルは、

瞳の目が不自由だということに気付き驚く。

瞳は、今でも渋沢が近くで見守っていてくれる気がすると言う。

実は渋沢が目撃された場所は、

瞳がプロポーズされた思い出の場所だったのだ。

そんな中、瞳が自宅で何者かに襲われる強盗致傷事件が発生した。

キイナたちが捜査をしていると、

渋沢のかつての同僚・河野祐一が心配して駆けつけてきた。

河野も犯人には心当たりはないと言う、

その時、キイナは野次馬の中に、

一瞬、見覚えのある渋沢のコートを見た気がして―――。

以上日テレキイナ-不可能犯罪捜査官-HPより


今回は火事で死んだ渋沢という男性が突然死者が

生き返ったという話になり捜査をし始めるキイナたち、

そんなの在る訳ないと言い張るタケルはこの事件に乗り気じゃない。

そして事件を調べ始めたキイナとタケルは

死んだはずの渋沢の妻瞳宅へ行きその妻から事情聴取をした。

そこ中で妻瞳が盲目である事を知った。

見えない事で夫を見分けられないのでは?

という事を思い当たるが・・・

確かに見えなければ夫の判別を感じる事は難しいものだ。

そして何より妻瞳から夫を判別させるのは難しいという事にもなる。

そして死者が生き返ったという資料を調べ始めたが、

どの資料も生き返ったのではなく

生きていたという事になり説明ができない。

そしてその直後渋沢の妻瞳が襲われ怪我をする事件が発生した。

事件を追う事になった。そこへ渋沢の同僚だった

河野という男性が心配で駆けつける。

河野は渋沢の同僚だった男性だ。

事件を追う事になったタケルはこの事件の担当になりやる気になった。

おいおい本当なら事件なんて起きない方が良いわけだからね。

そして目撃情報があった付近のカメラでしらみつぶしに探す。

ここでキイナの瞬間読み取り能力が発揮され、

ついに渋沢と犯人もみつけた。

そして工藤に調べてもらっていた遺骨から

毒物が検出され別人という事も判明した。

犯人をおびき寄せて待ち伏せした

キイナとタケルは犯人が襲ってきたところをタケルが見事に撃退した。

妻瞳を襲った犯人は渋沢の同僚だった河野だった。

実は瞳を襲ったのは渋沢が生きているという話があったからだったが、

そこに死んだはずの渋沢も現れた。

実はこれにはトリックがあった。

死体は血液型が同じの別人だったのだ。

元々死因となった毒物は河野が用意した物で

河野は毒物入りコーヒーで殺すつもりだったのだった。

河野は会社のお金を横領しており、

発覚するのも時間の問題だったのだ。

まあ横領すれば誰殺してもばれるんですけれどね・・・

しかし渋沢は受け取ったコーヒーに

毒物が入っている事を知らず住所不定の日雇い派遣の作業員を

事務所に止めていた事を河野は知らず渋沢しか知らなかった。

そのコーヒーを飲んだ後にその作業員は死んだのだった。

本来ならここで警察に通報すれば彼は無実だったんだけれど、

渋沢には妻瞳の目が見えるようになるため手術費を貯めていた。

ここで自分が死んだ事にすれば保険金が

入り妻瞳の目の手術費として目が見えるように

なると考えての犯行だった。

結局渋沢は死体遺棄並びに放火容疑での立件になり、

河野は殺人未遂並びに不法侵入罪での立件となる。

事件の経緯を考えると許される事じゃないのは

言うまでもないけれど、

事件のトリックとしてはいくらそうしようとしても

血液型が一致しないとこのトリックは成立しない訳で、

果たして渋沢がそこまで把握していたのかは疑問であり、

考えるにたまたま日雇い作業員と

渋沢の血液型が一緒だったという事だ。

このトリックは容疑者Xの献身でも搭乗する訳だが、

確かに遺留品として指輪や服などがあれば十分ごまかせる訳だし、

DNA鑑定をしない限りまずそのまま処理されてしまう可能性がある。

しかし渋沢の気持ちを理解した上で書くと

本当に求めていた妻瞳の光は何だったのかを

本当に感じる事ができたなら

この事件は未然に防げたかもしれない。

本当の光を見失ってしまった犯人と妻との悲しい愛がそこにあった。

次回は占い師による殺人予告だが、

果たして占い師はどのようなトリックを計るのだろうか?

そのトリックに対してキイナの洞察力に注目だ。

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