1日大河ドラマ「天地人」第5話を視聴した。

今回は謙信の使者として信長に謁見した兼続は

初音の導きで秀吉と出会い、そして信長との謁見に成功した。

その席で兼続は信長の野望と斬新な考えに圧倒され

魔王信長の怖さに圧倒される。

その謁見後信長は兼続暗殺の指示するが、

初音の機転で三成に助けられて難を逃れる。

それから信長と勝頼と戦っ長篠の合戦の後の

1576年謙信と信長の激突は避けられなくなっていた。

そこで景勝が謙信に合戦を進言し謙信は信長との

対決を決意するシーンがメインだった。
ストーリー

天正2年(1574年)5月、兼続は上杉家の使者の一行に加わり

織田信長のいる岐阜城を訪れる。

初音の手助けで、信長に会う兼続。

信長に義の精神をぶつけるが、

信長は古くさい考えと一蹴、秀吉に密かに兼続を殺すよう命じる。

その兼続の危機を救ったのは、

のちの石田三成こと佐吉だった。

翌年、長篠の戦い。信長は鉄砲を導入した戦法で武田を破り、

越後を脅かすように近づく。

上杉家の家臣たちは謙信に出陣を促すが、

戦で多くの人命を失うことを案じる謙信は動こうとしない。

そんな折、お船が兼続に会いにきて、

間もなく婿をとることになると告げる。

ショックを受ける兼続。

一方、景勝は謙信に、今の世に義の精神を貫き、

越後のような清く安穏の国を作ることが上杉家の使命と強く説き、

ついに謙信は信長を討つ決意を固める。

そして、兼続は初陣を迎えるのだった。

以上NHK天地人HPより


今回は兼続が謙信の使者として航路越前へ回って

美濃の岐阜城へ向かったところから始まった。

使者として訪れた初音の導きで初めて秀吉と対面し、

そして信長と対面する。実際に謁見できたかはともかく、

この頃まで上杉家と織田家の関係は

殆ど壊れかかったいたのは確かだ。

そして兼続は信長の話を聞いているうちに

謙信と信長の違いを感じるようになる。

信長はとにかく斬新な考えで当時の常識を破る

所業で成功ももたらしたが、

その反面今まで気づいてきた日本の文化を破壊し尽くしている。

比叡山延暦寺の焼き討ちに始まり、

敵となったものたちは容赦なく滅ぼす所業はのちの

本能寺の変へ繋がっていくが、

兼続はこの時信長を反面教師にしたのも確かだが、

逆に信長から得たものもあっただろう。

そしてここで出会った秀吉とは後にその才能が認められ、

三成とは良き同志となるがこの頃はまだ知らない。

振り返るとこの時点で信長に対抗できる勢力は武田か上杉、

中国の毛利だったが、翌年の長篠の合戦で信長は

三千丁の鉄砲で武田騎馬隊を壊滅させ

山県、内藤、馬場、真田ら有力武将を失い勢力を縮小していく事になる。

これにより信長の脅威は謙信になった訳だが、

まだ謙信は信長との合戦に迷っていた。

しかし兼続の進言や景勝の進言により出陣を決意し

越中、能登へと向かうのだった。

これで兼続の初陣となる訳だけれど、

初陣では相当を切る事に対して躊躇する。

これを乗り越えて立派な軍師となっていく訳だが・・・

今回は信長と秀吉、そして三成との出会いがあったけれど、

この出会いで兼続にもたらした考え方が

多少なりとも変わっていく姿を見ることができた。

謙信の教えである義、古きものを壊し新しい世を

創ろうとする信長、確かにどちらも全て優れている考えではなく、

この中から良き考えを学んだ兼続が求めていく

忠義の臣としての姿を見ていくことになるだろう。

次回は苦い初陣に兼続は何を学び何を必要とするのか?

その初陣に注目だ。

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