28日アジアカップ予選バーレーン対日本戦が

バーレーン・ナショナル・スタジアムで行われ、

1対0で日本は前半24分の失点を返す事が

できず敗れW杯予選に不安を残した。

試合は序盤からカウンターで攻めて来る

バーレーンの攻勢に苦しむ展開、

前半24分にFKからMFサルマン・イサに

ヘディングを決められ先制点を許す展開、

日本もゴールを目指すが、ゴール前を固められた

バーレーンゴールを割れず前半を終了した。

後半になってもバーレーンゴールを破れず

逆にカウンターを食らう展開になり、

結局最後までゴールは遠く敗れた。

これで日本は主力不在の試合での課題だけを残し

W杯予選を戦う事になった。
わざわざ315円掛けて深夜遅くに

ネット視聴していただけ無駄な試合だった。

簡単に言ってしまえばバーレーンも

主力を欠いており引き分け上等の試合だ。

それなのに日本は決定的に攻める戦術が限定され、

突破できる状況すらない。そんな感じだった。

日本代表のフォーメーションは4−5−1(4−2−3−1)

GK川島

DF

右SB内田 CB中澤 CB寺田 左SB長友

MF

ボランチ 中村憲 稲本

右MF岡崎 トップ下田中達 左MF本田

FW玉田

前回から左SBに長友、ボランチに稲本、

左MFに本田、FWに玉田が入った。

試合を振り返るだけになるけれど、

正直このシステムにおいてまず前線で

高さがなくこれまでこのメンバーで戦ってきたが

相手も対策を確り練ってきたいた。

高さがないという事は低いグラウンダーで勝負してくる訳だから、

在る程度高さ在る選手を中央に固めて

低いボールに対応するだけでまず高さでは競り負けず、

低いボールに対応できる展開となってしまっていた。

バーレーンのゴール前は確り固められ

ミドルシュートも尽くディフェンダーに阻まれた。

こうなってしまうとサイド攻撃に高さがないので半減以下となるし、

サイドから崩す要素すらない。

中盤が中村俊輔、遠藤、松井、長谷部、稲本で

構成されれば突破する要素は十分あるのだろうが、

中盤を作れないどころかFW本職の田中達、

岡崎がMFでプレーするようでは脅威にならない。

本来4−2−3−1は1トップはポストプレーが

得意で高さある選手が適任、

しかしここ最近の1トップは玉田で

本来ドリブルを得意としカウンター攻撃では持ち味を発揮する。

2トップなら高さある選手とコンビを組めば良いが、

そうでないと活きてこない。

トップ下の3人についても左右はサイド突破で活路を見出し、

中央はFWをサポートし積極的にゴールを目指していくポジションだ。

いわゆるMF3人が積極的にゴールを目指し

ゲームを作る役割を担っている。

今日の先発では田中達、岡崎はゲームを作る選手じゃなく、

FWで持ち味を出す選手、

本田はAマッチの経験が浅くシステムに対して機能しなかった。

彼がもっと持ち味を活かしてくれたら少し違ったかもしれない。

当然攻める上でサイド攻撃は重要だが、

このシステムではサイドが上がった場合

ボランチとCBがサイドをカバーしながらプレーしなければならないが、

長友と内田がオーバーラップすると

その穴埋めがこの試合では埋められていなかった。

ゆえに何度もサイド突破を許すシーンが目立った。

結局サイド攻撃をする選手を起用せず、

高さのないFWでは相手の脅威にならない

という事を露呈した格好だった。

守備面についてもやはりこの10年GKは川口、楢崎の2人が

守ってきた事の弊害が出てきた感じだ。

GKは選手寿命が長く、ドイツW杯のドイツ代表のGKだった

レーマンとカーンは37歳だったので

まだ33歳の川口、楢崎は十分現役でプレーできるが、

GKはそろそろ西川位の世代が出てこないと厳しいのも事実だ。

残念ながら西川も怪我で欠場という状況であり、

GKの不在が現れた格好だ。

2人の存在感がそれだけ大きかったという事なんだけれどね。

問題点が出た事は次の試合でどうやって修正するのかにもなるし、

攻守の問題点をどこまで修正できるのか?

できなければオーストラリア戦は厳しいものになるだろう。

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