24日土曜プレミアム「誰も守れない」を視聴した。

このスペシャルドラマは

24日公開の映画「誰も守ってくれない Nobody to watch over me」

の4ヶ月前に起きた事件で被害者側の保護をする刑事が

マスコミやネットから守るストーリーである。

ドラマでは被害者、映画では加害者側を守る立場になった

刑事の守る術の難しさと現実の厳しさを

痛感するシーンがメインだった。
本当は映画版を後で視聴すれば上手くリンクする

作品なのかもしれないけれど、

ドラマ版では映画版だと丁度今日2009年1月24日の出来事の

4ヶ月前の2008年9月23日が舞台だ。

こちらでは映画版でも登場する尾上令子の父親が

襲われる事で被害者となった尾上敬三と

その家族令子を守る事を告げられた勝浦と三島が

保護するところから始まった。

事件の経緯と追ってレビューしていきたい。

キャスト

勝浦卓美(東豊島署刑事)演じる佐藤浩市

三島省吾(東豊島署刑事)演じる松田龍平

尾上令子(精神科医)演じる木村佳乃

坂本一郎(東豊島署暴力班係係長)演じる佐野史郎

大野木康介(令子の精神科クリニック院長)演じる森田芳光

大熊輝男(浅田組組長)演じる大杉 漣

レナ  (キャバクラ嬢)演じる藤本美貴

中原孝二(令子の患者)演じる成宮寛貴

尾上敬三(令子の父)演じる山本 圭

ストーリー

勝浦卓美と三島省吾は薬の売買の情報を受け現場に急行する。

しかし勝浦は犯人の所持していたナイフを見ると

体が凍りつき動けなくなり、危ういところを三島に助けられる。

勝浦は3年前に起きた事件のショックから立ち直れずにいたのだ。

妻と娘とも、そのトラウマが原因で別居中だった。

それを見かねた三島は勝浦を病院に連れて行き、

精神科医の尾上令子のカウンセリングを受けさせる。

そんなところに傷害事件発生の通報が。

目撃証言によると犯人はチンピラ風の男だという。

街のチンピラに詳しい暴力犯係の勝浦と三島にも要請がかかり、

強行犯係と暴力犯係の合同捜査となる。

被害者の運ばれた病院で待機している2人のもとへ

精神科医の令子が現れる。

驚く2人だが、被害者は令子の父で企業の副社長を

務める尾上敬三ということを知る。

敬三の意識が戻り事情聴取が始まると

「家族も覚悟しろ!」という犯人の捨て台詞を聞いたことが判明し、

令子の保護が始まる。

自分が狙われている事を気にもせず仕事を続け、

プライベートもいつも通り過ごす令子に付き合い保護する2人。

そんな中、ネットの掲示板やテレビのワイドショーでは、

敬三の会社のあらぬ噂やデマが流れ、

狙われて当然だという世論が沸き立つ。

そして、それは娘の令子にまで波及する。

根も葉も無い、事件とは全く関係のない情報が

ネットやテレビを飛び交い、怒りをあらわにする令子。

勝浦はマスコミとまだ見えぬ犯人から必死に守る。

ある日、三島は不信に感じた男の尾行を始めるが、

何者かに拉致され行方不明になり…。

以上フジテレビ土曜プレミアムHPより


今回はまず事件から振り返ると2008年9月23日に

被害者尾上敬三が何者かに金属バットで襲われた事から事件が始まる。

しかも襲われた尾上敬三は会社副社長をしており、

カウンセラーの令子は仕事がらみで襲われる可能性があるとして

保護されることになった。

その前に丁度勝浦と三島は薬物取引現場を押さえているところだった。

こういう薬物の売人が蔓延っているから

学生にまで蔓延する事態になるんだけれどね・・・

と事件に戻って保護し始めた勝浦と三島は患者の診察から

令子の保護はするものの職業柄診察現場までは入ることができない。

一方知らないところではネットで

尾上敬三が不正取引で疑惑を書き込まれて、

令子まで疑いの目が向けられた。

本当にこういう情報を誰が流すからこそ

在らぬ情報があるように流れることも少なくないだけに

ネットの情報の信憑性は高くないが低くもない。

ゆえにその見極めは困難を極めている。

マスコミにも追われる事になった令子だったが、

悪い事はしていないと堂々と仕事場へ向かったものの

病院から当面休むようにと言われて休暇を取る事になった。

そこで勝浦と三島は別行動を取る。

そこで1人の患者が訪れ、三島はその患者を尾行する。

そしてその尾行先でチンピラに拘束され、覚せい剤を打たれ、

薬物中毒に陥る。

薬物中毒になった三島を開放した時点で

かなり足が付くと思うんだけれど、

犯行の軽薄さを思えばその程度の知識しかないという事だ。

一方勝浦は坂本係長からネットで尾上敬三と令子の情報が

掲示板に書き込まれていると知る。

今の時代は何か事件が起こると某無法地帯掲示板で

スレッドが発生して書き込まれてしまうから、

そこからあらゆる情報を知る事になる。

匿名を良い事に何でも書けると勘違いした

ネット犯が存在するだけに怖いものだ。

そして開放された三島は薬物中毒の治療を続けるが、

そこから犯人の足跡が付き、患者の1人だった

中原孝二が犯人として捕まり、三島を薬物中毒にした

もう1人の犯人も逮捕された。

この2人はネットを通じて繋がり闇サイトからの

犯行依頼による犯行だった。

昨年の女性派遣会社社員の殺害事件を思い出すが、

こういう闇サイトや裏サイトが存在するだけに

そういうサイトへのアクセスは残念ながら

アクセスする側の任意となっているので防げない。

こういう手のサイトはすぐに逃げれるからだ。

それは映画版で書いたけれど、ネットを巧みに利用して

ネット犯が被害者を攻撃する現実がそこにある。

こういう行為は当然犯罪となるので断じて許されないが、

それ以上に犯人がこういう個人による犯行であり、

依頼した複数犯という図式には暴力団と読んでいた

警察の盲点を突かれた格好だ。

それだけ今の犯罪は巧妙になっているという事だし、

ネットを使えないと現状を把握することさえ難しい。

それ以上に昨日の友が今日の敵という事も有り得る。

これは映画版で最も近い人間が情報を晒していた

個人情報保護法違反を犯した少年がいたからなんだが、

そういう写真が晒された時は真っ先に身近に

犯人がいると思った方が良いかもしれない。

場合によってはそういう卒業写真などが

出回る闇業者もあるそうだから・・・

結局ドラマ版の被害者側も誰も守れない結果で終わったけれど、

それだけ守るという事は容易じゃない。

まして加害者側となればなおさらだ。

被害者を守る難しさを観たドラマ版だった。

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