9日サッカーJ1アルビレックス新潟は

FWアレッサンドロとの契約が

不調に終わり退団が決定した。

アレッサンドロ選手は2008年シーズンに

ブラジル2部イパチンガから期限付き移籍で

加入し当初は日本のサッカーに馴染めなかったが、

次第に持ち前の得点力を発揮し始め、

チーム最多13ゴールを挙げてリーグ5位だった。

しかし警告も10枚を受けて、

残留争いの大宮戦では興奮のあまり

2枚目の警告で退場となっていた。

これでアルビレックス新潟は2シーズン連続で

エースストライカーが去り

再びFW外国人獲得を目指す事になった。
残念だが契約不成立という事で

2008シーズン限りとなったけれど、

残留しても果たしてどうかな?

という疑問は私にはあったのも事実だ。

アレッサンドロのプレーはその前まで

在籍したエジミウソンと違い

周りを活かしながら自分もゴールを目指す選手で、

フリーキックも最大の武器だった。

しかし2008シーズンの新潟は

前線で突破する選手が不在となり、

カウンター攻撃が機能しない苦しい展開が続いた。

エジミウソンがいた時はドリブルでのキープ率に優れ、

1人だけで強引に突破する力があったが、

アレッサンドロにはその力はなかった。

これは戦術次第なんだけれど、

新潟の戦術を考えると前線でキープ力のある

選手がいないと周りを活かせないサッカーになってしまう。

得点能力とフリーキックの精度を考えると惜しいけれど、

再び再構築するには仕方ない選択だと思う。

現在新潟は主力の殆どは残留しただけに、

残るは攻撃的MFとFWの獲得が

どちらにしても急務だった。

既にFW大島を獲得し、

MFにはデビットソンが復帰し寺川の穴埋めはできた。

今季もGK東口、DF酒井、MF三門、FW明堂、

FWブルーノと即戦力大学生を含む

新人補強5人しており若手中心の底上げも着々に進んでいる。

ここに経験ある攻撃的選手を獲得すれば

選手層はより上がってくる。

再構築とはいっても既に守備面は固まっており、

攻撃面さえ昨シーズンの失点と同じ位に戻れば

2007シーズンの6位以上を目指せる。

この決定は前向きに考えていきたい。

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