2008年も残り半分となりいよいよ年間総括の季節となりました。

2008年の映画鑑賞は12月分を残して

現在61本(今年度分は60本)鑑賞し

3年連続60本以上を鑑賞しました。

本来なら1週間早いのですが、

管理人が現在風邪で長期に寝込んでおり劇場に足を運べないため

残り作品は対象外として11月分まで鑑賞した

作品から今年度の私が選ぶベスト映画、

ワースト映画並びにベスト主演俳優&女優、

助演俳優&女優、新人、音楽、TBベスト10を

選びたいと思います。
今年度は昨年のように80本ではなく

3年連続60本以上を目標としたので

12月体力が回復すれば数作品鑑賞予定なので

65作品鑑賞する事になりそうです。

当初は観ようと思った作品もあったものの

やはり多忙な中では断念しなければならない作品も多く

DVDで鑑賞するケースもありました。

という事で今年の傾向ですが100点作品が4作品あり

全体的な平均点も81.32点とまあ当Blogは

比較的高い得点をつけるだけに極端に低い作品が

含まれていると余計目立ってしまう傾向があります。

今年は邦画興行収入2000億越えが確実というだけに

それだけいい作品が多かった1年なのかもしれません。

それでは今年もランキング並びに

ベストを決めていきたいと思います。

トラックバック数ベスト10

2007年12月13日現在


10位

「おくりびと」仕事を理解してわかった故人をおくりだす素晴らしい旅のお手伝い

トラックバック数63件 星5 評価点100点


9位

「ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛」ナルニア再興のために戦った5人の王と兵士たち

トラックバック数64件 星5 評価点92点


8位

「レッドクリフ Part I」少数精鋭で大軍に挑んだ孔明の周瑜の策略と陣形

トラックバック数68件 星5 評価点95点


6位

「20世紀少年第1章」謎のともだちの裏切りを世紀末で止める事はできるのでしょうか?

トラックバック数71件 星5 評価点86点


6位

「容疑者Xの献身」完全犯行トリックの末にみた湯川が導き出した底辺×高さ÷愛の答え

トラックバック数71件 星5 評価点100点


5位

「ザ・マジックアワー」人生の大一番に掛けた伝説の殺し屋を演じた三流役者の主演映画

トラックバック数72件 星5 評価点95点


4位

「L change the WorLd」23日間の最期まで命を諦めなかった死神に勝利した名探偵L最期の事件

トラックバック数76件 星5 評価点90点


3位

「ライラの冒険 黄金の羅針盤」真実の羅針盤に導かれたライラの勇者たち

トラックバック数81件 星5 評価点92点


2位

「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」19年ぶりの冒険で巡り合ったインディの秘宝と古代の秘宝

トラックバック数86件 星5 評価点90点


1位

「崖の上のポニョ」守り信じて受け入れた先にみた愛するという事の意味

トラックバック数89件 星5 評価点97点


以上が2008年のトラックバックベスト10となりました。

年間通すと注目度の高かったポニョや

不振と言われていた洋画でインディとライラが2,3位を占める当たり

注目度が高かった作品が多かったというのが伺えます。

当Blogで書いた作品の全てが5評価だった事は

ある意味ほっとしている部分があります。

次に2008年主演男女、助演男女、新人、音楽

を選びたいと思います。

主演男優

堤真一「クライマーズ・ハイ」「容疑者Xの献身」

色々な作品の中から迷いましたが、

やはりクライマーズ・ハイ、事実上主演級の容疑者Xの献身での

迫真の演技には圧倒され続けました。

多くの主演候補がいる中で最も光っていた俳優さんでした。

主演女優

綾瀬はるか「僕の彼女はサイボーグ」「ICHI」

「ザ・マジックアワー」「ハッピーフライト」


今年の映画界では外す事ができない綾瀬作品ですが、

4作品に出演して色々な顔をみせたのも

さすがですが特にICHIでの演技は

主演女優賞に相応しい演技は見事でした。

助演男優

堺雅人「アフタースクール」「クライマーズ・ハイ」

こちらも脇役として数多くの作品でキーマンになっていた堺さん。

篤姫でのセンベイ将軍のイメージが強いかもしれませんが

映画ではそれとは全く違う面を確り演じていました。

助演女優

田畑智子「アフタースクール」「ブタがいた教室」「ハッピーフライト」

助演だけなら今年1年あまり目立たなかったけれど、

短い時間でその存在感を示した田畑さんの演技は

アフタースクールでは見事に騙されてしまいました。

新人

甘利はるな「コドモのコドモ」「ブタがいた教室」

今年も数多くの新人がデビューしましたが、

その中でもわずか11歳ながら11歳の母になる難しい役どころや

ブタがいた教室での最後までPちゃんを食べない

優等生の少女を演じ切った演技は次世代の志田未来、

福田麻衣子に続く存在になるでしょう。

音楽

「うた魂♪」

今年も数多くの音楽が印象に残りましたが、

その中でも音楽を題材にしたうた魂♪の不器用ながら

一生懸命に歌っているシーンが印象的でした。

そして当Blogでのワースト映画5を上げます。

当Blogでも相当辛口評価作品ですので悪しからず。

ワースト5

「蛇にピアス」痛みを感じて生きた先にみた空虚しか残らない自分の体(R-15指定)

星3 評価点42点


文学の世界観なので難しい側面や心理はあるとしても

やはり肉体改造をする事そのものが空虚でしかないという作品でした。

ワースト4

「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」心の闇の死神に襲われた美少女を救った根性なしの男(PG-12指定)

星3 評価点42点


食い逃げ、万引き、無免許と腰抜け男がどうして

こういう美少女に惚れて救ってしまうのだろうか

と首を傾げてしまった作品でした。

ワースト3

「神様のパズル」無感情の天才少女に感情を届けたスシバカ&歌バカ少年

星2 評価点35点


物理は全く習った事のない私にとっては

これほど理解不能な作品は過去においてありませんでした。

やはり観る時は確り理解しないと作品の良し悪しを

理解できない事を悟った作品でした。

ワースト2

「銀色のシーズン」大馬鹿猿3匹による環境汚染推進オンパレードシーズン

星1 評価点1点


今季開幕早々大転倒をした作品でした。

終わりよければ全て良しという人にはよいかもしれませんが、

あまりにも迷惑千万な行為の数々に

このバカ猿3匹は氷の棺に埋葬するのがベストでしょう。

ワースト1

「イキガミ」管理独裁国家による未来なき国家殺人の愚かな全貌

星1 評価点0点


全く持って救いようのない世界だ。

ここまで救いようのない世界を描いた原作者もある意味凄いが、

やはり物語として描くなら救いようのある内容を描いてほしい。

救いようのない世界でお涙頂戴を描くなぞ

これほど恐ろしい思想もないだろう。

と今年も数作品批判一掃してしまいましたが、

年間本数が多いとどうしても外れ作品に出会ってしまうんですよね。

という事で以上ワースト5でした。

そして2008年映画ベスト10と行きます。

特別作品賞

「アース」地球の危機を訴えた自然に生きる動物たちの生存競争

星5 評価点100点

ドキュメンタリー作品という事で映画というよりも

自然を考えるという事で今回は特別賞とさせて頂きます。

自然の危機的状況と自然の厳しさを知る事ができた作品でした。

10位

「崖の上のポニョ」守り信じて受け入れた先にみた愛するという事の意味

星5 評価点97点


とても題材がわかり易く短いメッセージで多くの人に

伝えたのはとてもストレートで良かったです。

10位

「結婚しようよ」結婚する娘からプレゼントされた最高のウエディングソング

星5 評価点97点


私自身は何時になるかわかりませんが、結婚相手と知り合い、

結婚するまでの過程を実に綺麗に描かれていたのが印象的でした。

R-45以上作品となっておりますが、

いやいや若い世代でも十分理解できる作品でしたよ。

9位

「ガチ☆ボーイ」記憶は残らなくてもみんなの心に残るネバーギブアップファイト

星5 評価点98点


記憶を失った青年が何故かプロレスをやり始めるんだけれど、

下手でも最初から最後まで真剣にプレーする姿には

誰もが心の記憶として残す事でしょう。

8位

「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」ループし続ける世界でみつけた哀しみと愛と変革を忘れない為の戦争ストーリー

星5 評価点98点


変化のない繰り返す世界でも愛と悲しみを忘れない事の必要性を

説いたストーリーでしたが、同じ世界を繰り返したとしても

愛す人は同じなのかな?とちょっと思ってしまったんですけれどね。

7位

「ハンサム★スーツ」見た目だけでは幸せになれない事を知ったハンサムライフ

星5 評価点98点


ハンサムになれば幸せになれるのか?という題材でしたが、

ハンサムだから幸せになれる訳じゃない事を

この作品では確り描き本当の幸せを示してくれました。

6位

「うた魂♪」心をさらけ出した事で自分らしさを出せた魂の合唱ハーモニー

星5 評価点98点


歌は上手いだけではなく、心で歌わなければ届かない想いが

ある事を教えてくれた曲の数々に感動しながら観ていました。

やっぱり音楽の力は大きい事を再認識した次第です。

5位

「アフタースクール」騙され続けた最後の最後に納得してしまう痛快ストーリー

星5 評価点98点


最初から最後まで見事に騙されてしまいました。

色々な騙し方がありますが、

こういう騙し方は1番納得する騙し方なので犯人は

このように騙されてほしいものです。

4位

「容疑者Xの献身」完全犯行トリックの末にみた湯川が導き出した底辺×高さ÷愛の答え

星5 評価点100点


ドラマから映画化した作品では

過去最高の作品なのではないでしょうか

と思えるほどドラマと違った緊迫感がありました。

堤真一さんの迫力ある演技には

本当に底辺×高さ÷愛でしか説く事ができませんでした。

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3位

「母べえ」自由のない時代でも信じる思想を通して信じ合った強い絆の家族愛

星5 評価点100点


戦時中父親が捕まり母親とその姉妹が暮らしていく姿には

本当に日本の母親像を見た作品でした。

天国で父べえと再会して幸せに暮らしている事でしょうね。

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2位

「ブタがいた教室」Pちゃんを飼って初めて知った全てに注がれている愛情を知る生きる授業

星5 評価点100点


実際にあった授業を映画化した作品でしたけれど、

実に台本にない26人の生徒たちの議論には本当に考えさせられたし、

それぞれの想いが強くて最後は涙した素晴らしい授業でした。

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1位

「おくりびと」仕事を理解してわかった故人をおくりだす素晴らしい旅のお手伝い

星5 評価点100点


納棺士が敬遠される仕事というのに私は意外に感じた次第ですが、

人は何時か必ず死ぬ訳で誰かがおくりびとにならなければならない訳です。

そんな偏見を覆す仕事振りには数多くの人に対して

理解を得る事ができた作品なのではないかと思います。

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以上今年の2008映画ベスト10でした。

今年も数多くの素晴らしい作品に出会いました。

来年もまた数にこだわらず質にこだわりたい年にしたいと

思っているので1つでもいい作品に出会いたいと思います。

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