11日クラブW杯トヨタカップ2008が開幕し、

初戦のアジア2位アデレード対オセアニア王者ワイタケレ

の試合が行われ、

2対1でアデレードがワイタケレの組織的守備に苦しみながらも

初戦突破を果たした。

試合は前半から終始アデレードが押し気味に試合を進めるが

ワイタケレの組織的守備の前になかなかゴールを割れない。

攻めあぐねている中ワイタケレは前半34分FKのチャンスで

GKとの競り合いからMFシーマンが決めて

ワイタケレが先制する展開となるが、

その後アデレードは前半39分にCKからDFマレンが

ヘッドで決めて同点に追いつき前半を終了した。

後半になるとアデレードが完全に試合を支配し

ワイタケレは少ないチャンスでパワープレーに徹するが

どちらもゴールを割れず後半38分アデレードは

FKからMFドッドがヘッドで勝ち越し点を上げてそのまま逃げ切った。

これでアデレードは14日にアジア王者ガンバ大阪と対戦する。
事実上のオセアニア代表決定戦みたいな試合だったけれど、

ラグビーならかなりハイレベルな国と国とのぶつかり合いの

試合になるのだろうが、

サッカーだとオーストラリアが1枚も2枚も上であり

アマチュアで固められているワイタケレとはかなり実力的に開きがある。

そう考えると今回のワイタケレは確かに

殆ど攻められている時間が長かったとは

いえよく善戦した試合だったと言える。

シュート20本、コーナーキック19本与えて

さらにFKも多く与えた事を踏まえたら

よく2失点で止まったと言えるだろう。

2年前にオーストラリアがアジアへ転籍してから

オセアニアは実力ともに大きな差がついてしまっただけに

6大陸という括りを踏まえてもかなり厳しい事が伺える。

次回はUAEへ舞台を移すが

次回のACLではおそらくUAEのクラブが

優勝する事はかなり低いという感じがあるだけに

開催国枠として出場するUAEのクラブに対して

勝てないとなればオセアニアの枠は外される可能性がある。

来年も残るだろうが世界と戦う上で

国全体の強化が必要なのかもしれない。

それでも今回の健闘は次回の大会につながるので

是非とも次回も出場してほしい。

アデレードだけれど、いくら主力が負傷や風邪や温存で

出場していないとはいえこれだけ苦戦するようなら

ガンバ大阪にとっては大きなアドバンテージとなるだろう。

果たしてマンチェスターUと対戦するチームはどちらか?

14日の試合が楽しみだ。

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