Jリーグもリーグ戦が終わりアルビレックス新潟は

今シーズンの全日程を終えた。

戦力外通告の時期でもあるけれど、今シーズンの戦いを振り返りたい。
今シーズンのアルビレックス新潟は本当に苦しいスタートを切った。

開幕4連敗に始まり2度の4連敗、

最終節まで残留争いというJ1での戦い5年目で

最も苦しい戦いを強いられた。

この原因はどこにあったのか?

今シーズンの成績は

11勝14敗9分勝ち点42、得点32、失点46、得失点差ー14

という失点こそ昨シーズンと変わらないが、

得点はリーグ最下位という結果に終わった。

4シーズン新潟はエジミウソンに頼り困った時には

エジミウソンに頼ってきた。

エジミウソンが抜けた事も大きかったが

それ以上にシルビーニョ、坂本、鈴木慎吾が抜けた事で

攻撃的な選手と中盤の司令塔が不在になり

マルシオに大きな負担が掛かる事になった。

守備面は坂本が抜けた事により

右サイドバックの控えに苦しみ

本来左サイドバックの松尾が右をやった事もあった。

FWもアレッサンドロが加入したけれど

エジミウソンと違い周りを活かしながら

ペナルティエリアで仕事をするタイプだった事で

パス回しを中心とするサッカーから

カウンターサッカーへ大きな戦術変更を余儀なくされた。

それ以上にFWの控えが薄かったために

攻撃的な選手交代ができないシーンが多かった事も反省材料だ。

私の結論としては来季の補強ポイントは

攻撃的MFならびにFWとなる。

守備面については右サイドバックの控えになるんだけれど、

既に新潟は来季ユースから酒井の昇格が決まっており、

来季右サイドの控えは酒井が務める事になりそうだ。

CBは若手の台頭が予想されるのでこちらも補強は不要だ。

ボランチについては寺川が抜けるものの千葉、本間は健在で

ここに木暮、来季加入の三門もおり

このポジションについては来季は競争が激しくなりそうだ。

そして問題は攻撃的MFになるけれど、

マルシオが残れば大きな問題はないが

やはり左サイドのポジションになる。

今季松下が定着したものの得点力という点では

どうしても物足りない面があり、

やはりここで攻撃力のあるMF獲得が必要だ。

そこで今現在他チームの戦力外選手を見ると、

柏のアレックスはうってつけなのではないだろうか?

柏のアレックスは日本では川崎、福岡、柏で

主に左サイドバックと左MFでプレーし、突破と得点力に優れている。

守備面はサイドバック経験があるので

攻撃的MFなら守備の負担も少ない。

新潟にとって今季1番泣いた左サイドの攻撃力アップには

うってつけだ。

そして最後はFWだが、アレッサンドロと矢野の2人以外に

先発できるFW不在が痛かった。

確かに河原がサブでがんばったけれど、

どちらかというとMF向きなので

来季はここに1人スーパーサブが必要だ。

現在新潟は横浜の大島に興味を持っているが、

獲れるならぜひ獲得してほしい。

獲得できない場合には短い時間で打開できる

FWが獲得できるなら獲得してほしい。

来季の目標は得失点差を+へ戻し、タイトルを狙い、

上位7位以上を目標に戦ってほしいところです。

今季の反省を活かしたオフを過ごしてほしい。

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