16日プロ野球アジアシリーズ2008決勝

日本王者埼玉西武ライオンズ対台湾王者統一ライオンズ戦が行われ、

1×対0で埼玉西武が9回に6番佐藤友亮選手の

サヨナラタイムリー2ベースで日本勢4連覇を達成した。

試合は埼玉西武先発涌井投手、統一先発アルヴァラードの投げ合いで始まり

初回から両投手とも好投しなかなか得点するチャンスがない。

涌井投手は7回途中まで、アルヴァラードは6回まで好投し

2番手以降も得点を許さず迎えた9回に埼玉西武が

2アウト1塁に走者石井選手を置いて6番佐藤友亮選手が

左中間へヒットを放ち相手の隙をみた3塁コーチが

3塁を回してサヨナラ勝ちを収めた。

これで埼玉西武は日本勢4連覇を達成し

初のアジア王者に輝いたが

アジアのレベルが上がってきた事も痛感した戦いとなった。
アジアのレベルは毎年上がり始めているけれど、

今年ほどそれを感じるシリーズもなかった。

始まった当初は韓国も台湾も日本のチームが

圧倒的にレベルが高かったけれど、

敗戦から打倒日本を掲げて日々レベルアップへ繋げている

韓国、台湾、中国の力は本当に急成長した。

アジアのメジャーを目指す日本にとっては

1軍半で戦うにはもう限界であり、

アジアシリーズまで確りベストメンバーで

戦わなければならない事を痛感した。

このレベルの高さを感じる限り来年のWBCでも

相当苦戦する可能性が高い。

まして中国の天津は今回初めて単独チームとして来日し

台湾の統一に9回1アウトまで追い込んだ。

10年以上かかるといわれた中国の野球レベルだけれど、

この調子だと10年もかからないうちに

台湾と並び韓国とも肉薄しそうな感じもある。

人口密度では圧倒的なだけに野球人口が増えたら

より素晴らしい選手を輩出してもおかしくないだろう。

アジアを舐めているようだと世界にも戦えなくなるだけに

アジアを確り戦いそして世界へ繋げる大会として

来年以降も継続してほしい。

そしてNPBはアジアシリーズまで

大会の重要性を主張してほしいと思います。

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