8日プロ野球日本シリーズ巨人対埼玉西武の第6戦が東京ドームで行われ、

1対4で埼玉西武が6番平尾選手の全得点に絡む4打点と

2番手岸投手の鬼神の投球で巨人打線を抑え

3勝3敗に持ち込み勝負は最終第7戦へ縺れ込んだ。

試合は巨人先発尚成投手、埼玉西武先発帆足投手の投げあいで始まり、

初回に埼玉西武が2死満塁から

6番平尾選手の走者一掃のタイムリー2ベースで3点を先制する。

しかし巨人も2回に7番亀井選手のタイムリー2ベースで

1点を返しなお無死2,3塁のチャンスに

7番坂本選手、8番鶴岡捕手、9番代打大道選手が凡退し

同点のチャンスを逸して流れは埼玉西武へ傾いた。

埼玉は3,4回に走者2塁まで進めるが2番手東野投手、

3番手西村投手が踏ん張り踏み止める。

巨人も4回に1死1,3塁のチャンスを得るが

ここで埼玉西武は2番手に第4戦で完封した岸投手を登板させ

7番坂本選手、8番鶴岡捕手を抑えピンチを脱すると

5回に6番平尾選手のホームランで貴重な追加点を上げた。

巨人は6回以降埼玉西武打線を抑え、

8回に1死1,3塁のチャンスを掴むが

4番ラミレス、5番李が凡退し、

9回も1死1,3塁のチャンスを作ったが

9番木村選手、1番鈴木選手が連続三振に抑えられ

埼玉西武に逆王手を掛けられた。

これでシリーズは4年ぶりの第7戦まで縺れ込み

巨人対西武では1983年の伝説の戦い以来

25年ぶりの第7戦まで縺れ込む激戦となった。
あの日本シリーズ史上伝説の戦いと言われる

1983年以来となる対西武戦第7戦へ縺れ込んでしまった訳だけれど、

観ている方からしたらこれ以上盛り上がるシリーズもないだろうし、

やっている方は激戦に次ぐ激戦の中素晴らしいプレーを続けている。

チャンスは明らかに両チームとも均等にあったが、

そのチャンスを活かした西武に対して

巨人はチャンスに尽く凡退を続けた。

下位打線にチャンスが回ってきた不運もあったけれど、

1番鈴木選手を3度出塁させたところで

3度もビックイニングを作ろうとしたために

3,4番に大きなチャンスを回せなかった事もある意味響いた。

石橋を叩いて渡る事をしていたら

3番小笠原選手、4番ラミレスで返す形を作れただけに、

2番での攻撃に迷いを生じさせた事が

最終的に4番からチャンスを作る悪循環へと繋がっていった。

送るなら確り最後まで失敗しても送るという意思表示が

この試合ではなかった。

追い込まれたから別の作戦というのはリードしていれば

それでもいいけれど、負けている段階で

序盤ならコツコツ点を返す事こそ

終盤への逆転劇へと繋がっていくし、

第5戦を獲ったように早めの継投でピンチを未然に防いだ

采配を攻撃面でも確りコツコツチャンスを演出する采配が必要だった。

監督の迷いがチャンスで打つべき選手にチャンスを

回せなかった最大の敗因でもあった。

これで明日は巨人は内海投手、埼玉西武は石井一投手の先発だろうし、

第5戦で投げた上原投手、涌井投手もスタンバイするだろう。

西武としたら今日投げた岸投手の役割を涌井投手に託すだろうし、

巨人も場合によっては最後は上原投手がいくかもしれない。

伝説の1983年の戦いを彷彿させる

第7戦も激戦が必至だけに巨人としては

メークレジェンド第3章突破へ

このレジェンドに達成してほしい。

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