1日Jリーグナビスコカップ08の決勝

大分トリニータ対清水エスパルス戦が国立競技場で行われ、

2対0で大分トリニータがFW高松、ウェズレイのゴールで

九州チーム初のタイトルを獲得した。

試合は前半から両チームとも膠着状態で進み、

均衡したまま前半は終了した。

後半になると大分が次第に押し気味に試合を進め、

後半23分MF高橋のクロスをFW高松が合わせて先制すると、

前掛りになった清水に対して大分はカウンターで応戦し、

後半44分にカウンターからFWウェズレイが

抜け出し決定的な2点目を上げた。

大分は堅い守備で清水に反撃を抑え、九州勢初の栄冠を手にした。

これでナビスコ杯は大分が覇者となり、

J1優勝へ弾みの優勝となった。
徹底したカウンター戦術で大分を再建した

シャムツカ監督の手腕あっての栄冠と言えるだろう。

今季の大分はとにかく守備を固め、

カウンターからウェズレイの得点力ある

FWが少ないチャンスを決める戦術が

見事にハマっている事が最大の要因だ。

昨シーズンはボランチに外国人選手が抜けた事で

降格のピンチを招いたが、

今季はその反省からダブルボランチは

守備とパスの能力が高い外国人ボランチを

配置した事で中盤からのカウンターが効果的に決まり、

そこに昨シーズン苦しんだFWに

絶対的な決定力のあるウェズレイを獲得した事により

得点力不足は解消された。

FKではこの試合出場停止となったが、

MF鈴木慎吾の精度の増したキックで拾った試合も多くなった。

的確な補強と的確な人材を起用した事で選手は

最大限の能力を発揮した大分がそこにあった。

大分の資金はJ1でも下位になるけれど、

資金力下位チームでも確りした戦術と的確な人材を

獲得する事で上位チームと争える事を示した。

もちろん若手育成の成果も大きいところです。

J1でも優勝争いを繰り広げる大分が次ぎに目指すのは

J1優勝とACL出場権!

シャムスカマジックはまだまだこれからの戦いでも炸裂しそうだ。

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