27日来年3月に開催される

第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の

第2回体制検討会議が東京都内のホテルで行われ、

巨人の原辰徳監督に日本代表監督就任要請する事が決まった。

1回目の選考会議では北京五輪代表監督の星野仙一監督の

続投の見解を示していたが、

これにイチロー並びに野球ファンが猛反発し、

署名活動にまで発展する事態になっていた。

2回目の会議では現役監督も候補に選考され、

日本シリーズを制した監督を候補に進められ、

巨人原監督、埼玉西武渡辺監督の名が上がったが、

渡辺監督は監督1年目という事で

経験が浅い事で本人も辞退する方向で、

監督経験5年の原監督に一本化され

正式に要請する事で意見が一致した。

これによりWBCの監督は巨人の原監督中心に

選考されることになった。
個人的見解とすれば世界で勝つ為にという点を考えると

正直原監督はお奨めではない監督なのだが、

選考基準に日本一の監督という項目が

今回加わった事でむやみに反対するには

余程の根拠を踏まえて批判しなければならず

意見が割れる可能性がある。

ゆえに完全反対できない状況だ。

何故個人的に原監督がお奨めできないかというと、

監督5年の成績と戦力を踏まえてだが、

まず原監督の5年間で確かにリーグ優勝3度の実績はある。

しかし1年目のリーグ優勝と日本一を頂点に

不動の4番を失った翌年は体制を整える事ができず、

逃げ出すように監督を辞任し、

2度目の就任では巨人史上に残る大失速でBクラスに終わり、

ここ2年は小笠原、谷、ラミレス、グライシンガー、

クルーンなど大規模補強でリーグ優勝を勝ち取ったが、

この戦力なら本来80数勝ではなく90数勝しなければ

ならない戦力であり、

毎度の采配では?のつく采配と我慢弱い点が多過ぎるため

メンバーが固定できない限り殆どベストな戦いができない監督だ。

形ができれば鬼に金棒だが、

一度崩れると立て直す術を殆ど持っていない。

間違っては困るが3度の優勝は原監督の采配による優勝ではなく、

あくまで巨大戦力による優勝であるという事だ。

これは日本代表も同じでは?

と思われるかもしれないが、

短期決戦ほどリーグ戦以上の采配力が必要であり、

さらに感情任せで采配してはならない。

残念ながら原監督には時として感情のまま采配してしまう部分がある。

そういう観点から私は原監督をお奨めできない点でもある。

もし同じ5年間の実績という点を評価するなら

落合監督がダントツの実績を誇り、同じリーグ優勝3度であり、

さらに問題児でどの球団も獲らなかった

中村紀選手を見事に更生させ、

再生させた実績はチームを纏める上で必要以上の統率力を示した。

采配も納得できる采配を展開し、

戦力が無くてもリーグ優勝とAクラスを死守するなど

戦い方を良く知っている。

落合監督が是非やりたいと言ってくれたなら

確実に落合監督を推挙すべきだったのだが、

落合監督が早々に辞退した事でなくなった。

個人的に落合監督を推していたが、

日本一のチームの監督という定義があるのなら否定し切れない。

ただしもしそうなるなら私自身心を鬼にして

原監督に厳しい目線で采配を観る事になる。

間違ってもリーグ戦のような迷采配をするようでは

世界の恥を晒すだけに采配ミスがあるようなら

厳しく追及させて頂く。

それもこれも世界で勝つ為であり、

原監督に世界一の監督に相応しい采配を振るってほしいが為だ。

ゆえに日本シリーズ、アジアシリーズでは

厳しい批判を覚悟して頂きたい。

厳しさの中の愛を確り伝えていきたい。

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