４日Ｊリーグ０８第２８節１日目が行われ、

アルビレックス新潟は

ホーム東北電力ビッグスワンスタジアムで

１１位横浜Ｆ・マリノスと対戦し

０対０のスコアーレスドローでかろうじて勝ち点１を確保し

１０勝１２敗６分勝ち点３６得失点差−１３で

暫定１２位に後退した。

試合は前半から横浜ペースで展開するが、

新潟守備陣が確り守りピンチを凌ぐと

新潟はサイドから攻撃し崩しに掛かるが

ＧＫ正面などでゴールを割れず０対０で折り返す。

後半になると新潟はチャンスを作る事ができず、

横浜の攻勢を耐える時間が続き、

後半１８分にＭＦマルシオが通算８枚目の警告を受ける窮地に陥った。

新潟は何とか最後までゴールを守り抜き久しぶりの完封で

勝ち点１を確保するのがやっとだった。

これでアルビレックス新潟は６試合を残して

残留争いは厳しい状況に追い込まれた。
ＤＦ千代反田の出場停止で不安視された守備陣は

ＤＦ海本が入った事でそれほど大きな混乱なく済んだが、

攻撃陣はＦＷアレッサンドロが戻ってきたものの、

今度はＭＦマルシオが大事な千葉、浦和戦で

出場停止となる８枚目の警告を受ける事態となった。

これは全力でプレーした結果なので仕方ないが、

問題はこの状況で攻撃的な起用をしなかった事が最大に問題だ。

確かに横浜の猛攻を受けた事を差し引いても

ホームでありながら横浜の方が積極的に

攻撃陣を投入したのに対して、

新潟は疲労で交代したＤＦ海本からＤＦ中野に

入れ替えただけで攻撃陣へのバリュエーションの

変化なしで終わった。

確かに失点する不安はあるかもしれないが、

ここで攻撃的に行かなければどうやって

点を取りに行くのか？と問いたくなる。

そうでなくても今季の新潟は攻撃力が弱いだけに

シュート５本ではどうやっても１点以上取るのが苦しい。

次節は千代反田が戻ってくるが、マルシオがいない。

アウグストが殆ど戦力にならない現状では

今いるメンバーで戦わなければならないが、

次節最低でも勝ち点１を確保しなければ

降格圏に落ちる可能性があるだけに

なんとしても踏ん張ってほしい。

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