6日W杯アジア最終予選第1節バーレーン対日本が

アウエーバーレーン・マナマナショナルスタジアムで行われ、

3対2で日本がMF中村俊輔の黄金の左足が炸裂し

貴重な勝ち点3を獲得した。

試合は前半から日本が積極的にシュートを打ちにいき、

前半18分FKのチャンスをMF中村俊輔の左足が

低い弾道でゴール左隅に決まり待望の先制点を上げると、

前半44分PKのチャンスにMF遠藤が決めて

前半は2対0で折り返す。

後半バーレーンも攻勢に転じるが、

日本はゴール前を固めてピンチを防ぎ、

その後バーレーンはDFフセインが

この日2枚目の警告で退場となり1人多い日本が

次第に中盤を支配して優位に進め後半31分

MF長谷部がゴール前でカットしたボールを

シュートするがゴールポストに当り、

FW田中達のシュートもバーに当たる。

しかし後半41分MF中村憲剛のミドルシュートが

突き刺さり待望の追加点が入ったが、

その後日本はバーレーンのカウンターから後半42分

MFS・イサに決められると、

後半44分にはDF闘莉王のオウンゴールで1点差となる。

しかし何とか日本は1点差を守り抜き

アウエーで貴重な勝ち点3を手にした。

これで日本は南アフリカへ向けて優位に進める事ができるが

課題もできた試合だった。
やはり日本のエースが決めてくれた。

初戦はどの大会でもそうなんだけれど

先取点を取るかでかなり違ってくる。

先制されると苦しい展開になるが先取点を取ると

自分たちのサッカーを展開し易くなるだけに

中村俊輔のFKが決まったのは1番大きかった。

この試合の日本は最初から積極的に

ミドルシュートを打っていった事も

バーレーンを次第に追い込んでいった。

ゴール前までシュートを打たないのではなく

ペナルティエリア外からでも積極的にシュートを

打つ重要性がこの試合では大きく示した形だ。

しかしその中でも課題があったのでその点も含めて振り返りたい。

日本代表のフォーメーションは4−4−2(4−2−2−2)

GK楢崎

DF

右SB内田 CB中澤 CB闘莉王 左SB阿部

MF

ボランチ 長谷部 遠藤

右MF中村俊輔 左MF松井

FW 田中達 玉田

中盤は欧州組で構成し3月の対戦とは違ったメンバーで臨んだ。

試合は前半から日本が積極的に攻勢を仕掛ける。

高さで勝るバーレーンに対して

日本はミドルレンジからシュートを積極的に放ち、

低いボールで対抗した。

そして次第にゴール前でのファウルが多くなった

前半18分に絶好の位置でのFKのチャンスに

MF中村俊輔の黄金の左足が唸る!

放たれたボールは低い弾道でゴール左隅に

突き刺さり待望の先制点を上げた。

世界で戦うにはやはりFKで世界に通用する

キックを持っているとどの国も優位に進められる。

その後日本は自分たちのサッカーで

優位に試合を進め前半42分に相手のハンドで

PKを獲得しこれをMF遠藤が決めて貴重な2点目を上げて

前半を終了する。

後半になると2点取られたバーレーンが

攻勢に転じてパワープレーで対抗してくるが

日本はこれをはね返し後半22分に

バーレーンが1人退場となり俄然優位に

試合を進めて後半31分にはMF長谷部、

FW田中達のシュートがポストとバーを

叩くなど追加点が取れない。

しかし途中出場のMF中村憲剛のミドルシュートが

右隅に突き刺さり待望の3点目が入る。

ここから日本は集中力が途切れてしまい

後半42分にゴールを許すと

その2分後DF闘莉王のオウンゴールで

1点差となる大ピンチにGK楢崎が

何とか防ぎそのまま逃げ切った。

これでW杯最終予選を優位に進める事ができる。

結果内容はともかく勝ち点3を取れた事が

大きい試合だった。

ここで勝ち点1と勝ち点3では天と地の差であり、

今年の3試合を3勝すれば来年2,3月は

ホーム連戦となるだけに

勝ち点12以上で6月の3試合を迎えたい事を

踏まえたらやはり初戦で勝ち点3を取らないと

厳しい訳で何度も対戦している

バーレーンに勝てた事は大きい。

ただ終盤の逃げ切り方を考えると

追加点を取る重要性を痛感した試合でもあった。

どの国も楽に戦える国はないだけに

ここで確り大差で勝つ必要性が

後々の得失点差に響いてくるだけに

最後の2失点は余計だった。

カウンターから食らったゴールは仕方ないにしても

闘莉王のオウンゴールはバックパスの危険性を

認識したシーンだった。

別に苦し紛れのパスではなかっただけに

ここはセーフティに横へはね返すかすれば

済むシーンだし点差も2点差あるだけに

もう少しこの辺の状況判断を確りしないと

これからの戦いは苦しくなる。

それ以上にこの試合で大きかったのは

ミドルレンジから積極的にシュートを放った事だ!

シュートを打たなければ点が入らない訳で、

パスよりシュートという積極性は

この試合では十分な収穫だった。

この意識を最後まで忘れないで戦い続けてほしい。

次のウズベキスタン戦ではMF松井が

出場停止となるがこのピンチを他の選手で確り埋めてほしい。

次も勝利して予選を優位に進めたいところだ。

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