4日ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」

第10話を視聴した。

今回は黒田の右腕を切断してから迷いの生じた藍沢、

自分の不注意で医者を辞める事を考える白石が

それぞれの迷いの中で困難な手術を

乗り切って成長するシーンがメインだった。
ストーリー

藍沢は、森本、冴島とともにドクターヘリで出動し、

電気の配線工事中に転落した患者を搬送する。

患者は、約10メートルの高さから落ち、

ショック状態になっていた。

藍沢は、待ち受けていた白石や緋山らとともに、

運び込んだ患者の処置にあたった。

だが、藍沢は、挿管に手間取るなど、

正確で迷いがない日ごろの姿とはどこかようすが違っていた。

一方、FASTと呼ばれる超音波検査を担当していた白石も、

胸部の出血を見落としていることを緋山に指摘されてしまう。

同じころ、脳外科の西条は、黒田の息子・健一のオペを開始する。

しかし、健一の脳腫瘍は言語中枢に近い場所にあるため、

オペは困難を極める。

そんななか、白石は、救急救命部部長の田所に辞表を提出する。

田所は、一応それを預かり、

ここで逃げたら戻れなくなる、と白石に告げた。

その夜、翔北救命センターに急患の受け入れ要請が入る。

妊娠36週目の妊婦が本棚の下敷きになったのだという。

患者はすでに何件かの病院を断られていた。

三井は患者を受け入れることを決め、

藍沢、緋山とともに準備を急ぐ。

妊婦は骨盤を骨折していた。

処置にあたった藍沢は、母体を優先することを決意するが…。

以上フジテレビコード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命−HPより


今回は今まで迷いのなかった藍沢と医者として

自信を無くしていた白石がそれぞれ壁を

乗り越えていく事になったシーンが中心になった。

藍沢は黒田の腕を切断してから判断に迷いが生じていた。

今回運ばれてきた患者の処置に対する決断も

時間を掛けて判断している状況がそこにあった。

確かにアッサリ判断する事も間違いじゃないが、

時として考慮した判断も必要という事を

藍沢は経験と事例を積み重ねる事でその壁に当っていた。

一方白石は自分の不注意で人生を狂わせてしまった事に

自信喪失の中にあった。

元々自信過剰のタイプじゃないし、

自信があった訳じゃなかったが、

黒田の一件でさらに落ち込ませていた。

そんな2人に神様は試練を与えた。

藍沢は妊娠36週目の患者が骨盤骨折で

母子ともに危険な状態で運ばれてきた。

一方白石も入院中の患者が突然の急変で

緊急のオペが必要になった。

藍沢の場合は三井の例があり、

三井の二の舞は避けなければならなかった。

最初は母体優先で子体は諦める選択肢を三井も藍沢もした。

しかし藍沢は父親と息子の姿をみて

母体優先以外の方法はないものか考慮した

結果母子ともに救う事に変更し、実行に移す。

一方白石の患者も1分1秒を争う状態だった。

黒田は右腕が使えない。

他の医師は到着まで時間がかかる。

迷っていた白石を意を決して手術のメスを握った。

そして藍沢の傍で見てきた手術の内容を思い出し

黒田の適切な指示の元困難な手術を藤川とともに成功させた。

一方藍沢も三井と緋山とともに母子両方を救う事に成功した。

確かにどちらとも掛けではあったけれど、

どちらとも失敗からの経験、

そして事例からの経験を経た結果命を救う事ができた。

藍沢は結果論というけれど、

命を救うにはそれだけの経験をしなければ

救えない命だってある訳で、

辛い壁を乗り越えた時初めて次へのステップが見えるだろう。

実践でしか経験できない医師の職場の厳しさを

痛感したシーンだった。

次回はついに大規模事故現場で藍沢が白石が緋山が藤川が

現場を駆け巡る。

この厳しい経験を経た時彼らはどのような姿を

みせる事になるだろうか?

その救命現場を見届けたい。

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コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命


HANABI
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