20日北京五輪野球の予選リーグ日本対アメリカ戦が行われ、

延長11回タイブレークの末2対4で敗れ

日本は4位で準決勝で1位韓国と対戦する。

試合は日本先発ダルビッシュ、

アメリカ先発キャヒルの投げ合いで始まり、

初回から両チームとも準決勝を睨み牽制し合う展開で

次々と投手陣を投入して9回まで無得点で延長戦に突入し

延長10回でも決着付かず日本は今大会初めてタイブレークへ突入し、

無死1,2塁から4番手岩瀬投手がアメリカ打線に捕まり4点を失った。

日本もその裏無死1,2塁から5番稲葉選手、

6番中島選手のタイムリーで2点を返したが

4点が重くそのまま敗れた。

これで日本は4位で1位韓国と準決勝で対戦する。
お互いキューバとやりたくないという気持ちが

どこかにあったのかもしれないが、

両チームとも手の内をあまり見せることなく

9回まで0対0が続いた。

韓国とキューバどちらが良いかと問われると

確かに実力ではキューバが上だから韓国の方が

組み易いとアメリカが考えてもおかしくない訳で、

日本にもそういう部分があったと感じる。

既に両チームとも準決勝進出が決まっていただけに

どちらと戦うか?が焦点だった試合でもあった。

結局タイブレークの予行練習となった感じもあるんだけれど、

実際にタイブレークになり先攻のアメリカは

1番(8番が2塁走者、9番が1塁走者)から、

日本が3番から(1番が2塁走者、2番が1塁走者)を選択した。

日本は後攻という事もあり

ある程度抑えたら手堅く送る事もできるし、

リードが2点差以上だと打って打開する作戦だ。

一方アメリカは1点でも多く取る作戦で大量得点を

狙った1番からを選択した。

確かに日本で1番といえばバントもできると考えがちだが、

アメリカの野球はバントより打撃で

大量得点を狙う傾向が強く、

ここで先入観を持ってバントと考えてしまったのが

ある意味教訓になったかもしれない。

先攻は1点でも多く、後攻はリードすれば終わりという事を

踏まえたら先攻の場合大量得点を狙った方が

プレッシャーを掛けられるという事だ。

どちらにしてもアメリカは本気で

戦っていなかっただけに次当たる時は

こうは行かない事だけは確かだ。

22日の韓国戦で国の威信を賭けた戦いを制して

再びアメリカと対戦できればと思います。

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