１８日北京五輪サッカー女子準決勝

日本対アメリカ戦が北京工人体育場で行われ、

２対４でアメリカのパワープレーに敗れ

３位決定戦でドイツと対戦する事になった。

試合は前半からアメリカに押され気味に展開するが

日本が何とか踏ん張り、前半１６分ＣＫから

ＦＷ大野のゴールで先制する。

その後次第にアメリカのパワープレーに押され始め、

サイド攻撃から前半４１分ＦＷハクルズに

決められ同点にされると、

前半４４分ＤＦチャラプニーに

決められリードされ前半を終了する。

後半日本も中盤の展開で攻勢に転じるが、

逆にアメリカに押し込まれ後半２５分

ＭＦオライリーに技ありのループシュートを

決められリードを広げられると、

後半３５分にＦＷハクルズに

この試合２点目のゴールをラインギリギリから

決められ試合は決した。

それでも日本は最後まで諦めず攻め続け

終了間際のロスタイムに途中出場のＦＷ荒川のゴールで

一矢報いたがそのまま試合終了し

日本はアメリカのパワーサッカーの前に敗れた。

これで日本は３位決定戦でドイツと対戦する。
個人技では日本が上だったけれど、

パワーとフィジカルでは完全にアメリカが上だった。

日本の選手が当たり負けしていた訳じゃないが、

やはり要所のポジションで身長差があると

勝てないというのがわかった試合でもあった。

それでも女子サッカーの場合は

世界のトップ１０に入る実力があるだけに

最後まで積極的にシュートを打ちゴールを狙いに行く

サッカーはパスばかりしか回さない

男子サッカーに対してお手本にしなければならないと

つくづく感じるサッカーでもあった。

日本人の良さは柔軟性と個人技に優れている部分だけに

これにある程度の身長ある選手が入れば

世界一を狙えるという事は良くわかっただけに、

これから女性でサッカーをやる人で身長が

１７０以上ある人はＧＫもしくはＣＢかＣＦをやるように

なれば世界を取れるかもしれない。

中盤は身長が低くても世界で通用するが、

さすがにＧＫとＣＢ、ＣＦだけはフィジカルが

強靭でなくても身長があれば競り勝てるだけに

それが女子サッカーの今後の課題なのだと感じた。

これは男子サッカーもそうなんだけれど、

身長と体格がある程度必要なポジションが

ある訳でこれは男女共通の課題なのかもしれない。

それにしても男女のサッカーを見ていると

メンタル面の弱い男子と

メンタル面の強い女子という感じもあるし、

男子は失敗を恐れるが、

女子は失敗を恐れない。

男子サッカーに求めている事を

女子サッカーはやっていただけに

個人的には歯がゆい思いをしてみていた。

それでももう１試合戦えるなでしこジャパンの歴史を

塗り替える姿勢があれば

男子サッカーのメキシコ五輪以来のメダルが

狙えるだけにその攻める姿勢を貫いてほしい。

ブログランキング・にほんブログ村へ

Ranking　ブログランキングに参加しております。
mixiチェック