11日ドラマ「太陽と海の教室」第4話を視聴した。

今回は推薦入試のために演奏会で弾こうとしていた雅行が

ビーチバレー大会に出場する事を宣言し、

演奏会を辞退しようとしていたが、

これに学校側は猛反発、

しかし朔太郎は反対せずビーチバレーの出場を許可する。

一方洋貴と凛久との関係に微妙なずれが生じていたが、

雅行に用意した最高の演奏会場で

その関係が再び元通りになるシーンがメインだった。
ストーリー

ピアノでの大学推薦を得られる演奏会に

出場予定の櫻井朔太郎が担任をする3年1組の生徒、

三崎雅行が"湘南海岸高校対抗ビーチバレー大会"

に出場すると言い出す。

廃部寸前のバレー部のために

選手を募った櫻井は大喜びだが、

雅行の出場希望にはある理由があった。

一方、幼馴染の根岸洋貴と白崎凛久は、微妙な関係。

その凛久を雅行がビーチバレーのペアに誘う。

この指名に、貴林優奈が反応して練習要員に名乗りを上げる。

雅行と優奈の関係は誰もが認めるところ。

だが最近、雅行は優奈を避け、凛久に接近していた。

もうひとりの練習要員として、洋貴も加わる。

4人は練習を始めるが、何ともギクシャクしっぱなし。

そんな時、優奈がアタックしたボールが凛久の顔面を直撃。

非難する雅行に、優奈はどうして凛久とペアを組むのかと聞く。

すると、雅行は凛久が好きだからとあっさり告白。

ショックを受けた優奈は、泣きながら去ってしまう。

以上フジテレビ太陽と海の教室HPより


今回はピアノの演奏技術で推薦入試を周りから

強制されていた雅行がストーリーのメインだった訳だけれど、

彼は昔のように好きな気持ちで弾けなくなっていた。

私も彼のような気持ちは解るけれど、

私も昔ピアノをやっている時期があり、

そのピアノで演奏会にも出場したのが

遠い昔になるんだけれど、

あの時って楽しく弾けていた気持ちって記憶の中でもあった。

しかし楽しくなくなり、

ほかの事に興味を持ち始めてしまったら

ピアノを辞めてしまったものだった。

そのベースが音楽レビューに活きていたりするんだけれど、

彼の場合はピアノが嫌いになった訳じゃなく、

嫌いされるあまり楽しんで弾けなくなっていた。

学校の為に弾いてください。

失敗は許されません。

という理事長の言葉は

今の日本の悪しき象徴の言葉だった訳だけれど、

日本の教育課程において失敗は許されないというのは

ある意味折角の才能を潰しているように感じてならない。

失敗したら罰が待っているみたいな言い方は

人をダメにしてはいないか?

それは戦争の世界では失敗は死を意味するが、

中には逃げるが勝ちという言葉もあるし、

失敗は成功の元という言葉だってある。

失敗は何もならないという教育が

今の日本の教育に蔓延っているようでならない。

話は若干ずれるが、

サッカー五輪代表の戦いで責任論が色々飛び交っているが、

その言葉を聞くと失敗したら許さないぞ!

みたいな追い込み方や、失敗しただから辞めろ!

みたいな言い方ばかり聴こえてくる。

果たしてそういう人たちは失敗した事が

ないからそう言えるのか?

いや違いただの悲観であり、

善がった部分があるから出る言葉だ。

これを教育に置き換えれば簡単な話で

失敗したらダメ人間だ!

と言っているようなものだ。

いや正確に言うといっている人が人をダメにしている。

それで本当に人が育ち能力が発揮できるのか?

と問いたい部分が多い。

今回のケースなんてそれを真っ向から

反抗した朔太郎が賞賛もない、非難もない。

その中で自分自身楽しく弾いてみろと言って送り出した。

そのピアノには緊張感もなく、

楽しく弾いている雅行の姿があった。

今回の夏期講習では楽しくなくなって

嫌いになるぐらいなら辞めればいいし、逃げてもいい。

ただ本当に自分のやりたい事は楽しくやってほしい

という朔太郎の本当の思いが伝わった授業だった。

次回はついに問題発覚するらしいが

この危機に朔太郎はどのような指導をするのだろうか?

その指導に注目だ!

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