10日サッカー北京五輪男子の1次リーグ予選

日本対ナイジェリア戦が天津五輪センター体育場で行われ、

1対2で日本は後半ナイジェリアの個人技に立て続けにゴールを許し

後半34分にFW豊田のゴールで1点を返すも

そのまま終了し予選敗退が決まった。

試合は前半から日本が積極的に攻勢に出るが、

ナイジェリアの堅い守備に阻まれゴールを割れず

前半は0対0で折り返した。

後半日本はナイジェリアの個人技に次第に押され始め、

後半13分にナイジェリアは速攻から

FWオビンナに決められ先制を許すと

後半29分にカウンターからFWアニシェベに決められた。

日本も後半34分にFW豊田が決めて1点を返したが、

最後の最後でゴールが遠く予選敗退が決まった。

これで反町ジャパンは最後のオランダ戦で

その旅を終える事になった。
強過ぎた個人技というのがこの試合の感想だが、

必ずしも個人技だけに負けたというより

狙う積極性がもう少し足りなかったのかもしれない。

戦術面ではナイジェリアの上を行っていた日本だったけれど、

最終的に個人技に屈したのがこのナイジェリア戦だ。

日本も全く個人技で負けていた訳じゃないが、

何がこの試合で世界の差を感じたのかを振り返りたい。

反町ジャパンのフォーメーションは4−2−3−1

GK西川

DF

右SB内田 CB水本 CB森重 左SB安田

MF

ボランチ 細貝 本田拓

右MF本田圭 トップ下谷口 左MF香川

FW 李

前回から1トップに李をボランチに細貝を

左サイドに攻撃的な安田を投入した。

試合は前半からナイジェリア相手に

一歩も引かない戦いを展開する。

中盤の支配力では日本が上だったが、

ラストのところでナイジェリアは確り抑える。

ナイジェリアの個人技に対しては

組織的な守備で日本は対抗し前半は0対0で折り返した。

後半になると日本は次第にナイジェリアの

個人技に押され始め、中盤でカットされた

ボールをナイジェリアはカウンターからの

中央突破で日本ゴールに襲いFWオビンナに

決められ先制を許すと日本は前がかりになり、

後半29分にはカウンターからFWアニシェベに

決められ決定的な2点目を上げられた。

しかし日本もナイジェリアのミスから

FW豊田が決めて1点差とするが、

最後の最後まで決められず予選敗退のホイッスルが鳴った。

この試合最後の最後でゴールへの執念の差が出た試合だった。

ナイジェリアはチャンスとなれば

とにかく中央に選手が集中する。

個人技でゴール前まで持ち込み、

こぼれ球をサポートする選手が拾い打つ!

これが均衡の破れた瞬間だった。

日本の攻撃を観るとどうしてもサイド攻撃に徹するあまり

ゴール付近に選手がいないケースが目立つ。

これがまずナイジェリアとの決定的な差だ。

そして最後に違うのはゴールの枠を狙っているという事と、

シュートを振り切っている事だ。

ナイジェリアのシュートは外しても

強いシュートを打とうという気持ちがあるが、

日本は決めようという気持ちが強すぎてそれが枠を外す。

中途半端なシュートだから当然枠内に飛んでも

弱いシュートばかりだ。

世界との戦いでは技ありのシュートより

強く振り切るシュートを打たなければ決まらない。

戦術は間違っていないが、

パスばかり回している悪い癖が出てしまった

ナイジェリア戦となった。

決定的な差があるとすればそこになるだろう。

全くノーチャンスだった訳じゃないし、

戦術面では世界との戦いで通用しなかった訳じゃない。

差があるとするなら決める強さだろう。

要するにメンタル面だ。

ジーコジャパンの時は戦術よりもメンタル面で

逆境を乗り越えたアジア杯があった訳だけれど、

そのメンタル面をより強くしていなければ

これからいくら技術があっても

世界との差を縮める事は困難だろう。

学んだ事もある、そして通じた部分もある。

次のオランダ戦ではおそらく

これが世界というプレーに圧倒されるかもしれない。

それでも世界との差が縮まっていくためには

この戦いから学ぶべき事を確り感じて

反町ジャパンの戦いを終えてほしいと思う。

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