9日北京五輪女子柔道48キロ級の谷亮子選手が

準決勝で敗れ3大会連続金メダルは逃したものの、

3位決定戦で一本勝ちし5大会連続メダルを獲得した。

谷選手は準々決勝まで危なげなく進んだが、

準決勝で金メダルを獲得した

アリナ・ドゥミトル(ルーマニア)に4分30秒に反則を取られ、

これが致命的となり3大会連続金メダル、

5大会連続決勝進出を逃した。

しかし3位決定戦では見事な1本勝ちで勝利し

5大会連続メダルを獲得した。

これで日本は今大会で最初のメダル獲得となった。
1番強い時を思えば衰えを隠せない年齢でもあり、

出産を経験しての五輪だったゆえ

厳しいという予想は当初からあった。

それでも準決勝までは危なげない試合運びは

18年の国際経験の試合巧者の運びだった。

準決勝では不運にも微妙な反則を取られてしまい敗れたが、

5大会連続五輪でメダルを獲得した選手は

日本の歴史でもいない訳で、

それを思えば出産してもメダルを確り獲得するのだから

これから出産して復帰する選手には

励みになる戦いだったと思う。

素人や一般の人は金メダルを期待した分

落胆しているかもしれないが、

私とすれば5大会連続メダルを獲得した事の方が凄い。

16年間常にトップクラスの選手だったという

証明でもあるからだ。

今後はおそらく指導者としての

道を歩む事になるかもしれないが、

5大会連続全てのメダルを獲得した功績は

国民栄誉賞に値する素晴らしい戦いだったと思います。

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谷亮子物語 (夢かけるトップアスリート-スポーツノンフィクション-)
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