19日ドラマ「ラスト・フレンズ」最終話を視聴した。

今回は自殺した宗佑の最後を見取った美知留が

かつて住んだ港町で暮らし始めた。

暮らし始めて美知留は宗佑の子供を妊娠している事がわかり、

1人で産む決意を決める。

その頃エリはミラノへ転勤した友彦が

突然帰国しプロポーズされ結婚を決意しシュアハウスを去った。

2人になった瑠可とタケルはいなくなった

美知留を探しに旅に出るが、

そこでタケルは自身の秘密を瑠可に明かす。

そして旅を続けた先に美知留と再会し

美知留と瑠可とタケルは1つの結論を出した。

そして美知留は突然産気づき分娩室へと

向かうシーンがメインだった。
ストーリー

美知留は、自ら命を絶った宗佑の遺書を見つける。

遺書には、自分が生きている限り美知留を縛りつけてしまうから、

自由にしてあげるためには自ら心臓を止めるしかない、

などと綴られていた。

同じころ、モトクロス全日本選手権の関東大会で優勝した

瑠可は、記者会見に臨んでいた。

週刊誌で瑠可のことが取り沙汰されたこともあって、

会場には大勢の取材陣が詰めかけていた。

そこで瑠可は、男でも女でもなくひとりの人間として

自分を応援してくれた家族や友人に支えられて

ここまでくることができた、と堂々とした態度で答えた。

あくる日、シェアハウスに美知留の母・千夏から電話が入る。

千夏は、美知留を捜しているようだった。

そこで初めて宗佑の死を知った瑠可やタケルたちは、

さすがにショックを隠せなかった。

ほどなく、瑠可のもとに、美知留からのハガキが届く。

そこには、「レースに行けなくてごめんなさい。

私は一人でやっていきます。心配しないで下さい。」

とだけ書かれていた。

一方、友彦は、海外転勤の内示を受ける。

来月にはミラノに行かなければならないのだという。

友彦が別居中の妻も連れて行くことを知った

エリは、内心ショックを受けていたが、

無理矢理自分を納得させると笑顔で彼と別れた。

そのころ美知留は、かつて千夏と暮らしていた港町にいた。

そこで、千夏の知り合いだったシズエに出会った美知留は、

彼女が仲居頭を務める旅館の仕事を世話してもらう。

そんな折、美知留が妊娠していることが判明する。

診察を受けた美知留は、医師から、

出産する場合は、母子ともにリスクが伴う危険な出産になる、

と告げられるが…。

以上フジテレビ「ラスト・フレンズ」HPより


今回は自殺した宗佑に美知留は呆然と立ち尽くすしかなかった。

今まで何度も犯罪者と書いてきたが、

これは犯罪と強調するためだったので、

こういう事は犯罪意識をもってほしいという意味を込めていた。

その宗佑も叶わぬ想いを知り、自ら罪を償うことなく命を絶った。

そして美知留は警察に事情聴取を受けている頃、

瑠可はモトクロスレースで優勝し記者会見を開いていた。

そこで瑠可は女と男ではなく、1人の人間として質問に答えた。

確かに瑠可は女でも男でもある前に

人間である事を確り認識していた。

これも数多くの苦難を乗り越えた先に出した答えだった。

そして美知留が来なかった事を気に掛けていた

瑠可たちは宗佑が自殺した事を知り愕然とすると

同時に美知留は行方不明となった。

それと同時に友彦はミラノへ転勤となり、

約9ヶ月の時が巡る。

そして突然戻ってきた友彦が離婚して

正式にエリにプロポーズと今までハッキリしなかった

友彦がここでエリもビックリの電撃結婚と

これにはちょっと驚かされた。

そして2人になった瑠可とタケルは美知留を探しに

心当たりの銚子へと向かった。

そしてここでタケルは瑠可に自身のトラウマを話し始めた。

確かにタケルのような家庭環境だと違った

家族に対する想いを抱えてしまうだろうし、

何より血が繋がっていないばかりに

苦悩した心境がそこにあった。

それと同時に自殺した宗佑の家庭環境も明らかになった。

心理的に分析すると、

宗佑の家庭環境だと十分に人に対する

愛情を受けずに育ってしまった為に愛し方を知らずに

DVに現れてしまった。

例え離婚した環境でも愛情という事を教えて

上げられたら良かったのかもしれないが、

1番難しいとされる10歳で母親が

男を作って家を出て行ったことは

宗佑にとっては女を服従させなければ逃げてしまう

という心が生まれたのかもしれない。

そう考えれば宗佑もまた悲劇の人生だったとも言えるが、

やはり宗佑に対しては確り美知留に

償いをしてもらう必要があった。

その結果が自らの死と引き換えに美知留に

子供を授ける事だったとは

これをどう捉えるかでその後は違ってくるかもしれない。

そんな美知留も宗佑の子を宿して産む決意を固めたのは

1人よりも2人なら生きていけるという思いだった。

そしてここで嫌なシーンが・・・でも大丈夫でした。

そしてついに美知留と瑠可とタケルが再会し、

これからの事を話し合った。

そして辿り着いた答えが3人プラス子供と共に

家族になる事だった。

それぞれ心の病気を抱えた3人だからこそ

辿り着いた結論なのかもしれないけれど、

こういう結論を確り理解してあげられるかは

人それぞれになるだろう。

そしてついに出産へ向かった美知留は難産ながらも

無事女の子を出産した。宗佑の子供に罪はない。

それはその通りだ。

いくら血が繋がっていてもその子の人生はその子にある。

既に父親のいない子供にとって

これからの本当の父親は瑠可でありタケルであり、

母親は美知留なのだから・・・

それが辿り着いたラスト・フレンズであり、

ファミリーへと形を変えた。

このドラマの総評としてとにかく

色々な心の悩みを抱えた者たちが集まり、

それぞれの結論を出していった。

中には普通の恋愛ができない人もいるだろうし、

その人たちにとってそれは人とは少し違うだけで

同じ人間なんだという事を最後はやさしく語ってくれた。

宗佑のような事は起きてほしくない悲劇だったけれど、

美知留と瑠可とタケルは3人でフレンズから

ファミリーになる事で共に生きていく事を選択した。

婚姻関係にはならない4人だけれど、

心の絆は3人の婚姻関係であり、

これからもその関係は続いていく事だろう。

私はこのような形を理解したいと思う。

形は決して1つじゃない!

そのベストな形に辿り着いた時に

互いの愛は永遠となるだろう。

これからの4人の家族が幸せであるように祈りたいと思います。

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