7日公開の映画「ザ・マジックアワー」を鑑賞した。

この映画は三谷幸喜2年ぶりの監督作品で

やくざのボスの女に手を出してしまった男が

やくざのボスから伝説の殺し屋を探してくるように言われ、

連れて来たのが無名の役者・・・

その役者が殺し屋を演じていく奇想天外な

コメディー喜劇ストーリーである。

個人的には相性の悪い三谷作品だが、

今回の作品は現実と映画撮影をゴチャゴチャにした

発想に最後まで予想外の展開が

続き思わずあっけに取られてしまうだろう。
あんぱんちさまから二度と三谷作品は観ない方が

いいと言われたけれど、

忠告聞かず観てしまいました。

他にも話題作が多かったんだけれど

まあこの作品を選んだのは監督というよりは

役者なので別に嫌いだからといって

評価1をつける事はしませんし、

本当に観たくなければどんなに

いい役者が出ていても観ません。

という事で今回なんだけれど、

とにかく発想がまあ三谷監督らしいというか

舞台と現実を一緒にしてしまった感覚だ。

それを解ってみているからこれが面白くて笑ってしまう。

何より三谷作品では珍しい結末が意外過ぎる

展開には最後であっけにとられて終わってしまうだろう。

キャスト

赤い靴の支配人でボスの女に手を出してしまい

そのピンチに映画監督として伝説の殺し屋を

役者に演じてもらう事で人生最大のピンチを逃れようとする

備後登演じる妻夫木聡

備後にだまされて雇われた3流役者で殺し屋の

主演映画と思い込んで役者人生を掛ける

村田大樹演じる佐藤浩市

かつてのクラブの踊り子で今はギャングのボスの愛人であり

魔性の女高千穂マリ演じる深津絵里

クラブ赤い靴の従業員で秘かに備後を慕い、

思わぬ行動に出る鹿間夏子演じる綾瀬はるか

村田のマネージャーでこの映画撮影に

疑問を抱いている長谷川謙十郎演じる小日向文世

巨大な勢力を持つギャングのボスで裏切った

人間は許さない天塩幸之助演じる西田敏行

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

港町・守加護でクラブ「赤い靴」の支配人を

任されている備後は、ギャングのボス・手塩の

情婦・マリに手を出したのがバレて大ピンチ。

5日以内に幻の殺し屋・デラ冨樫を探し出して

連れて来なければ命はないと脅される。

が、デラの居場所に皆目見当もつかない備後は

替え玉を仕立てる苦肉の策に出る。

そこで白羽の矢が立ったのが売れない

俳優・村田大樹。主演映画を撮りたいと

村田を騙し守加護へ連れて来るのだった。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして三谷監督作品の相性が

悪い私だったけれど、

最初から最後まで十分楽しめる内容だった。

確かにマジックといえばマジックだし

あまりにも無理なシュチエーションで

騙そうとするからこれは無理だろう!

という感じで笑ってしまう。

それを狙ったのが三谷監督なのだろうが、

この映画ではまずテーマが映画を中心にした

映画のストーリーと言える。

その中でギャングが絡んでくる。

ボスの女に手を出した備後が騙そうとして

連れて来たのが三流役者だった訳だけれど、

これがギャングのボス相手でなければ

案外騙し通せそうな感じもするが、

ここはあえて無理なシュチエーションで

描く時点で三谷監督らしい演出だ。

そしてそこで何故に古い映画が数多く登場するんだけれど、

これは三谷監督が映画に対する思いを

表現したかったからでもあるだろうし、

伝説の殺し屋を演じる役者に殺し屋になり切ってほしい

という演出と捉える事ができるだろう。

そして始まった人生一代の”映画撮影”で

いきなり伝説の殺し屋デラを演じる

村田はアドリブで演じる。

これも役者だからこそできる演技という事もあるし、

元々演技派が揃う面々なので演技については申し分ない。

そして次々ドタバタ劇を続けるうちに

これは映画じゃない事に気づき始める

村田はそれでも殺し屋デラを演じ続ける。

演技でありながら銃撃戦を駆け抜ける当り

これはさすがに体当たりなシーンではある。

そして逃げ出そうとした時備後と

村田は捕まってしまい絶体絶命!

しかしそこでボスの愛人マリが現れて命だけは助かる。

しかしそこで映画撮影は嘘とわかった村田だったが、

ある映画館に立ち寄って偶然撮ったフィルムを

観て再びデラを演じる事を決意して戻ってくる。

果たして主演村田はデラを最後まで演じる事ができるのか?

そしてこのストーリーの結末は?

そしてギャングのボスとマリはどうなるのか?

備後の運命は?

夏子の思いは?

結末は劇場で観てほしいけれど、

とにかく最後は何でそうなるの?

という結末にみんながあっけにとられてしまう。

最後の最後もまたまたこれで撃退?

という演出には思わずビックリしたけれど、

元々映画撮影と本物のギャングとゴチャゴチャにした設定が

最後まで笑えるストーリーとして観る事ができた。

総評として最初から笑えるストーリーだけれど、

最後はビックリする結末にあっけに

とられるかもしれないけれど、

これが三谷ワールドと思って観れば十分納得する内容だ。

嫌いな監督さんだったけれど、

高評価を下しただけに嫌いだけれど

評価は別という事を解って頂ければと思います。

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