4日ドラマ「ホカベン」第8話を視聴した。

今回は医療ミスを手がける事になった灯が

医学と法律の違いの壁にぶつかり悪戦苦闘するが、

証拠保全が通りその中で医療ミスの証拠を掴み、

示談へ優位に進める手を見つけるが

その先にみたのは医療という

難しい世界だったシーンがメインだった。
ストーリー

「プロボノ廃止」の議論が渦巻くエムザ法律事務所。

そんな中、プロボノの行く末を案じた怜子から頼まれた灯が、

弁護士にとって最も難しい分野のひとつとされる

医療裁判を手掛けることになった。

被害にあったのは、ニュークリニカル病院に

入院中の河合優子という48歳の主婦。

1週間前に脳動脈瘤の手術を受けた優子は、

その後、植物状態になった。

夫の照夫と娘・里奈が、

主治医で執刀医の藤木勇二が手術中に

手術室を抜け出したとの看護師の噂を耳にし、

医療ミスを疑ってエムザに相談を持ち込んだのだった。

話を聞いた灯と杉崎は、裁判を起こす前に優子のカルテ、

検査結果などの資料が必要と判断。

病院側の提示の拒否や、改ざんに対抗するため、

裁判所に証拠保全を求める手続きする。

しかし、病院側から、優子の退院要求が出た。

医療ミスで訴えを起こそうとしている

灯たちの動きを知った病院が、

手術の必要のない患者をこれ以上置いて

置けないといけん制をかけてきた。

そして藤木は海外から研究員として招請されるほどの名医で、

なおかつ手術中に手術室を出る行為だけでは

医療ミスを証明できないとわかる。

灯と杉崎は、活路を求めてカルテなどの資料を分析。

その結果、手がかりになりそうな一文を見つけて――

以上日テレホカベンHPより


今回は医療ミスに関する弁護だった訳だけれど、

確かに法律家にとって医療は医学分野になるので

法律とはまた別の知識が求められる。

一般知識では対抗できない部分でもあり、灯は当初苦戦する。

しかし証拠保全を認められたことでカルテから

医療ミスのキッカケになる記述を見つける。

しかしその証拠を確認する事が困難な灯・・・

確かに同業者としてそんな自分に不利になる事を

教えたがる医者は少ない。

そしてついに証拠を掴んだ灯だったけれど、

それは1人の若者の未来を潰す事でもあった。

結果は示談金3000万から8000万を

獲得する事で患者側にとってはそれなりの成果となったけれど、

医療的な事で考えると実に難しい判断になる結末となった。

医者とはいえ失敗がない商売ではないが、

1つの失敗で医者としての未来を

無くしてしまうという現実もみた。

大きな志を持って医療に取り組んでいた

1人の若者を医療ミスで未来を奪ってしまった。

もちろん患者側に対してそれが許される

というものではない事を前提とするが、

医療も失敗を経て得た事も少なくない訳だし、

人は成功でしか得られない事ばかりじゃないと私は思うし、

何より失敗から学ぶ事もある。

それはどの分野でも同じだが、

医療というのは他のどの商売よりも

失敗は死を意味する商売なのだという事を

改めて知った現実でもあった。

失敗から学べない成功しか学ぶ事ができない

医学の世界は命の尊さ思い知った灯だった。

次回は杉崎が懲戒請求で訴えられる。

杉崎の大ピンチに灯は何をできるのか?

灯りの行動に注目だ。

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