31日公開の映画「僕の彼女はサイボーグ」鑑賞した。

この映画は1人で誕生日を迎えた青年の前に

突如現れた美人の彼女と付き合う事になるが、

その彼女は未来から来たサイボーグである

使命を果たすために青年の前に現れて

色々な危機を救うストーリーである。

猟奇的な彼女のクァク・ジェヨン監督という事で

韓国映画のテイストを盛り込んだ作品だが、

その愛を理解する事はなかなか難しいかもしれない。
鬼門韓国映画という事ではあるものの、

キャストは日本人という事で観る事を決めていたんだけれど、

面白いかもしれないが作品的にはかなり低い評価になるだろう。

脚本的にはこのシュチエーション明らかに無理があるのでは?

という事もあるし、何より正義とうたいながらあれってあり?

という趣旨がありそういう観点から

私はこの作品をレビューする事になるだろう。

キャスト

遠い未来からタイムマシーンでやってきたサイボーグ、

1年前に会った彼女とソックリだが、

その強さは半端じゃなく、

ある目的のために青年を守るサイボーグ彼女演じる綾瀬はるか

誰も誕生日を送ってくれる人もいない青年、

誕生日には自分から自分への誕生日プレゼントを

贈っていたがサイボーグ彼女の登場で

色々な出来事に遭遇するジロー演じる小出恵介

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

20歳の誕生日、祝ってくれる友達もいないジローは、

街で“彼女”と出会う。

最高に楽しい一日を過ごすが、誕生日が終わる頃、

彼女は姿を消してしまい、それから会うことはなかった。

1年が過ぎ、去年と同じように一人で

誕生日を祝っているジローの前に、“彼女”は現れた。

必ずまた会えると信じていたジローは喜ぶが、

再会した彼女は何だか去年と違うような…。

実は、彼女”は未来から送り込まれたサイボーグだったのだ!

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてまず冒頭から

これプログラムミスでしょう?

といわんばかりの展開にはおいおいという感じだ。

いくらなんでも冒頭から食い逃げや買い逃げは

作品としてマイナス点が大きい。

未来から来たならせめてそういうプログラムミスは

犯さないでほしいものだ。

と思うと銃撃犯を撃退したり、

火事から少年たちを救ってみたりと

あなたの正義な何なんですか?

というシュチエーションだ。

未来から来たサイボーグだが、

その1年前に同じ姿をした美人と出会っている。

この美人とサイボーグとの関係は?

実はこれについてはどうも納得がいかない部分がある。

サイボーグはるかは木星の衛星イオの合金で

できているという事だが、

これから60年後にそこまで人類が行けるのか?

これが月の合金ならまだ可能かもしれないが

それでも一般に販売できるまで時間が掛かるので

これも現実的じゃない。

この時点で脚本失敗という感じだ。

それを差し引いたとしても最終的に

この製造者は一体誰だったのか?

という結論に至ってしまう。

明らかに60年後にあの老人が作れるとは思えないのだが・・・

そしてサイボーグはるかに施されたプログラミングだが、

人工知能を仕組むのは良いとしても

そこで食い逃げや買い逃げのプログラムミスを犯している

ところにあなたにとって食い逃げと買い逃げは

正義に反しないんですか?と問いたくなってしまう。

プログラミングのプロというなら

そういうプログラムミスはしないでほしいものだ。

しかし何故こういう流れになったのかは

未来さえ知っていれば納得できる部分ではあるゆえ、

非現実的な部分を差し引けば確かに

面白いサイボーグはるかだ。

実際にこんなやたらめったら強い彼女がいたら

私ならいくら美人でも相手にしたくないけれど・・・

そこに襲い掛かってくるジローの災難、

1年ぶりにあったはずだった

彼女はサイボーグはるかだったが、

そのサイボーグはるかに銃撃犯から

救ってくれたと思えば、

授業で居眠りしたジローが授業を撮影して救ってくれたり、

かと思えば火事現場の少年たちを救ったり、

立てこもり犯は撃退したりと、

そんな彼女に嫉妬していくジローにとって

サイボーグはるかはかけがえのない存在となっていく。

そんなある日嫉妬したジローはサイボーグはるかに

嫉妬して嫌いになる。

しかしそれはサイボーグはるかを愛してしまったから

こその行動だった。

サイボーグはるかがいなくなったある日

東京に未曾有の大地震が襲う。

街は壊滅してしまい、ジローも絶体絶命!

そんな時に再びサイボーグはるかが現れジローを救う。

でも立ちはだかる苦難の数々にジローの運命は?

そしてサイボーグはるかの本当にされたプログラムとは?

結末は劇場でみてほしいが、

最初の冒頭がなければ私自身この作品面白かっただけに

評価を低くしたくない作品だった。

ただ私の正義がそれを許さないだけに

そのプログラムミスに対する大減点は監督に対する

抗議と受け止めてほしい。

プログラムは人間の感情を理解する事が可能なのか?

と言われてしまうと確かに難しい点はあるかもしれない。

しかし今の技術が進歩すればサイボーグも

人の感情を理解できるようになるのではないかと思う。

しかしそれはある意味危険な部分も

秘める事になるので全てが良いとは

いえない部分はあるけれどね。

総評として時を越えた愛というべき部分は

確かにわかるけれど、

はたしてこれが本当に良かったのかな?

と思うと私は否定したい。

何故ならこれは理想のプログラムだからだ。

こんなプログラム通りの彼女が現れたら

そんな理想な人生もないだろうし、まずあり得ない。

それだけ彼女の感情を理解するのは困難な事なのだ。

ゆえに私自身現実をみてほしいと思う。

こんな美人の彼女がそばにいたら

それこそ誰もが嫉妬しそうだし、

私の現実にはないなあ・・・

そんな彼女をものにしている人は

絶対離してはいけませんよ!

サイボーグはるかにぶっ飛ばされたい?

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