1日公開の映画

「相棒−劇場版− 絶体絶命!42.195km

東京ビッグシティマラソン」を鑑賞した。

この映画は人気ドラマ「相棒」の劇場版で、

次々起こる殺人事件に会員制SNSサイトの

処刑リストに掲載された人物が殺されている事がわかり、

その事件を杉下右京と亀山薫が追っていくストーリーである。

事件を扱った映画としては連続ドラマ以上の

ドラマを感じさせる内容となっており、

事件の背景を知った時あなたは事件の真相について

考えされられる事になるだろう。
私自身ドラマ相棒は殆ど観た事がないので

またもや未読作品となるんだけれど、

テレビシリーズでは既に6シリーズ目に

突入しており満を持しての映画化となった。

元々私自身テレビ朝日のドラマって殆ど視聴した事がない。

時間が合わないなど同時間に別のドラマや番組があり、

テレビ朝日のドラマは私にとっては番外地である。

そんな中でGWの話題作として

当初予定のなかった作品だったが鑑賞する事にした。

水谷豊さんのドラマや映画は火サス以外では

「刑事貴族」というドラマ以来となる。

もう今の高校生が生まれた頃の

刑事ドラマなのでこのドラマを覚えている人は

30〜40代以降になるし、

水谷豊の代表作といえば「熱中時代」という

日テレ史上屈指の視聴率40%を叩き出したドラマがある。

寺脇康文もかつて「刑事貴族」に出演していたので

その時は主役と部下という関係だったが、

今ではW主役という感じになった。

私にとってはそのイメージが抜けないんだけれど、

15年を経た今でもそのイメージとは

あまり変わらない部分はある。

よって20代前半の人にとっては

サッパリな内容となったけれど、

そんな思い出を思い出しながらレビューしていきたいと思う。

キャスト

警視庁特命係・警部、抜群の頭脳を持つが、

自らの信念を導く頑固でユニークな性格が災いして

特命係に島流しされた。亀山薫とのコンビで

数多くの難事件を解決していく杉下右京演じる水谷豊

捜査一課で失態を犯して、リストラ要員として

特命係に左遷されたが、右京と出会った事で

良き相棒となる亀山薫演じる寺脇康文

右京の元妻で小料理屋「花の里」を1人で

切り盛りする宮部たまき演じる高樹沙耶

元帝都新聞社の警視庁記者クラブ詰めの記者だったが、

現在はフリーで亀山と結婚している

亀山美和子演じる鈴木砂羽

他多数のキャストでストーリーは進行する。

ストーリー

現場に謎の記号が残される殺人事件が連続して発生。

記号をチェスの棋譜と看破した

警視庁特命係の杉下右京と亀山薫は独自の捜査に乗り出し、

被害者全員に連絡を取っていた少女・やよいを割り出した。

しかしやよいへの取調べは弁護士によって阻止され、

捜査は行き詰ってしまう。

そこで右京は事件に関連するサイトの管理人と

メール交換によるチェス勝負に挑む。

結果は右京の勝利。しかし投了図は、

予期せぬものを示していた……。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして2時間ドラマの延長戦ではない

創りになっている事には映画化の本気度が冒頭から伺える。

事件は会員制SNSの処刑サイトから

事件のカギとして事件が発生していく訳だけれど、

そもそもSNSって安心して書き込める

Webツールとされているが、

私にしたらWebサービスに安全なツールはないと

感じているのでSNSなんて会員制であって

会員制でないも同然だ。

そもそもネットの場合匿名性を活かして

書きたい事を掛けるものの、

それを悪用しているケースも多い。

私自身も記事内容が毒舌だったりするので

攻撃対象になる事もあるけれど、

そんな1部の悪用サイトから事件が発生するのは

健全に運営しているサイト管理者にとっては迷惑この上ない。

そしてそこから1人の人物が狙われる。

国会議員の片山雛子という外務省だった

父の意志を受け継いで衆議院議員になった駆け出しの議員だ。

彼女が狙われた理由が数々の失言とは言うけれど、

それを言ったら失言した人物は全てその対象になる訳だが、

これには裏があった。

そして事件を追っていた右京と薫がある人物を特定する。

守村やよい、彼女はかつて海外ボランティアで

現地ゲリラに殺害された兄の妹で、

その事件によって名前を変えていた。

そしてその父親である木佐原芳信は

その事件が原因で大学教授の職を追われていた。

そんな中でもう1つの事件が起こる。

それは東京シティマラソンを標的とした爆破予告だった。

犯人との遭遇を目論んでいた右京は

処刑リストのサイトで管理者との接触に

成功しチェスで勝負を挑みあるキーワードを手にする。

それはチェスに見立てた東京シティマラソンの

コース図だった。

しかしチェスでコース図を企てるとは

なかなかの頭脳犯だ。

そしてそこから右京の頭脳が冴え渡る。

犯人はレースに参加しており、

ICチップでその位置を特定できるシステムで

犯人を追うが参加者が多く犯人を捕まえられない。

そんな中犯人の標的を知った右京は薫に爆破を阻止を指示し、

自らも捕まったやよいを救出に向かうが、

閉じ込められてしまう。

果たして右京の運命は?

そして事件の本当の真相とは?

この続きは劇場で観てほしいけれど、

事件の真相は本当にに単純なものじゃなかった。

私自身事件の真相を知った時果たして

この結末は本当に良かったのか?

と疑問定義のまま終わった作品も最近珍しい位だ。

その事件とは外務省が関わった

海外ボランティア殺害拉致事件なのだが、

これって実際にも5年前に起きた事件を

モチーフにしたものと考えるのが普通かもしれないが、

現実に起こった事件を映画として

題材にするところはなかなかできるものじゃない。

あの事件については私も覚えているけれど、

映画の結末に繋がってしまう部分なのだが、

私自身はあの事件については海外旅行をする時には

外務省が通知している

旅行危険レベルというのが存在しており、

そのレベルが高いレベルの国というのがある。

その国は主にイラクや内戦の酷い地域を指すんだけれど、

その地域に救援ボランティアとして行ったとしても

私自身は戦場へ行くものだと考えているので

そこで命を落とす事になったとしても

それはその覚悟で行ったはずなのだから

拉致されて命乞いをしても

私自身は自業自得だと思っている。

ジャーナリストもその覚悟で

常に世界を回っている人もいるのだから、

それがわからずに現地へ向かうのだったら

それはどんな理由であろうとも本人の責任になるし、

それは誰の指図でもないと思う。

誰かの責任として扱うのは私としては納得し難い事だ。

命を掛けてでも救助に向かう覚悟で向かったなら

その結果命を落としたならそれは

その人にとって覚悟の渡航となるのだから・・・

この結末を考えるとこの結末が果たして

最善の結末なのだろうか?

と疑問定義のまま完全な答えは私は出し切れていない。

ただ個人的な意見としては戦場へ行く以上

死は避けられないと考えるべきであり、

その結果そうなったならあくまで本人の責任であり、

家族の責任ではないと考えるべきだと思う。

総評として事件としてはとても頭脳的で

かつそれだけで終わらないストーリーには

奥深さを感じる事ができた。

最近は事件さえ解決すれば

真相は浅いという事件が多いけれど、

この事件に関しては事件も難解で

その先にさらに事件の真相の真相があった。

この結末に対して観た人がどう思うのかはそれぞれだが、

最後まで疑問定義を残した事件としては

実に上手く描かれた劇場版シリーズだったと思います。

ブログランキング・にほんブログ村へ

Ranking ブログランキングに参加しております。

相棒検定 (タツミムック)


相棒-劇場版-絶体絶命42.195km東京ビッグシティマラソ (扶桑社ムック)


相棒 劇場版―絶体絶命!東京ビッグシティマラソン42.195km


TIME CAPSULE(初回限定盤)(DVD付)


相棒-劇場版-オリジナルサウンドトラック