29日Jリーグ08第9節1日目が行われ、

アルビレックス新潟はホーム東北電力ビッグスワンスタジアムで

16位東京ヴェルディと対戦し0対0のスコアレスドローで

2勝4敗3分勝ち点9得失点差−6で

15位のままだった。

得点力不足で勝利できなかったが守備は安定し

これでリーグ戦3試合連続完封となった。
フッキの復帰戦という事でDF陣は嫌でも

フッキをマークしなければならない試合となったが、

逆にフッキが出場する事でマークする選手が

限られるメリットもあった。

対して新潟は東京Vの福西が出場停止で

これをどう活かすのかに注目した。

しかしまだ前線への攻撃が噛合わず

カウンターも利かない状態ではゴールは遠かった。

アルビレックス新潟のフォーメーションは4−4−2

GK北野

DF

右SB内田 CB千代反田 CB千葉 左SB松尾

MF

ボランチ 木暮 寺川

右MFマルシオ 左MF松下

FW矢野 アレッサンドロ

前節からダビィと松下を入れ替えて臨んだ。

試合は前半から東京Vの3トップフッキ、

レアンドロ、ディエゴの3人で

怒涛の攻めを仕掛けるが

これが逆にワンパターンとなり

新潟は組織的な守備で対抗する。

確かに3人の攻撃は強力だが、

福西の欠場で中盤からの攻め手を欠いて

3外国人以外の攻撃は殆どなかった。

とにかく遠かろうがサイドだろうが

お構いなしにシュートを打ってくるが

尽く枠外やGK北野の正面で終わる。

一方新潟もサイド攻撃とMFマルシオのパスとドリブルで

突破を図るが守備を固める東京Vのゴールを破れず

前半は0対0で折り返す。

後半になると新潟にチャンスが到来するが、

FWアレッサンドロの技ありのシュートは

惜しくもゴールポストを叩き、

これが新潟最大のチャンスだった。

それ以降も東京はフッキがお構いなく

シュートを放つが枠外、新潟もCKなどで

チャンスを作るが最後までゴールを破れず

結局決めてを欠いて試合終了した。

この試合を振り返ると守備は最後まで

ゴールを破らす事なくこれでリーグ戦

勝ち点9と盛り返した。

守備に自信を取り戻したのは収穫だったけれど、

今度は攻撃面では課題もあった。

MFマルシオの復帰で中盤でのキープ率は

格段に上がったが、問題はFWとのコンビネーション、

私としてはFW矢野の献身的な守備は買うけれど、

その守備が逆に攻撃の時に足かせになってしまっている。

確かにFWの守備は良いが、

前線でかき回ってしまうために

攻撃のときFWにはアレッサンドロしか残らず

カウンターが掛からない。

エジミウソンの時は自らドリブル突破で

ゴール前まで持って行ってくれたが、

アレッサンドロの場合周りを活かして

自らもゴールを狙うタイプなので

常にアレッサンドロと2人残らないと

アレッサンドロは孤立してしまう。

守備に専念するのも結構だが

守備だけのFWでは得点は限りなく遠くなってしまう。

アレッサンドロのように常に

前線に張ってもらわないとゴール前まで

戻って守備されてはカウンター攻撃ができる訳がない。

この試合でもアレッサンドロ1人取り残されていた

ケースが目立ち彼へのフォローがこれからの課題となる。

この試合は3外国人への守備に追われた事を

差し引いても悲観する試合ではない。

最も東京Vは前節首位名古屋を完封して

勝利しただけに簡単に勝利できる相手ではなかった。

問題はこれからFW陣が奮起する必要があるけれど、

次節はFWアレッサンドロが出場停止という

ハンディも背負うが、

大分もボランチのホベルト、

DFの森重が出場停止と大分も主力を欠く事になる。

これがどういう試合展開に及ぼすのか?

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いち早く下位から抜けだそう!

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