2日Jリーグ08第4節が行われ、

アルビレックス新潟はホーム

東北電量ビッグスワンスタジアムで

首位鹿島アントラーズと対戦し0対2で完敗し、

0勝4敗勝ち点0得失点−8で最下位のままだった。

王者相手に完全に力負けしたものの

明日への光とサポーターの魂を観た試合だった。
現在開幕3連敗中のアルビレックス新潟は

J1昇格して最大のピンチといえる戦いを送っている。

最大の原因はエジミウソンの穴なんだけれど、

4年間彼の存在がいかに大きかったか

この5試合で大きく感じる事になっているが、

何時までも誰かがいなければ

勝てないチームでもいけない訳で、

脱エジミウソンが今季のテーマでもあった。

ただそれ以上に選手登録が26人と

J1最少という事もあり、怪我人が4人発生しており、

22人で回している苦しい台所事情もある。

そんな最悪な状況の中で迎えた

王者鹿島との戦いは王者に

圧倒されながらも果敢に攻めた。

アルビレックス新潟のフォーメーションは4−4−2

GK野澤

DF

右SB内田、CB千代反田、CB永田、左SB中野

MF

ボランチ千葉、木暮

右MF寺川、左MFダビィ

FW矢野、アレッサンドロ

前節MF本間が負傷し全治1ヶ月以上と

長期戦線離脱を余儀なくされ、

代わって新人の木暮が先発で出場した。

前半から王者鹿島の前に新潟は

右に左に守備で翻弄され続ける。

新潟もサイド攻撃から

鹿島ゴールを目指すがゴールは遠い。

そして前半14分に鹿島はDF内田のクロスを

FW田代がヘディングで決めて先制を許す。

その後に鹿島の波状攻撃を受けるが

何とか凌いで新潟のチャンスを作るが、

鹿島ディフェンスの前にゴールができず前半を終了する。

後半になっても鹿島の猛攻は続き

後半5分にMF小笠原のシュートが決まり

2点をリードされたところで

新潟はMF寺川に代えてMF田中を投入する。

そこから多少支配率が上がるが

シュートレンジまで至らない。

しかし鹿島が後半27分にMF本山が

2枚目の警告で退場になると

支配率は新潟が良くなり、果敢にゴールを目指すが、

最後にディフェンスを崩せず、

その後FW河原らを投入した

最後の最後まで破る事ができなかった。

これで新潟は4連敗で出口の見えない

トンネルのままになっている訳だけれど、

開幕からここまで低迷の原因の1つはリーダーの不在、

昨シーズンはキャプテンマークこそ

シルビーニョや本間が付けたけれど、

事実上のリーダーは坂本だった。

しかし千葉のピンチに心を動かされ千葉へ

戻っていった事でリーダーシップを

取れる選手が不在になってしまった。

2つ目は得点力不足、

これは新外国人アレッサンドロとダビィの

連携不足もあるけれど、

やはり簡単に日本のサッカーに対応できるほど

Jリーグは甘くないという事もあると思う。

アレッサンドロの動きについては

ポジショニングは良いんだけれど、

エジミウソンと違い

キープ力を活かした強引なドリブルではなく、

パスワークを活かしたチャンスメーカーなので

全くタイプが違う。

エジミウソンと同じ役割を求めるなら

これは完全に間違いになるので

アレッサンドロを活かすなら

いかに攻撃的MFとの連携が

上手く噛合うかがポイントになるだろう。

ナビスコ杯ではFKの制度あるキックも

披露しているだけに彼に活かし方を

もう少し考える必要があるだろう。

その3若手の起用に消極的、

簡単に言ってしまうとマルシオの離脱で

不在の右MFに寺川を起用しているけれど、

この起用をするのなら最初から

MF田中を起用して攻撃的に行くべきだと思う。

確かにベテランの力も必要だが、

今の寺川の場合は先発より

途中出場で献身的に守備と攻撃で

起用した方が良いと思う。

それ以上にボランチの控えも本間の負傷離脱で

不足しているだけにボランチの控えで

待機させるべきなのでは?と思う。

以上の事をポイントにしていけば

まだまだ30試合ある訳なので十分挽回できる。

最後にサポーターたちは選手を見捨てない!

共に闘うと試合終了後選手たちを励ましている姿が

ある限りまだまだ大丈夫だ。

第6節まで強豪ばかり続くが

ここを乗り切れば必ず復調の兆しが見えてくるはずだ。

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