27日国際親善試合U-23日本代表対アンゴラA代表戦が

国立競技場で行われ、

1対1で主力を多数欠いた日本代表が

アンゴラA代表に対して果敢に攻めてドローを勝ち取った。

試合は前半から日本が積極的なプレスと速攻で

攻勢に出てアンゴラゴールを脅かす。

アンゴラもフル代表の実力を次第に発揮し

日本の中盤が空いたところを積極的に

シュートを打つが前半は両チームとも無得点で折り返す。

後半になると日本が説教k的に攻撃を仕掛け、

ミドルシュート、サイド攻撃で

アンゴラゴールに襲い掛かり、

後半8分にFW豊田のゴールで待望の先制点を上げる。

その後に日本は果敢に攻めるが

アンゴラディフェンス陣に阻まれ、

逆に後半31分にカウンターから突破を許し

途中出場のFWジャンジに決められ同点とされた。

しかしその後は日本が終始アンゴラゴールを攻めて

フル代表相手に互角以上の戦いを見せる事ができた。

結局試合は1対1のドローだったが、

スコア以上の収穫を得た試合となった。
フル代表が飛車、角、金抜きだったと言われるが、

五輪代表も水野、本田圭、本田拓、水本、内田、

家永、柏木、梶山、平山、森島らを欠いているわけで

飛車、角、金、銀抜きの中で積極的に最後まで

ゴールを果敢に目指した。

守備面についても水本、梶山を欠いても良く守った。

平山が落選するほど熾烈な争いをしている

五輪代表は今のフル代表にない危機感がチーム内にあり、

各選手とも本戦までに必死でアピールしていた。

反町ジャパンのフォーメーションは3−5−2

GK西川

DF CB青山直、CB伊野波、CB森重

MF ボランチ 細貝、青山敏

右SH長友 トップ下梅崎、左SH上田

FW 豊田、李

両サイドハーフは長友と上田が、

ボランチには細貝が入り水本の穴埋めには

森重を起用するなど新戦力を積極的に起用した。

試合は前半から日本が前線から積極的に

プレスをかけてボールを奪い奪ったら

速攻パスでサイドへ散らし、

前線への飛び出しを積極的に挑戦した。

しかしさすがドイツW杯出場国とあって

前半20分過ぎから前線と中盤が空いた事で

キープされミドルレンジからシュートを打たれるが

制度を欠き事なきを得る。

前半は無得点で折り返した。

後半になると日本は中盤を修正した事で

主導権を握りだし、アンゴラゴールに襲い掛かる。

そして後半8分に右サイドを破り、

クロスをFW豊田が決めて待望の先制点を上げる。

さすがオシム監督の元でコーチをし、

オシム監督のサッカーを引き継いだだけの事を

この試合で確り示した。

その後に日本は攻め続けるがゴールを割れず、

逆に後半31分にアンゴラはカウンターから

FWジャンジに決められ同点とされたが、

その後も日本はロスタイムまで

積極的にゴールを目指したがそのまま試合終了となった。

この試合に置いてこれだけ主力を海外、

A代表に取られベストメンバーを組めない中で

1年7ヶ月で70人以上の選手を

起用してきた成果が発揮された。

ある程度固定してしまうと非常事態になった時に

代わりの選手がいなくなるだけに、

反町ジャパンでは積極的に選手を呼び、そして起用した。

その効果は最終予選の時に梶山、本田拓を

怪我や出場停止で欠いた時にバックアップメンバーで

見事に切り抜けた。

起用されるという事で当然選手のモチベーションは高く、

相手に応じてシステムが変更されるのは

反町監督の18番だけれど、

それに応じられるだけの選手を確り起用している。

今日起用された選手の多くはクラブでも

起用されているポジションの選手が多く、

何時ものポジションでプレーする事で

持っている能力を発揮する事ができている。

そして攻撃パターンも素早くサイドへ散らして突破したり、

ロングフィートでFWを走らせたり、

そしてチャンスと思えばペナルティエリア外でも

積極的にシュートを放った。

それぞれが果敢に挑戦した事でフル代表相手でも

遜色なく戦う事ができた1つだった。

これだけメンバーが代わっても

目指すサッカーは変わらないし、

何よりエースと呼ばれる平山すら

特別扱いせず不調なら容赦なく外す事で

調子の良い選手を使う事でさらに

チーム内に競争意識が芽生えている。

新潟時代は戦力に乏しく全選手でやりくりして

回した経験が五輪代表で活きているし、

システムが変わっても目指す戦術は変わらない事が

五輪代表が主力を欠いても戦えた要因だ。

反町監督には五輪で決勝リーグへ導いたなら

A代表監督に昇格してオシム監督のサッカーを

継承してほしいとも今は思っている。

スコア以上の収穫を得た試合だった。

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