25日MLB開幕戦

アスレチックス対レッドソックス戦が

東京ドームで行われ、

松坂大輔投手が日本人2人目開幕投手として

先発し5回95球、2安打、6四死球、6奪三振、

2失点でクオリティースタートを果たせず降板したが

勝敗に関係なかった。

9回には岡島秀樹投手が登板し1回無失点で切り抜けた。

試合は延長10回にレッドソックスが

4番ラミレスの2点タイムリー2ベースで勝ち越し、

最後抑えのパペルボンが抑えて

6対5で岡島投手が勝ち投手となった。
日本では3度目となるMLB開幕戦だけれど、

本場メジャーのプレーを観れるまたとない機会だけに

球場で観る事ができた人には

本当に貴重な体験だったと思います。

さてメジャー2シーズン目となった松坂投手だけれど、

松坂投手の課題といえるコントロールが

この試合では大荒れで

初回にはホームランなど2失点すると、

2回にも四球で満塁のピンチを招く投球で冷や冷やしたが、

3回以降は序々に緊張がなくなり安定感を取り戻した。

日本時代ならここから本領発揮の場面だが、

MLBでは中4日100前後という目安があるので

序盤で投球数を投げてしまうと

クオリティースタートの6回3失点以内が難しくなる。

この試合では1,2回の60球が響き

5回でマウンドを降りた。

1年間ローテーションを守り続けた松坂投手だったが、

12敗している点を踏まえても序盤での乱れる点が

2シーズン目の課題ともいえる。

それでも尻上がりに調子を上げていく

あたりさすが松坂投手ともいえる。

一方チームが同点になった9回に登板した

岡島投手は巨人時代には何時も投げていた

東京ドームだったけれど、

巨人でセットアッパー&抑えをしていた

岡島投手が世界一のセットアッパーとして

凱旋するとは誰が予想しただろう?

巨人時代には持ち味の荒れ球が悪いと

散々巨人ファンから言われ続けたが、

新天地でその荒れ球で見事大活躍し、

FAでレッドソックスに移籍し、最高の補強と称された。

巨人時代の岡島投手の不調は巨人ファンが

彼をダメにしていたと捉えても良いのかもしれない。

一方この試合では4年前に

巨人に在籍したコーリーも登板したが、

日本時代は何しに来たか?

と言われた投手だったが、

メジャーに戻ってから見事なリリーフ投手として

これまた違った凱旋を果たした。

両投手とも巨人時代には散々な酷評をファンから

聞いていたけれど、

この姿を観て自分たちの見る目のなさを

思い知らせたのではないかと思う。

私はコーリーはともかく、

岡島投手はかなり評価していただけに

この活躍はとても嬉しい限りだ。

今年も松坂、岡島投手の活躍も楽しみだが、

多くの日本人選手がメジャーで活躍し、

日本のレベルの高さを証明してほしいと思います。

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