16日サッカーJ1の浦和レッズは

ボルガー・オジェック監督の解任を発表した。

オジャック監督はドイツ人監督として

2007シーズンに95〜96以来

2度目の浦和監督に就任し

ACL初優勝、クラブW杯3位に導いたが、

昨シーズン終盤からチームの過密日程により

急速に低迷しリーグ優勝を逃して2位になっていた。

今季も戦術面と連携面でのチームとの

意思疎通が図れずチーム内から

不信感の声が上がっていた。

オジェック監督解任により

ヘッドコーチのエンゲルスが監督に昇格した。

これで浦和レッズは次のリーグ戦までにシステム、

戦術の再構築を迫られる事になった。
2試合で解任とは確かに戦術面の事、システムの事、

選手起用の事など色々な面があるけれど、

3月一杯は観続けても良かったのでは?と思う。

2年前にJ2だった横浜FCが

わずか1試合で監督交代した

事例(その後J1昇格)はあるが、

これはハッキリ言って極少数の成功例であり、

シーズン中の監督交代で成績が向上した事例はあまりない。

だいたいが辛うじてJ1残留した例はあるものの、

結局監督が代わる事で戦術、システム面全てが

変わる可能性があるので

これからエンゲルス監督がどういう采配をするのか

まずナビスコ杯の戦いを観ないと正直わからないだろう。

無策という言葉を良く聞くけれど、

正直選手交代については新潟の鈴木監督も

けして積極的に代える監督じゃないんだけれど、

システムや選手構成を考えると

システムを変更しない限り

なかなか交代できるものじゃないんだよね。

浦和の場合3−5−2もしくは3−4−3

というシステムだった訳だけれど、

このシステムで選手交代する時

どのポジションの選手を代えて

どのポジションに入れるか?

そこまで考えないと選手交代はできない訳で、

守備的になるなら攻撃的選手から守備的選手へ

交代してそれに合わせたシステムに代えるし、

攻撃的選手を増やす時はそれに応じて

システムを変更しないといけない。

そうなると同じポジションの選手を交代するか?

システム変更して入れ替えるかになる。

もちろん疲労を考慮して交代する事もあるので

戦況を見据えながら交代していくが、

場合によっては交代しない方がいいケースもある。

いずれにしてもナビスコ杯の2試合で浦和の戦術、

システム面や選手起用を観て行く事になるけれど、

次対戦する新潟にとっては吉と出るのか?

凶と出るのか?

難しい局面になった事だけは確かだ。

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