30日サッカー国際親善試合キリン・チャレンジカップ

日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦が行われ、

3対0で日本が中澤、山瀬2ゴールの

横浜ヘッドラインで勝利し3次予選へ弾みをつけた。

試合は前半から日本が優位に試合展開をするが、

中盤からのロングボールを多投する

単調な展開ではね返され、

前半34分にはDF内田がフリーのチャンスを

シュートを打たずチャンスを潰すなど

決定的なシーンで得点できず終了する。

後半になると日本が再三CKを獲得し、

後半22分CKからMF山瀬のシュートの

こぼれ球をDF中澤のシュートで先制する。

その後日本は再三チャンスを作り、

後半37分にMF大久保のスルーパスを

MF山瀬が2列目から飛び出しGKとの

1対1を冷静に交わしてゴールを決めた。

後半44分にもFW播戸の落としたボールを

MF山瀬が走り込み2ゴール目を決めて快勝した。

これで日本代表は6日のタイ戦へ弾みをつけた。
前半の単調な中央へロングボールで崩す攻めは

オシムジャパンとは明らかに違うが、

中盤でのゲーム作りを放棄した結果なので

全く予想通りのサッカーを展開していた。

中盤のゲーム作りを省略すれば

こういうサッカーになるという事だが、

これが今の日本にとって良いのか?

と問えば疑問視されるかもしれない。

それは戦評で振り返りたい。

日本代表のフォーメーションは4−4−2

GK楢崎

DF

右SB内田、CB中澤、CB阿部、左SB駒野

MF

右MF中村憲 ボランチ鈴木啓、左MF遠藤

トップ下大久保

FW 高原、巻

前回からGK川口から楢崎、

MF山岸から大久保へ変わっただけだった。

試合は序盤から日本がやや優位に試合を進めるが、

戦術が完全にカウンターからの

ロングボール中心になっており、

ディフェンスからの中央へのロングボールが多用された。

サイドからの攻撃もあったけれど、

これもロングボールによる展開が半数を占める。

確かに3列目から走り出す展開はオフサイドはないが、

その分精度も欠く訳で、

キープ力のある中盤の意味合いが消えてしまった。

前半は高原と巻へのロングボール中心では

ポストプレーを狙ったこぼれ球をMFで拾うスタイルでは

MFは得点力が問われる訳で中盤の構成力は必要なくなる。

そんな展開でDF内田がフリーになるが

シュートを打たずパスを出す展開・・・

これで点が入るのか?と思った前半が終了した。

後半は圧倒的に攻める日本は再三CKを獲得するが、

高さのあるボスニア守備陣をなかなか破れない。

CKが10本目になろうとしたところで

ようやくDF中澤が決めて先制する。

こうなると日本の展開となり、

再三再四チャンスを作り、

前がかりになってきたところを

MF大久保がスルーパスで

MF山瀬が飛び出し2点目を上げて、

最後もFW播戸の落としたボールを

MF山瀬が決めて圧勝という展開となった。

この試合では攻撃的MFには大久保と山瀬が

適任という事が最大の収穫だった試合だった。

FW陣無得点をセカンドストライカーのポジションの

山瀬と大久保で得点を狙うスタイルが

今のカウンターサッカーには適正的かもしれない。

私はカウンター+中盤構成サッカーが

好きなので中盤省略のサッカーは不満だが、

今の日本代表ではMFの得点能力を

活かすにはFWはほぼ劣りで使い、

ポストプレーで2列目のアタッカー、

セカンドストライカー、トップ下、ファンタジスタで

得点を狙うスタイルになるだろう。

ジーコジャパンでもFWより

中盤の構成力で得点力を補い、

オシムジャパンでも中盤の構成力で

FWの得点量不足を補ってきた。

そう考えると中盤を省略するサッカーはどうなのかな?

と思うが、FWより2列目が積極的にシュートを狙う

スタイルを日本はこれから確立して行く事が

ジーコもオシムも示した。

これを今後の日本が果たして活かすことができるのか?

もちろんこれは中盤を活かした上での前提であり、

中盤を省略する事では成立しない。

この試合である程度の答えを見つけられたかは

次タイ戦と東アジア選手権でハッキリする。

選手達は今日の答えを確り刻んでほしい。

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