19日巨人は東京ヤクルトを自由契約となっていた

アレックス・ラミレス選手の獲得が

濃厚になったと報道された。

ラミレスは来日7年間で本塁打王1回、打点王2回を獲得し、

今季は204安打を記録していた。

ここまで投手中心の補強に徹していた巨人が

最後の最後で落第点の補強へ向かおうとしている。
ここまで抑え、中継ぎ、先発と投手重点に置いて

補強してきた巨人が最後の最後でまたもや

ど素人編成の本性を現した。

クルーン?

上原投手を先発へ回すならいい補強だし、

藤田?

今季林投手の故障で終盤頼れる

左の中継ぎ投手が不在だった点と

経験ある左の中継ぎ不在という点ではプラスになる。

グライシンガー?

先発を厚くすると言う観点で考えれば

故障者が発生してもローテーションが

崩れないという点では十分過ぎる補強だ。

ここまでは通常辛口の私でも

及第点の編成と評価してきたが、

満員御礼の野手に関してはこの補強完全に編成ミスだ。

既に打線については

小笠原、由伸、阿部、李、二岡、谷選手と

今年は打線で負けた訳ではないし、守備で負けた訳じゃない。

敷いて今季優勝できたのは抑えに上原投手を

配置したからこそであり、

最後は上原投手におんぶと抱っこだった。

中継ぎ陣の故障で苦しんだ後半戦を

上原投手1人で乗り切った投手陣はあったが、

打線については主力に穴が開くほど大きな故障者もなく、

最低100試合以上出場している。

これ以上の主力選手の補強は守備の低下を招く可能性がある。

ましてレフト、ライトの守備が安定していただけに、

ここにわざわざ守備力に難のある

ラミレスを獲得するのはチームにとって

マイナスになるだけでなく、

守備バランスを大きく崩す事になる。

打線が弱く外野守備に目を瞑るならまだ解るが、

巨人の場合その必要はない。

これで獲得するというなら来季は必ず

レフトが守備の穴として狙われるだろう。

レフトの守備という観点ならFAで中日に移籍した

和田選手も似たものだが、何故中日がラミレスでなく、

和田選手だったのか?

やはり守備力を考慮した観点が強い。

少なくてもラミレスより和田選手の方が

まともと観たのだろう。

まだ正式に発表されていないが、

この補強は5年前に失敗した

ペタジーニの二の舞になるだろう。

5年前の反省を一切していない

腰抜け指揮官にど素人フロント・・・

少なくても今言えるのはこれで

リーグ1位になれずCS敗退なら

この責任は監督にあるという事だ。

選手が悪いなど一切のいい訳を

受け付けられないし認められない。

戦力がなくぼやいている監督がいる以上

全ての責任は監督にある。

勝つ事しか知らず、

ベストメンバーでしか戦えない

迷采配が来季最大の不安材料だろう。

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